市房山 そごう谷左俣(鍋床谷)


- GPS
- 07:30
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 1,465m
- 下り
- 1,472m
コースタイム
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 7:30
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
沢登り合宿4日目(3日目はレスト)
雨天レストを挟み、市房山のそごう谷へ。
前半は奥秩父のような鬱蒼とした渓相だが、3つの大滝があり楽しめる。後半はナメとスラブ、そして越後の谷のような開けた渓相となり、思わず叫んでしまう。
とても疲れたが、素晴らしい沢だった。
市房山東面は素晴らしい沢たちが溢れている。
一昨年のGWに行ったニタノオ谷も素晴らしい沢だった。
今回は市房東面の中でも最も上流にあるそごう谷左俣(鍋床谷)へ訪問した。
取水堰の巡視路から入渓してすぐに30mほどのひょんぐり大滝が出迎える。いきなり見事…これを左岸から巻き越えるとさらに大きな第1大滝。
どっしりとした素晴らしい大滝だ。これは右岸から巻く。 ちょっとした8m滝は泳いでこえた。水がめちゃくちゃ冷たくて寒すぎる。
しばらくゴーロを進むと一見して山抜けのような右俣との出会い。進路の左俣には6m滝とすぐに15m滝がかかる。これらは多少ヌメリがあるがたわしで磨きながら簡単に登れた。
市房の沢はヒルが多い、KCがやられていた。
再びしばらくゴーロを歩くと木の間から糞でかい滝が見え隠れ。これが本当にすごい直瀑で、50m近い第2大滝だ!もっとアクセスしやすければ観光名所になるぐらい見事な大滝だった。この滝の高巻きは右岸から。
滝の上は急なゴーロですでに次なる大滝が控えている。第3大滝は40mぐらいあって、左岸の岩峰が見事 この滝も右岸から巻いたが際どい木登りがある悪目の高巻きになった。
それからはナメとゴーロがしばし続く。co1120付近の沢がクランクするところで3段の大ナメ。ここから先は花崗岩が卓越する上越のような渓相。いよいよ怒涛のナメスラブ天国。はい昇天確定👍!
co1120~co1300くらいまでは言葉にならない素晴らしさだ。多少のゴーロを挟み屋久島のような源頭。ボサったところで適当に詰めて二ツ岩をPH 天気も良くて最高の眺めだ。
下山路は一昨年のニタノオと被るルートだが、相変わらずよくわからない。GPSを頼りに藪をかき分けて、後半は踏み跡を適当に使って下山完了。 ツツジ科のお花がたくさん咲いていて癒された。
そごう谷左俣はまさに九州を代表するような素晴らしい沢だった。 渓相の変化、大滝、大ナメ…
筆舌に尽くしがたい名渓だ。
九州遠征とくれば祝子川ばかり聞くが、市房山東面の沢も素晴らしい。KCどうもありがとうございます!
明日はいよいよ境谷だ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する