記録ID: 8037491
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
笠取山・将監峠・飛龍山 2025年テント泊始め
2025年04月19日(土) 〜
2025年04月20日(日)


体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 12:33
- 距離
- 29.1km
- 登り
- 1,803m
- 下り
- 2,269m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 6:03
距離 14.5km
登り 1,243m
下り 572m
15:41
2日目
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:39
距離 14.5km
登り 560m
下り 1,697m
天候 | 【一日目】 黒槐のコルまで: 快晴 以降将監小屋まで。晴時々曇り 【二日目】 曇りのち晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新宿5:59→高尾6:51 / 7:06 →塩山8:14 塩山駅8:30→新地平9:28(山梨交通) バスは今シーズン運転初日。 立つ人も多かったが、ほとんどが乾徳山登山口で降りた。 【復路】 丹波山温泉 15:52 → 奥多摩駅 16:41(西東京バス) 奥多摩 16:57 → 青梅 17:24/17:27 →新宿 18:21 奥多摩よりホリデー快速おくたま |
コース状況/ 危険箇所等 |
笠取山を越えてからは岩場と細道、残雪との戦い。精神力が試される山行だった。 【新地平BS→雁峠】 緩やかな林道歩き。林道を越えてからは数箇所渡渉点があるが、渡るのには問題無かった。稜線への取り付きからは美しい笹野原の歩きとなる。 【雁峠→笠取山】 雪解けのぬかるみが現れる。歩くのに問題は無い。笠取山への登りに残雪は無いけれど、上がるにつれてザレている箇所が出てきた。急坂のザレであるので注意は必要。 【水干尾根分岐→黒槐の頭】 不明瞭な笹の道に入る。落ち着いて見ていけば何となくルートが判別でき、道を見失うことはない。ただ、笹に隠れて雪が残っている箇所があり、スリップに注意要。黒槐山、黒槐の頭手前で残雪あり。チェーンスパイク不要だが凍っている箇所あり。 【唐松尾山】 近づくにつれて道が細くなったように思う。唐松尾山の取り付きは岩の登り。テント泊装備でバランスを崩さないよう気を遣った。 【西御殿山分岐→将監峠】 目に見えて歩きやすい道となった。山ノ神土を過ぎてからは気持ちの良い高原歩き。途中東洋大生遭難の碑があり手を合わせる。東仙波方面への道は入り口が非常にわかりにくく思い切りが必要そう。 【将監小屋→大ダル】 将監峠からの巻道合流点までは道が整備されているとは言い難く歩きにくい。巻道に入ると基本的には水平の道でペースが上がる。南面のルートであり残雪は無い。ただ基本的に細道のため、足を踏み外さないように注意したい。よく知られた大きい箇所を含む崩落地はいくつかあるが、落ち着いて進めば特に問題は無い。 【大ダル→飛龍権現】 飛龍山の西を巻いて北側から進む道で、ルート上に数箇所残雪あり。いずれも大ダルから見て登り坂上に凍結箇所があり、慎重の上に慎重を期した。チェーンスパイクをせずに突破したが、氷の上を通過するため、少しでも危険を感じるようならば躊躇なく装着するレベル。東側からここに入るのならば、チェーンスパイクでも怖かっただろう。 【飛龍山】 ルート上に残雪はあるがチェーンスパイクは不要。 【飛龍権現→前飛竜】 細道と岩場が現れ注意を要するルート。前飛竜の取り付きでは急登上に凍った残雪もあった。 【前飛竜直下】 南面しており雪は無いが、代わりに岩場の下りとザレが現れた。 【熊倉山→サオウラ峠】 緩やかな広い稜線道で、将監峠手前と同様にとても気楽に歩けた。 【サオウラ峠→山王沢】 細道の急坂、次いで厚い落ち葉の細道がひたすらに続く。特に標高1300m地点前後では道が崩落している箇所あり。砂状の崩落のため、踏み外すと滑落する。利き足が崖側のため踏ん張りが効いたが、テントを担いでいることもあり、逆であれば通過の自信は無かった。 |
その他周辺情報 | 【宿泊】 将監小屋:テント泊 滞在は自分を含めてテント泊2組。4月下旬から営業(土曜のみ?)とのことだったが、小屋番の方は不在だった。 水場は枯れそうも無い量で豊富に流れていた。雪解け時期でなおさら量が多いのかな。 トイレは冬季休業中。営業を開始してからなのかも。 【お風呂】 丹波山温泉 のめこい湯/ 昨年のテント泊始めに続き、今回山行の目的地 奥多摩エリアでは空いている日帰り温泉だと思う。良いお湯です。 |
写真
装備
MYアイテム |
![]() 重量:-kg
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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感想
前から計画していた奥秩父東部主脈縦走だが、将監峠より先の直近の記録が、山レコでもYAMAPでも流れて来ない。おそらく残雪の可能性で歩く人が極端に少ないのかもしれない。
いいだろう。では私が歩いてレポしようじゃないか。
雪と氷が完全に消えていればもっとスムーズなトレイルになったと思うが、季節ならではの乗り越える苦労があり、2025年テント泊始めとして体力的にも精神的にも充実の山行となった。
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