平群時代祭り・松尾寺参詣道・法隆寺

2025年04月29日(火) [日帰り]

• GPS: 04:06
• 距離: 8.8km
• 登り: 375m
• 下り: 390m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:35
• 休憩: 0:57
• 合計: 4:32

距離 8.8km 登り 375m 下り 390m

9:28 平群駅前広場
9:31 平群駅
11:27 11:41 松尾山
11:52 12:35 松尾寺
14:00 法隆寺南大門

山の電波地図（povo2.0,5ber.eSIM／電波カバー率：99%）
https://chizroid.info/denpa/ex/map?tid=6pbU6Ftw21
矢田丘陵とauの電波は、LTE開始当初から相性が良かった。

当日の山行計画
https://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-5319277.html

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：近鉄生駒線・平群駅
復路：奈良交通・法隆寺前バス停→大和路線・王寺駅

写真

4/29 9:29

平群駅前のまつり会場に到着。好天に恵まれて、賑やかに開催されました。

4/29 9:32

オープニングの挨拶が始まったよ。

4/29 9:34

叶（かなえ）堂への道標を見て、松尾山を目指します。

4/29 9:39

平群町三里（みさと）の田園風景を愛でながら、ノンビリと歩く。

4/29 9:41

岩井ノ辻地蔵屋形は、リニューアルされてスッキリしました。

4/29 9:46

中央のお地蔵さんを撮影。向かって左は、お四国さんのミニ巡礼の石仏で、平群の各地に点在していると云う。

Googleマップ
https://maps.app.goo.gl/hLFr6V3yKXXqpQ6BA

4/29 9:52

厄除け祈願で有名な松尾寺（まつのおさん）への参詣道を歩きます。

4/29 9:57

ヤマレコに登録されている登山口に到着。ため池の用水路沿いに歩く。

4/29 9:59

祭日にも関わらず、側溝の工事をなさっていました。

4/29 10:01

じゅくじゅくで歩きにくかったけれど、今後は改善されるでしょう。

4/29 10:02

「すぐ松（尾山）」と刻まれた指差し道標から、本格的な古道の始まり。

4/29 10:07

三里配水池を通過。尾根直下の歩きやすい山道です。

4/29 10:12

半円筒に深堀りされて、古道の趣を深く感じる。冷たい空気のお陰で、いつも悩まされるメマトイは飛んでない。

4/29 10:14

尾根上の作業道との分岐に、立派な道標が立っています。指差し道標と同じく、大正八年の建立です。地元の方が寄進は、珍しいかも。たいてい、大坂商人なのに。

4/29 10:18

千手観音立像を祀っています。
松尾寺の御本尊、十一面千手千眼観世音菩薩へのリスペクトでしょうか。

4/29 10:27

切り通しを抜けると、平群町白石畑の棚田へ出る。

4/29 10:29

代かきされて田植えの準備が整っていました。水鏡が美しい。

4/29 10:37

棚田の上部は放棄されてジャングル化していました。この部分は、野菜などの栽培で活用されています。

4/29 10:43

斑鳩町白石畑に立つ道標

4/29 10:44

旧安楽寺さんの石造遺物

4/29 10:47

ここでオヤツタイムを楽しむ。最近気に入ってる「みかんゼリー」です。スプーンも付けてくれましたね。気が利いてる。

4/29 11:01

車道との分岐に杖を置いてました。参詣道の続きを歩きます。

4/29 11:09

ヤマレコの音声ガイド機能で「石仏群」と知らされる。花立てに隠れて気が付かずに素通りしたかも。ここで、予定を変更して、松尾山の頂上を目指すことにした。

4/29 11:27

ルート逸脱警告を停止して、サクッと山頂部に到達。山頂部にいずれ廃止となる放送局の送信所施設を設置しています。

4/29 11:35

二等三角点（点名：松尾山、標高：314.98m）にタッチ。前回(2024.1.14)、315.06mだったので、標高改算されたのでしょう。

Googleマップ
https://maps.app.goo.gl/3wDwvMt4YHSAiGKx9

4/29 11:55

松尾寺の境内は、以前と違って広々としてました。観光客を避けて、松尾山神社へ向かいます。

4/29 12:03

丹波佐吉による精緻な彫りに感嘆する。

4/29 12:41

分岐の道標と石仏（「左 まつお」と刻む）。ここから、今まで歩いたことのない区間を歩く。

4/29 12:47

振り返って、意外に良き道であることを確認した。

4/29 12:48

利用者は少ないと思われるが、よく踏まれたルートです。

4/29 12:52

斜面にトラロープ。まもなく予定のルートに合流すると思ったけれど。。。

4/29 12:56

斜面上に僧籍の墓地がありました。

4/29 13:00

少し下った先にも石碑群。手前の板碑がうつむきに倒れていた。何かの縁だと思うので、起こすことにしました。

4/29 13:01

起こして立てると、五輪塔板碑でした。後方の板碑と同様に梵字を陰刻しています。明暦元年(1655)

4/29 13:03

ここで、やっと本ルートと合流した。なかなか面白かったです。

4/29 13:05

七曲道の古道を2016年9月に歩きました。あっけなく車道に出てしまうけれど、大和小泉駅まで見どころの多いルートでした。

4/29 13:18

自然石の道標「左 みよけん」と書かれていたはず。新しい丁石を復元するのもいいけど、古いものも大切にして欲しい。

4/29 13:26

ゴルフ場を抜けると、広々とした田んぼの風景が広がっています。

4/29 13:47

法隆寺東大門に着きました。「左 松尾山」の道標は、 十三峠の道標と同じ寄進者です。意匠も同じで、すぐに分かった。

4/29 13:57

法隆寺南大門を振り返って、本日の山歩きを終了。

撮影機器：

Pixel 7 Google

GoPro Max GoPro

iPhone 16 Apple

感想

Ikoma Nature Walk

ゴールデンウィーク初日は、やや肌寒かった。歩いてると汗ばむので、冷たい空気に触れて気持ちよかったです。

先週、十三峠の道標（右 松尾道）にインスパイヤされて、「久しぶりに松尾山でノンビリするか」とらくルートで山行計画を作成。時代祭で賑わう平群駅を尻目に、松尾寺への古道を目指して三里へ向かって行きました。

法隆寺東大門で同じ意匠、寄進者の道標に出くわしたのは、全くの偶然で驚いています。白山神社の参道付近にも、同様の道標を見かけており、次の冬シーズンに再訪したいと思います。

「松尾道」道標に関して、奈良県の道標研究で名高い「こいわいさん」のサイトで詳しく紹介されています。夢殿と龍田大橋付近を含めて都合5本の道標が存在する。
https://ameblo.jp/prizmilk/entry-12092546522.html