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記録ID: 8072705
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ハイキング
飯豊山

輝く飯豊 水晶峰

2025年04月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
chee2005 その他1人
GPS
11:34
距離
21.6km
登り
1,434m
下り
1,432m

コースタイム

日帰り
山行
11:24
休憩
0:13
合計
11:37
距離 21.6km 登り 1,434m 下り 1,432m
4:34
378
スタート地点
10:52
11:05
306
水晶峰
16:11
ゴール地点
天候 快晴ただし風強め
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
駐車地点から取付き近く駐車場まで自転車
コース状況/
危険箇所等
◇急登実川集落手前約5km手前小荒集落の先で冬季通行止め、その先ほぼ無雪だが所々にデブリが残る(4/28から除雪作業開始、一般車両通行止めと表示あり)
◇取付きからしばらくは巡視路が続く、巡視路を外れ比較的明瞭な踏み跡を辿るがところによっては分かりづらく、薮が覆い被さっている場所も多い。
◇水晶峰直下に「大根オロシ」と呼ばれる岩壁の難所あり要注意。
◇早朝は何度も熊の唸り声を聞き、道中何度も熊の糞を見かけました。
早朝、デブリの残る林道を熊に唸られながら自転車で5km、泥んこの自転車を駐車場に停めて歩き出す。しばらくは送電線の巡視路をゆく。
2025年04月27日 06:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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早朝、デブリの残る林道を熊に唸られながら自転車で5km、泥んこの自転車を駐車場に停めて歩き出す。しばらくは送電線の巡視路をゆく。
朝陽が射し込むブナ林、雪もみじと新緑
2025年04月27日 06:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 6:17
朝陽が射し込むブナ林、雪もみじと新緑
足もとにはずっとイワウチワ
2025年04月27日 06:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 6:28
足もとにはずっとイワウチワ
所々で雪原に飛び出す、残雪と新緑と青空のコントラスト
2025年04月27日 06:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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所々で雪原に飛び出す、残雪と新緑と青空のコントラスト
風がひんやり心地よい
2025年04月27日 06:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 6:52
風がひんやり心地よい
見えてくる烏帽子山
2025年04月27日 06:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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見えてくる烏帽子山
そのまま進もうとするが、巡視路は谷の方へ下りている。水晶へはこっち、よく見れば踏み跡がある
2025年04月27日 07:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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そのまま進もうとするが、巡視路は谷の方へ下りている。水晶へはこっち、よく見れば踏み跡がある
明瞭な踏み跡を辿り進む、見えた奥の白い頂が水晶峰
2025年04月27日 07:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 7:11
明瞭な踏み跡を辿り進む、見えた奥の白い頂が水晶峰
時に広く快適な雪堤歩き、遠く御神楽岳
2025年04月27日 07:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 7:37
時に広く快適な雪堤歩き、遠く御神楽岳
東には高森山と高揚山
2025年04月27日 07:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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東には高森山と高揚山
ところによってはこんな藪
2025年04月27日 08:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 8:06
ところによってはこんな藪
ところによっては雪堤、雪のありがたみを実感しながら歩く
2025年04月27日 08:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 8:13
ところによっては雪堤、雪のありがたみを実感しながら歩く
一気に広がる展望、水晶と大日岳
2025年04月27日 08:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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一気に広がる展望、水晶と大日岳
しかしその先、どんどん濃くなる藪
2025年04月27日 08:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 8:46
しかしその先、どんどん濃くなる藪
踏み跡を見逃さないように進むがなかなかそうもいかない
2025年04月27日 08:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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踏み跡を見逃さないように進むがなかなかそうもいかない
ついに見えた水晶峰直下の大根下シ。右下の残雪から上がる、おろし金のような急峻な岩場。ここを見上げる場所まで行けたらそれだけでも良いと考えていた…
2025年04月27日 09:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 9:04
ついに見えた水晶峰直下の大根下シ。右下の残雪から上がる、おろし金のような急峻な岩場。ここを見上げる場所まで行けたらそれだけでも良いと考えていた…
のだが、気付いたら登っていた(笑)岩と岩の隙間からのびる灌木を掴みながら必死で這い上がった大根下シ、写真を撮る余裕は全くなく、これは核心部を終えた辺り。
2025年04月27日 09:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 9:56
のだが、気付いたら登っていた(笑)岩と岩の隙間からのびる灌木を掴みながら必死で這い上がった大根下シ、写真を撮る余裕は全くなく、これは核心部を終えた辺り。
やっと上がった1108Pからさらに濃くなる藪を下り、また上がる。向こうにはオンベマツの櫛ヶ峰と牛首山。
2025年04月27日 10:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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やっと上がった1108Pからさらに濃くなる藪を下り、また上がる。向こうにはオンベマツの櫛ヶ峰と牛首山。
そしてついにやってきた水晶峰の頂、この日共に歩んだ相棒と大日岳
2025年04月27日 10:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 10:57
そしてついにやってきた水晶峰の頂、この日共に歩んだ相棒と大日岳
まだ真っ白な蒜場山
2025年04月27日 11:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 11:00
まだ真っ白な蒜場山
飯豊の秘峰烏帽子山
2025年04月27日 11:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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飯豊の秘峰烏帽子山
そして飯豊連峰最高峰大日岳、右にはオンベマツ牛首山
2025年04月27日 10:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 10:59
そして飯豊連峰最高峰大日岳、右にはオンベマツ牛首山
櫛ヶ峰の向こうには草履塚、種蒔山、三国岳
2025年04月27日 11:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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櫛ヶ峰の向こうには草履塚、種蒔山、三国岳
魅惑の稜線、烏帽子から大日
2025年04月27日 10:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 10:59
魅惑の稜線、烏帽子から大日
ご褒美おやつは阿賀野市最上屋さんのプラリネ、フルーティーなスポンジとホワイトチョコが爽やか
2025年04月27日 11:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 11:05
ご褒美おやつは阿賀野市最上屋さんのプラリネ、フルーティーなスポンジとホワイトチョコが爽やか
名残惜しくも下山開始、見送りのカタクリ
2025年04月27日 11:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 11:58
名残惜しくも下山開始、見送りのカタクリ
そして大根下シの急降下、着地点が見えない
2025年04月27日 12:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 12:04
そして大根下シの急降下、着地点が見えない
ふり返る水晶と大日、増えてきた雲
2025年04月27日 13:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 13:42
ふり返る水晶と大日、増えてきた雲
藪を漕ぎ、雪原を越え、岩壁を這い上がって眺めた憧れの稜線。誰1人にも出会わなかった大型連休の1日。
2025年04月27日 10:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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藪を漕ぎ、雪原を越え、岩壁を這い上がって眺めた憧れの稜線。誰1人にも出会わなかった大型連休の1日。

装備

個人装備
長靴 チェーンスパイク(早朝は雪が硬くやや危険)

感想

眺めたかった稜線があった。冬季通行止めの林道も、藪も、そして難所大根下シもあったからこそ、それらを越えて出会えた景色は格別だ。
大型連休で人気の山はどこも相当な賑わいだったようだけれど、こちらは誰1人にも出会わない静けさ。

水晶峰と呼ばれる由来、かつて水晶が採れたのか、この鋭峰が雪で輝く姿を称えたマタギがいたのか、飯豊のロマンに想いを馳せた。

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コメント

cheeさん、すばらしい記録をありがとう。泣けてきますよ。

自分のことを書かせてもらって申し訳ないけれど以前、水晶峰から焼峰山へ縦走したとき、初日は当麻トンネルから歩いて水晶峰に泊まりました。cheeさんの記録を拝見してその時の記憶が明瞭に浮かんできます。四日間かけて下りた東赤谷の集落でバス便が廃止になったと知り途方に暮れていてところ、偶然地元の猟師さんが声をかけてくれて新発田の方まで乗せてもらいました。車中で聞いた熊狩りの話、新発田の街歩き、30年ぶりの磐越西線の車窓、夜になって車を回収してギリギリ間に合った鹿瀬の赤湯。今思うと泣きたくなるような愛しい思い出です。

飯豊は山が大きいために、味わうとなるとどうしても三日四日かかってしまいますよね。ザックも重くなってなってしまい歩き出しはいつも後悔してしまいますが、その分思い出の厚みは格別ですね。そんな飯豊に今も、これからもcheeさんは通い続けるのでしょうね。その体力と情熱がうらやましいです。

飯豊は山もいいが人はもっといい。飯豊の長い林道歩きでは何度も見知らぬ方に乗せてもらいました。地元の人たちの好意に甘えながらも飯豊を歩かせてもらえた喜びを財産に、これからはcheeさんの記録で飯豊を味わいたいと思います。楽しみにしていますよ。
2025/4/28 14:59
いいねいいね
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AA8469さんこんにちは♪
コメントをいただき、その内容で私も涙が出そうです( ; ; )重荷を担いで山と自分とじっくり向き合い、そして飯豊に生きる人達との出会いでより一層思い出深い山旅となったのでしょうね。
整備された登山道を歩いている時はもちろんですが、こうして薄い踏み跡を辿り、藪を掻き分け歩いている時こそ、山と山に関わる全ての人に感謝せずにはいられなくなります。AA8469さんがおっしゃるように、まさしく「山を歩かせてもらっている」私です。奢ることなく常に謙虚に、自分に見合った山を歩き続けるばかり。ただそこには必ず夢やロマンを持ち合わせていたいものですね(^^)
AA8469さんの飯豊の思い出をもっとたくさんお聞きしたいです♪
2025/4/28 20:39
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