八甲田 酸ヶ湯~井戸岳~猿倉温泉


- GPS
- 07:21
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,030m
- 下り
- 1,050m
コースタイム
天候 | ガス~晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰りは、猿倉温泉入口のバス停からJRバスみずうみ号に乗り、酸ヶ湯温泉まで。550円。 |
写真
感想
今年のGWはあまり休みが取れず、天気予報を確認して晴れのチャンスを有効に使いたかった。ひとまず5/3は何とかなるだろうと思い、その前日に出発して雨の中高速道路を走って青森に入った。長い運転が堪えるようになった気がする。その日はスーパーで買い出しして温泉に浸かっておしまい。道の駅は車泊が多かった。さすがGW。
翌朝道の駅を出て酸ヶ湯温泉へ向かった。酸ヶ湯温泉すぐ上の登山者駐車場に車を停めたが、小雨がぱらつき、上部はガスに覆われていた。登っているうちに晴れることを祈って、小雨がやんだ頃合いに温泉脇の夏道登山口から入山した。はじめの急斜面を乗り越えて毛無岱についても上部のガスは晴れず、焦っても仕方ないので小休止を挟みながら登行した。
小屋付近は風が強く、中に入って晴れるのを待った。時間の余裕はたっぷりある。動いていないのに行動食をつまんでいると、これで良いのかとすこし不安になる。小屋の窓から外の様子を確認しつつ小一時間待つとガスが晴れ、周囲の山々を見渡せるようになった。ガスの中を登ってよかったと思える。
小屋からすぐ井戸岳への夏道に入れるが、シートラするのが面倒なので東に回り込んで雪をつなぎ、赤倉岳へのコルへ斜上した。赤倉岳から東面を滑るのもよかったが、今回もコルからの滑走とした。東側ということもあってか、この沢は割と下まで埋まっていそう。沢を抜けるco.1100付近までは難なく滑り降りられた。わかりやすい急斜面の下をトラバースし、小岳‐高田大岳コルへ登り返す。一度シールがはがれ、何となく良くない予感がしたが、貼り直してだましだまし登行を再開した。小岳付近は滑走者が多く、次はこの辺りを行ってみるのもよさそう。
高田大岳は上部1/3〜1/2くらいは雪がなく、コルからトラバって沢型に入れるかなと思いついて、トラバースしてみた。密な樹林間をくぐって進んでいると、南西の沢に入る直前でまたはがれ、貼りつかなくなった。このシールも5年程使っていてそろそろかとは思っていたが、このタイミングとは。すぐそこに滑走適地があり行けなくもないが、何かのお告げかもしれない。悩んだ結果、少し戻って猿倉温泉へ下山することにした。
貼りつかなくなったシールをザックに押し込み、滑走開始。滑った微沢地形も意外と悪くなかった。温泉へのルートは適当に下ってトレースに当てて、そのまま沢沿いに下山した。JRバス停は猿倉温泉の入口にあり、みずうみ号に乗って酸ヶ湯へ戻った。
休日を有効活用できていない今シーズンではあるけど、行きたいところには行けているので、それほど悪くない。とはいえ、消化不良な感じはあるので、もう少し残雪期を楽しもう。
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