〜久々のテント泊〜 雲取山 (雲取山荘にてテント泊 八丁橋より富田新道・長沢背稜経由時計回り周回)


- GPS
- 33:04
- 距離
- 30.6km
- 登り
- 3,015m
- 下り
- 3,021m
コースタイム
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 8:14
- 合計
- 13:37
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 4:55
- 合計
- 10:31
※標準コースタイムの×1.1にて計画
【1日目】
05:55 [05:30] 八丁橋
07:08 [06:36] 大ダワ林道分岐(富田新道入口)
07:43 [06:58] 唐松谷分岐(野陣尾根取付) ※休憩 2分 [10分]
10:28 [10:48] 小雲取山 ※休憩 7分 [20分]
10:54 [11:41] 雲取山 ※休憩 78分 [60分]
12:32 [13:03] 雲取山荘 ■雲取山荘のテント場にて一泊
15:00 夕食
18:02 [17:40] 雲取山荘
18:19 [18:16] 雲取山 ※休憩 60分 [60分] [日の入 18:26頃]
19:32 [19:38] 雲取山荘
20:00頃 就寝
休憩時間 … 2.5時間 [2.5時間]
行動時間 … 5.6時間 [7.0時間] ※計画の80% (標準タイムの88%)
合計 … 8.1時間 [9.5時間]
【2日目】
03:00 起床
04:28 [04:00] 雲取山荘
04:45 [04:33] 雲取山 ※休憩 73分 [30分] [日の出 04:49頃]
06:10 [05:25] 雲取山荘 ※休憩 114分 ☆テント撤収 & 朝食時間含 [60分]
08:17 [06:47] 大ダワ
09:02 [07:42] 芋ノ木ドッケ ※休憩 19分 [10分]
10:11 [08:58] 桂谷ノ頭
10:45 [09:36] 長沢山 ※休憩 11分 [20分]
11:30 [10:34] 長沢背稜分岐
11:55 [11:07] 梯子坂のクビレ ※休憩 5分 [無し]
12:41 [11:51] 天祖山 ※休憩 14分 [20分]
14:02 [13:28] 天神神社(大日大神) ※休憩 4分 [無し]
14:58 [14:12] 八丁橋
休憩時間 … 4.0時間 [2.3時間]
行動時間 … 6.5時間 [7.9時間] ※計画の82% (標準タイムの90%)
合計 … 10.5時間 [10.2時間]
※[ ]は計画タイム
★コース定数 … 60 (体重 58Kg / 荷物重量 20Kg)
予想消費カロリー/水分量 … 4706kcal/mL
※山と溪谷社公表の計算式より
天候 | 1日目 快晴 2日目 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
通行止めロープ手前に5〜6台程度は駐車可能と思われます。 日原渓流釣場から駐車スペースまではすれ違いが困難な狭路 & ガードレールが無い未舗装区間 (場所により大きな段差有り)が続きます。 登山だけでは無く、釣り目的のかたも利用しているようでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・往路で利用した富田新道は1700m地点くらい迄は一部つづら折りの急登区間がありますが、全体的に岩場や鎖場等の危険箇所は無く、1700m以降は斜度も緩やかになり快適な尾根歩きが出来ました。 ・復路で利用した長沢背稜(芋ノ木ドッケ〜水松山西側の分岐迄)は小屋瀬戸ノ頭以降で木の根の張り出した道幅の狭い尾根を下る場所があり転倒に注意は必要ですが、比較的歩きやすいと感じた区間でした。(水松山西側分岐辺りの稜線部が広く、時期的に落ち葉で踏み跡が薄くなっていたので進行方向の確認には注意が必要だと感じました) ・水松山西側の分岐〜天祖山〜八丁橋の区間については、梯子坂ノクビレ〜天祖山まで約170mの登り返しが有ります。また、天祖山からの下りでは露岩の尾根を歩く箇所や急坂区間(1355m地点〜大日天神迄、843m地点〜八丁橋)があり下山時は疲労等で注意力が散漫になりやすいので滑落や転倒に注意が必要だと感じました。 (特に八丁橋直前の下りは狭いトラバース道もあり注意が必要かと…) 今回のルートは利用者が一番多い鴨沢からのルートと違い、雲取山山頂周辺を除いて登山者がかなり少なく静かな山歩きが楽しめました。また、念の為チェーンスパイクを持参しましたが、残雪や凍結箇所は皆無でした。 |
その他周辺情報 | 1日目は雲取山の埼玉側直下に建つ「雲取山荘」のテント場にて一泊しました。 テント1張¥1,500でした。小屋の北側にテント場があります。 (山荘のHPにも記載されていますがテント場の事前予約は不要との事です。※先着順で受付は14:00〜となっていました) 山荘前に水場が有ります。とても冷たく美味しい水でした。 --------------------------------------------------------------------------------------- 下山後は道の駅こすげ併設の「多摩源流温泉 小菅の湯」にて入浴しました。 大人一人 ¥900でした。 八丁橋から60分ほど (約30Km) pH 10近い高アルカリ性温泉で肌がつるつるになります。脱衣所や洗い場も広くて綺麗で温泉併設の食事処や休憩処も有ります。(閉館時間は18:00となっていました) --------------------------------------------------------------------------------------- 入浴後は道の駅から直ぐの場所にあるラーメン屋さん「麺屋 梅ノ木」にて晩御飯としました。外観は小さな平屋の一軒家のような建物ですが、内観はリノベーションをしたと思われるおしゃれで綺麗な店舗です。(前回2022年5月に来訪した際は未だ無かった記憶があったのでスタッフのかたにお聞きしたところ、同年7月にオープンしたばかりのお店との事でした) 今回は「特製味噌ラーメン」と「自家製角煮&チャーシュー丼」を頂きました。 個人的に好みの味の味噌ラーメンで、一緒に注文したチャーシュー丼も含め柔らかいチャーシューとしっかり煮込まれた角煮が乗っていてとても美味でした! 小菅方面へお出かけの際は是非! |
写真
千葉の自宅出発 02:30 → 5:30頃到着。
駐車場到着時にすでに3台ほど停車していました。
直ぐ後でもう一台到着しましたが、お話を聞いたところ渓流釣り目的のかたのようでした。
個人的にこの風景が雲取山に来たなと感じる場所のひとつだと思っています。
※ちょうど良い場所に他の登山客のかたが居たので勝手ながら撮らせて頂きました。
受付開始は14時からとなっていたので先にテント設営に向かいました。
山荘前の「沢やか水」の看板ですが、4年前と比べるとかなり年季が入っていました。月日の経過をひしひしと感じました…
※分岐手前にて水松山西側の尾根を横断しますが、広い尾根の踏み跡が落ち葉で埋もれて不明瞭になっていたので進行方向に注意が必要だと感じました。
装備
個人装備 |
ARC'TERYX Beta AR Jacket Men’s (レインジャケット)
mont・bell Storm Cruiser Pants Men’s (レインパンツ)
ARC'TERYX Atom SL Hoody Men’s (化繊インサレーション)
ARC'TERYX Atom LT Jacket Men’s (化繊ダウンジャケット)
mont・bell Superior Down Jacket Men’s (薄手ダウンジャケット)
mont・bell Superior Down Pants Men’s (薄手ダウンパンツ)
finetrack STORMGORGE ALPINE PANTS (厚手ロングパンツ)
HOSHINO V-System タビ形状2本指ソックス
mont・bell Merino Wool Trekking 5 Toe Socks ※主にテント場や山小屋での休憩着
mont・bell ZEO-LINE LW Brief Men’s (ブリーフ)
CW-X GENERATOR MODEL 2.0 (サポートタイツ)
mont・bell ZEO-LINE MW Tights Men’s (中厚ロングタイツ)
mont・bell Super Merino Wool Expedition Tights Men’s (極厚ロングタイツ)
MILEET DRYNAMIC MESH Short Sleeve (ショートスリーブドライレイヤー)
mont・bell ZEO-LINE MW Round Neck Shirt Men’s (中厚ロングベースレイヤー)
mont・bell Super Merino Wool Expedition Round Neck Shirt Men’s (極厚ロングベースレイヤー)
mont・bell WINDSTOPPER Thermal Gloves Men’s (中厚手グローブ)
mont・bell CHAMEECE Gloves Men’s (薄手インナーグローブ)
mont・bell CHAMEECE Ear Warmer Watch Cap (帽子)
MILEET CASTOR WOOL ZIP LS (長袖ジップシャツ)
Gregory BALTORO 85 PRO (80L バックパック)
Sirio P.F.431 (トレッキングシューズ)
mont・bell Canyon Clogs (サンダル)
GARMIN fēnix 8 Sapphire Dual Power 51mm Ti Carbon Gray DLC (GPSウォッチ)
眼鏡市場 i-ATHLETE IA-465 (調光レンズ眼鏡)
眼鏡市場 i-ATHLETE IA-440 (通常眼鏡)
PETZL ACTIK CORE (2023モデル) (ヘッドライト)
アライテント ビバークツェルト ソロ (ツェルト)
東京ベル BEAR BELL 森の鈴 (熊鈴)
FOX 40 MICRO (ホイッスル)
LEATHERMAN SQUIRT PS4 BLACK (マルチツール)
mont・bell Chain Spike (チェーンスパイク)
アライテント TREK RIZE 1 (1〜2人用テント)
アライテント アンダーシートT1
アライテント TREK RIZE 1用DXフライシート
ISUKA Air Dryght 480 Short (シュラフ)
mont・bell Warm Up Sheet (インナーシュラフ)
NEMO ORA MEDIUM MUMMY (スリーピングマット)
ISUKA Non-Slip Pillow (枕)
Ledlenser ML4 Warm Light (ランタン)
SOTO SLIDE GAS TORCH ST-487 (ライター)
JETBOIL MiniMo (広口小型バーナー)
Camelbak Peak Fitness Chill 0.75L (750mLボトル 清涼飲料水)
mont・bell Flex Water Pack 1.0L (新2024版 #3) (1.0Lソフトボトル 水)
nalgene 32oz Wide Mouth Tritan Water Bottle + capCAP Plus 1.1L (水)
mont・bell Clear Bottle 0.5L (行動食のナッツ・柿の種 等)
TOAKS TITANIUM 375mL CUP (マグカップ)
HIGHMOUNT Drip Sierra Cup Titanium 450mL (シェラカップ)
MSR Fork V2 (フォーク)
MSR Spork V2 (スポーク)
SOTO Field Hopper M (コンパクトテーブル)
PENTAX K-1 Mark II J limited 01 (フルサイズデジタル一眼)
PENTAX K-3 Mark III (APS-Cデジタル一眼)
HD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WR (21mm広角単焦点レンズ)
HD PENTAX-D FA 70-210mmF4ED SDM WR (70-210mmズームレンズ)
HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW (16-50mm標準ズームレンズ)
HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW (11-18mm広角ズームレンズ)
Velbon UTC-63 (カーボン三脚)
PENTAX O-GPS2 (カメラ用GPSユニット)
MATIN Made of 4-Layer Finger Shooting Glove (撮影用手袋)
Manfrotto Advanced ホルスター S III (トップローディングカメラバッグ)
TENBA Axis V2 4L Top Loader MultiCam Black (トップローディングカメラバッグ)
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備考 | 今回の荷物重量 27.4Kg。 自身最大の荷物重量だったが、トレッキングポール無しで二日間を通して標準タイムの約9割で歩き通せた事は今後の登山に於いて大きな自信になった。 |
感想
2025年4月末の山行記録となります。
2023年4月末の笠取山・唐松尾山テント泊以来2年ぶりとなるテント泊登山で雲取山へ行ってきました。ルートは初めは埼玉の三峯神社からの往復ルートを考えていましたが、奥多摩ビジターセンターのHPを確認したところ、24年11月から林道日原線の通行止めが解除された事に伴い富田新道も通行可能になったとの事。計画を変更し、八丁橋から富田新道 → 長沢背稜経由の時計回り周回コースとしました。(オープンしたばかりの五十人平野営場でのテント泊も考えていましたが、予約一杯でした…残念!)
二日間ともに天気に恵まれ、新緑の木々がとても鮮やかだった事、そして山頂からは残雪の富士山をはじめ南アルプスの山々も綺麗に望む事が出来ました。また、21年来訪時には見れなかった東京の夜景と山頂からの日の出も見る事が出来ました。
平日とは言えGW期間の真っ只中、流石に雲取山山頂周辺の人は多く感じましたが、富田新道や長沢背稜を歩いている二日間ですれ違ったかたは3名程度(初日の富田新道では"0名")と静かな山歩きを楽しめました。また、今回は自身最大重量の約27Kgのザックを背負っての山行且つ総歩行距離約24Km、コース定数60のハード山行となりましたが、トレッキングポール無しで二日間を通して標準タイムの90%程度で歩き通す事が出来、大きな自信になりました。(トレッキングポールは自宅に忘れてしまっただけですが…)
下山後も道の駅からほど近い「麺屋 梅ノ木」にて絶品味噌ラーメンも楽しめ、今回も全体を通して大満足の山行となりました。
※5月上旬から職場のプラントの春期大型定修工事が始まる関係でなかなか登山へ行けなくなる事もあり、今回貴重な充電時間を確保出来て良かったです!
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