蜂城山・大積寺山《甲州百山》


- GPS
- 04:34
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 968m
- 下り
- 967m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
下山口:市之蔵消防詰所前から笛吹市営バスでJR中央本線石和温泉駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大久保山〜神領山付近までは倒木多く歩き難い |
その他周辺情報 | 石和温泉駅前の足湯(無料) |
写真
感想
石和温泉駅から富士吉田に行く始発のバスに乗り、御坂みちの下黒駒まで行った。市之蔵橋を渡ると朝日が南アルプスを照らし、甲府盆地越しに残雪を背負った白峰三山や甲斐駒ヶ岳の姿が見られ心がときめいた。金沢集落まで来ると6年前に登った旭山への道を分けて複雑な山裾の道を辿り大久保山登山口に達した。林道の終点から登山道に入るとすぐに大文字焼の開けたところに出た。京都の大文字山のように薪を燃やすのではなくライトが設置されていたのでこれを灯すだけのようだった。
獣柵を開けて尾根を進むと150m程の標高差で那賀都神社に到った。看板に「赤松」と書かれ神域にある1本の赤松が崇められているようだった。傍らの小高い処があり4等三角点「大久保山」664m)が設置されていた。山頂標識もありここを山頂としているようだが、そのすぐ東に680m程のピークがありここを山頂とする方が利に適っているのだが大久保山東峰としておいた。
東峰から北に山宮神社への下山路が分岐した。東に続く縦走路は倒木の多い暗い稜線だが踏み跡は確り付いていた。蜂城山からの登山道と合流すると直ぐ神領山(866m)の山頂で古びた山頂標識が設置されていた。樹木の隙間から僅かに展望があり、雲母山(1,214m)、ナットウ箱山(1,412m)、達沢山(1,358m)を望むことができた。南に少し進むと倒木域を抜け出し広い稜線となり、登り返して大積寺山(だいしゃくじやま911m)山頂に達した。3等三角点「大積寺山」が設置されてるが樹林帯で展望はなかった。尾根は未だ続き達沢山から笹子雁ヶ腹摺山や御坂山地に繋がる今日はここまで、もと来た道を引き返した。
神領山の分岐から蜂城山方面に下ると倒木はなく歩き易い。鞍部からは直線的に数度折り返して山頂に到った。蜂城天神社の社殿があり拝殿も備えた立派な神社だった。山頂標識は鳥居の傍らの木に取り付けられていた。鳥居から金峰山(2,599m)、朝日岳(2,579m)の展望が良く山頂部には雪を蓄えていた。下山路は神社の参道で丸太階段が設置され、その上に落葉が積もっていた。登山道途中に「蜂城山のヤマボウシ」の看板があり、特別な木があるようだが花の時期には早すぎるので通過した。
石登山口に下り立つと車道にも参道を示す道標があった。帰りは笛吹市営バスの一宮循環に乗るが時間調整のため葡萄畑の中、南アルプスや奥秩父の山を味わいながら市之蔵消防詰所前まで歩いた。乗車料金は僅か100円で収支は全く問題にしていないようだ。此のバスも令和8年3月限りで乗り合いタクシーに代わると云う。石和温泉駅に着くと駅前の足湯で寛ぎ、臨時あずさ号で塩尻経由の帰路に着いた。
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