会津駒ヶ岳

2025年05月03日(土) [日帰り]

• GPS: 06:22
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,303m
• 下り: 1,306m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:19
• 休憩: 1:04
• 合計: 6:23

距離 13.8km 登り 1,303m 下り 1,306m

7:26 村営グラウンド駐車場
7:36 7:41 会津駒ヶ岳登山口
8:05 8:12 会津駒ヶ岳滝沢登山口
8:32 8:41 ヘリポート跡
9:28 9:31 水場
10:56 11:12 駒の小屋
11:27 11:38 会津駒ヶ岳
11:46 11:48 駒の小屋
12:31 水場
12:50 12:55 ヘリポート跡
13:16 13:21 会津駒ヶ岳滝沢登山口
13:43 13:44 会津駒ヶ岳登山口
13:49 村営グラウンド駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆駐車場
檜枝岐村営グランドの第2駐車場（テニスコート）に駐車。第1駐車場と合わせて100台以上の広大な駐車場で公衆トイレもある。

コース状況／危険箇所等

◆道の状況
1100mから積雪があるがアイゼンを必要とする雪質では無かった。なので往復共にアイゼンは不使用。ピッケルは持参したが使い所は無かった。トレッキングポール2本がより便利。
◆登山ポスト
登山口周辺に登山ポストは見当たらなかった。

その他周辺情報

◆登山後の温泉・飲食
道の駅尾瀬檜枝岐のアルザ尾瀬の郷で入湯（800円）。
https://www.oze-info.jp/ozh_spa/aruzaoze/
尾瀬の郷 交流センター・食事処「水芭蕉」でそれぞれ天ぷらそば、天ざるそばを頂きました。

写真

5/3 6:36

檜枝岐村に入ると白い尾根が見えて来た。

5/3 7:29

村営グラウンド第2駐車場に駐車。実はテニスコート。

5/3 7:32

実は一度ここを通り過ぎて滝沢登山口を見て引き返して来た。

5/3 7:33

まだまだサクラが楽しめるとは。

5/3 7:36

滝沢登山口。クルマは未だ通行止め。

5/3 7:36

1995年国体の記念碑。

5/3 7:37

ここにも公衆トイレあり。

5/3 7:37

会津駒ヶ岳トレッキングマップ。残雪期の注意箇所が幾つか書いてあるのは親切だ。参考になる。

5/3 7:42

路傍にはフキノトウがあちこちに。

5/3 7:42

道路上に残雪が現れて来た。

5/3 7:44

もの凄い水量と音で流れている。ここを遡行すると言われたら少し躊躇うかも。

5/3 7:50

ここから林道を外れてショートカット。

5/3 7:56

結構急登ですぐに暑くなる。

5/3 8:02

再び林道に合流。途中でウィンドブレーカーは脱いだ。

5/3 8:03

左下の雪面から登る登山者もいる。冬道のようだが半分無雪だと歩きにくそうだ。

5/3 8:04

この辺りが夏季には駐車場になるようだ。

5/3 8:07

会津駒登山口に到着。

5/3 8:08

そうそう、29年前にはここから登ったっけ。

5/3 8:08

階段登りから始まる。

5/3 8:15

ちょっと登るとこんな道標あり。山頂まで4.7km。反対面には国道まで2kmと。

5/3 8:16

急登が続く。

5/3 8:27

1250mを越えて雪が出て来た。

5/3 8:29

と思ったらもう全面真っ白だ。

5/3 8:33

青い空に白い雪。サイコーな一日かも。急登は辛いが。

5/3 8:38

1350mにて

5/3 8:41

山頂まで4.1km。まだまだだ。

5/3 8:52

スキーヤーに出会う。この斜度でのシール登高はキツそうだが。

5/3 8:56

1450mで尾根に出る。

5/3 9:01

会津駒の尾根続きの峰が見えて来た。

5/3 9:06

1時間半歩いたから休憩しようよ。周りの木の幹には色々と名前なんかが彫ってある。こう言うのは先輩年代の若い頃に流行った仕業だよな。

5/3 9:18

歩き出す。余り前方の景色は変わらないなぁ。

5/3 9:34

でも確実に高度は稼いでいる。振り返ると白いコブが頭を出しているけど奥白根じゃない？

5/3 9:40

左手には燧ヶ岳が望めるようになって来た。あちらもたっぷり雪がある。

5/3 9:43

右端に奥白根があり真ん中から左に男体山、大真名子、小真名子、女峰の連なりが望める。

5/3 9:52

樹林帯の登高が続く。

5/3 9:52

主のようなダケカンバも多い。

5/3 10:07

燧ヶ岳。実に格好良い。

5/3 10:08

1850mにて

5/3 10:09

1850mにて

5/3 10:17

1900m近くになり会津駒山頂が見えて来た。

5/3 10:28

1950m手前で樹林帯を抜けた。

5/3 10:30

途端に北風に曝された。

5/3 10:32

見えてはいるが未だ距離はありそうだ。

5/3 10:36

北風が冷たいのでウィンドブレーカーを羽織る。

5/3 10:39

平ヶ岳が見えて来たようだ。

5/3 10:40

キャラバンのように隊列が続く。

5/3 10:46

左のピークが会津駒ヶ岳の山頂。

5/3 10:47

正面のピークに駒ノ小屋がある。

5/3 10:48

平ヶ岳の北に見えて来た大きな山は中ノ岳か？

5/3 10:50

燧ヶ岳と至仏山。間に遠く望めるのは上州武尊か。

5/3 10:58

駒ノ小屋に到着。ここで小休止とした。

5/3 11:00

平ヶ岳から中ノ岳、越後駒ヶ岳の展望。素晴らしい。

5/3 11:00

再度燧ヶ岳と至仏山、尾瀬の両盟主のツーショット。

5/3 11:00

そして日光連山。奥白根の右に特徴的な非対称の峰があるが四郎岳だろう。とするとその隣は燕巣でその隣は物見山か。脳内地図のネットワークが進展する感じ。

5/3 11:00

駒の小屋の近く

5/3 11:04

駒ノ小屋。

5/3 11:08

駒の小屋前で休憩

5/3 11:13

頂上を目指そう。

5/3 11:16

会津駒ヶ岳から中門岳の尾根。

5/3 11:20

まあ登ります。

5/3 11:29

会津駒ヶ岳山頂に到着。山頂標識は雪の下みたい。

5/3 11:30

中門岳方面の展望。この尾根に踏み入る登山者もいた。

5/3 11:31

大戸沢から三岩岳方面の展望。残雪期しか歩けない稜線なのだろうか。

5/3 11:32

山頂にて

5/3 11:32

会津駒山頂からの燧ヶ岳、至仏山。

5/3 11:32

日光連山には雲が雲が湧いてきている。

5/3 11:32

あれが田代山だろうか？全周の展望をいつまでも楽しんでいられる。

5/3 11:38

最高の天気だけど下らないと帰れないからね。下山しましょう。

5/3 11:44

あっと言う間に駒ノ小屋。

5/3 11:46

日光連山を正面に展望しながら下る。

5/3 11:55

昨日の大雨は山頂域では雪だったんだろう。まだ枝には霧氷のように残っている。

5/3 11:58

右奥が会津駒ヶ岳

5/3 12:14

1800mを境に樹林帯に入る。

5/3 12:35

1600mの少し下。雪庇が崩壊中。

5/3 12:36

下からだと解りにくいかも。

5/3 12:45

夏道が出て来た。

5/3 13:07

登りにも見た道標。あと少しだ。

5/3 13:18

階段に出た。

5/3 13:23

これは登りでは見なかった。と言うことはさっきのカーブから登山道は下っていたか。まあ緩い勾配でこれ以上汚れずに下れるから林道で良いかな。

5/3 13:30

エンゴサクか？

5/3 13:31

この辺りも駐車場のようだ。

5/3 13:35

登山道の分岐まで下って来た。10分ちょっとだからトントンでは。

5/3 13:43

お疲れ様でしたの標識。ホント。

5/3 13:44

温泉施設の案内も付されている。緑色が村営グラウンド駐車場かな？取り敢えず道の駅で良いか。

5/3 13:44

今更ながらfenix 7のDo Course機能を初めて使ってみた。Course Completeなり。

5/3 13:45

満開になったシバザクラが出迎えてくれた。お疲れ様でした。

5/3 14:43

道の駅のお食事処水芭蕉で頂いた天ぷらうどん（冷）。天ぷらは岩魚と舞茸とフキノトウ。

5/3 14:43

天ざる

撮影機器：

X-E4 FUJIFILM

SO-53C Sony

Xiaomi 14T Pro Xiaomi

装備

個人装備

インナーシュラフ 入浴セット 長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 帽子 靴 ピッケル アイゼン ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト トレッキングポール カメラ 着替え その他必要な物

感想

tadomasa

GWは会津の名峰会津駒ヶ岳へ。13Kさんの日程の選定が絶妙でこれ以上ない好天で大展望が楽しめました。確かに日光の山に登っても那須の山に登っても会津駒が望めていたけれどグルっと全周ここまで展望が良いとは想像していませんでした。好い日に好い山に登れました。

僕は29年前の6月下旬に一度登っているが遥かに雪は多く、残雪期の山登りが楽しめた。当時は展望も無く、中門岳の池塘が印象的だった記憶がある。古い記憶ではいきなり階段から始まったけれどこの時期は滝沢登山口までクルマで入れず麓の駐車場から歩くことになるようだ。道の駅で休憩して村営グラウンドに向かったら予想以上に近すぎて行き過ぎてしまい、滝沢登山口の標識を見て戻って来たが、流石に百名山だけあった既に多くのクルマが駐車していた。それでも第2駐車場は広大なテニスコートを充てているので未だ数10台は余裕でキャパシティがある。暑い日になりそうなのでオーバーパンツも履かず軽いウィンドブレーカーを着て出発する。

滝沢登山口を指す大きな道標で国道を離れ林道を歩く。流れる沢の水量が多く驚かされる。一度林道をショートカットする登山道があり再度林道に合流してヘアピンカーブを曲がれば階段のある滝沢登山口だった。滝沢登山口は1100mで1350m位まで急登が続き、1250m位から残雪の上を歩く。登る一方でなかなか苦しいけれど展望はどんどんと開けて行きやがて燧ヶ岳や振り返れば日光の山々が望めるようになって来て心拍数に比例してワクワク感も上がる感じだ。樹林帯を抜けてもうあそこが山頂であそこが駒ノ小屋だよなと思うけども小屋まで小一時間掛かった。ピッケルを置いてくれば少しは楽だったか。ワカンをクルマに残して来たのは正解だった。

駒ノ小屋まで来ると越後駒方面の展望が開けて更に素晴らしい。山頂まではもうひと登りあるけれど15分頑張れば届き、全周の大展望が味わえた。風も無くなって暖かくゆっくりと見渡す限り山ばかりの景色を楽しんだ。大戸沢から三岩岳へと続く尾根は残雪期しか歩けない稜線なのだろうか。魅力的だ。下山後に夏の会津駒の稜線の写真が使われたポスターを見たが夏の景色も素晴らしく、四季折々に登りたい山ですね。

下山してすぐに温泉に浸かれるところも良いところ。岩魚と舞茸とフキノトウの天ぷら付きのお蕎麦も美味しく頂いた。今回は日光をベースにして訪れたが日光から檜枝岐は2時間と思っていた以上に近かった。割と気軽に来られるんだなと認識を新たにした山旅でした。

13K

5月4日13時過ぎ、会津駒ケ岳旧ヘリポート（1350m）付近で滑落事故発生。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c972d45c76ca030b655381cabaf0996a996988b2
https://www.sankei.com/article/20250504-YRU3J2AE4RI2VBTOBQYL7VCDWE/
春の午後なので凍結は無いと思うので、足もとが雪団子になっての滑落かも。
ご冥福をお祈り申し上げます。