山伏−大谷嶺−八紘嶺−七面山−身延山


- GPS
- 08:58
- 距離
- 45.8km
- 登り
- 3,507m
- 下り
- 4,025m
コースタイム
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 8:52
天候 | 曇りのち晴れ ※但し強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
小田急で小田原駅へ 小田原駅から東海道新幹線ひかり533号で静岡駅へ 静岡駅から新静岡駅まで徒歩 新静岡駅7時発の梅ヶ島温泉行きバスに乗車 赤水バス停で下車(8時33分着) ■帰り 身延駅から身延線富士行きに乗車(17時42分発) 富士、熱海、小田原で乗り換え帰宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■赤水〜山伏登山口 バス停を出ると舗装路ではあるものの傾斜のきつい登りが続きその後は川沿いの未舗装路 ■山伏登山口〜山伏 赤テープや標識が豊富でこれらを参考にすれば特に問題無さそう。標高1400m位までの間に水場が3箇所有った。たまに崩落地をトラバースする様なところがあり、そこは要注意。滑りやすい急坂も有り下りは結構大変かもしれない。 ■山伏〜大谷嶺〜八紘嶺 前半は道幅広くアップダウンも緩やかで走りやすい。しかし大谷嶺の手前あたりから先は大谷崩の崩落地周辺を中心に要注意。ザイルやロープを通しているところも多かった。 ■八紘嶺〜七面山 ヤマレコでは破線となっており、ピンクテープを辿っていけば問題無かったが、仮にテープが無かったら迷いやすそうなルート。倒木が多くかつ迂回しづらい場合も有り、下をくぐったり上から越えたりして体力を消耗する。途中1箇所だけピンクテープに沿って進んでいたらヤマレコの警告音が鳴ったが、そのままピンクテープを追っていったところ警告解除された。 ■七面山〜赤沢宿〜身延山〜身延駅 敬慎院を過ぎてからは危険箇所は特に無し。ただひたすら大きめの砂利道で下りのダメージが大きい。七面山から下山後は赤沢宿までは舗装路、赤沢宿から先も身延山頂上までは車が走れる林道になっており(途中から車両通行止めだが)、十萬部寺までは舗装路、その先は未舗装路。身延山からの下山も同様にほとんど車が走れそうな道。 |
その他周辺情報 | 久遠寺から身延駅まで何かしら有り補給には困らないと思うが、今回は特に寄り道せず。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
笛
ヘッドランプ
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
|
---|---|
備考 | ■飲料 ボトル800ml2本持参 登山口を出発して最初の水場で少々水を消費して改めて満杯にする 赤沢宿の休憩所でボトルの片方がほぼ空だったので満杯にする 身延駅到着時に2本ともほぼ空。 ■食料 コンビニおにぎり5個、食パン一斤持参 山伏、八紘嶺、七面山、赤沢宿、身延山でおにぎり1つずつ消費 ■服装 基本的に半袖、ハーフタイツ それで寒い時はアームウォーマーや手袋を装着 山伏〜八紘嶺までは特に風が強く寒さを感じたが防寒着が必要になるほどでは無かった。 |
感想
せっかくの連休なので遠出をしたいと思うものの前泊してまで出かけるモチベーションがなく、日帰りでギリギリ行けそうでまだ行ったことがなく雪も残ってなさそうな2000m峰へ行こうと思い今回のルートを計画(条件が多すぎる…)。
最初計画した際には身延山は含めず七面山から下山することにしていたが、それでは少し物足りないかなと思い後から身延山も加えることに。ただ登山口へアクセスしづらくスタート時刻が遅めなので、七面山到着時点で日没までにゴールできなさそうな場合は身延山はカットする予定。自宅からの移動に3時間半近くかかり8時30分過ぎに漸くスタート。
■山伏まで
最初の舗装路の上りが既に辛く先が思いやられるも、登山道に入ってしまえば調子も出てきて順調に進む。道中山小屋は無いが、あちこちにプレハブをはじめとした人工物の残骸があり割と人の手が入っているのかなと思いながら進んでいた。標高が上がってくると大谷崩のあたりも見えるようになりテンションが上がる。そして山伏にはスタートから1時間30分程で到着し小休止。
■山伏〜大谷嶺〜八紘嶺
序盤は道幅広く傾斜は緩やかで割と快適に走ることができていたが、大谷嶺手前から危険を感じる様な箇所も出てきて慎重に進む。また、大谷崩の付近では写真撮影ばかりでなかなか進まなかったが、こんなところまで滅多に来れないのでやむ無し。
大谷嶺から先は南アルプスをうまく撮影できるところが無いかと思いながら進んでいたが、なかなか木々が途切れる箇所が無い。とはいえ肉眼では木々の隙間から見えているのでそれだけでも十分。そして八紘嶺にも割と順調に到着。
■八紘嶺〜七面山
今回はこの区間が比較的疲労気味でペースが上がらず。倒木が多く、屈んだり上から越えたりを繰り返して体力を消耗したのだろうか。しかもそれまでと比較するとあまり景色を望めず修行の区間。それでも希望峰付近で木々に遮られず南アルプスが見えた時は来てよかったと思いました。山伏に到着した時よりも雲が少なくなっており最高の景色。
■七面山〜赤沢宿
七面山の最高地点は別にあるようでザックをデポして往復してみた。その後は敬慎院に寄ってから一旦下山。この下りは大きめの砂利道がひたすら続き足へのダメージが大きい。冬は丹沢ばかりでしばらくこういうところを下る経験をしていなかったなと思いながら我慢の下り。下山後は少しロードを走って赤沢宿で休憩
■赤沢宿〜身延山〜身延駅
いよいよ本日最後のピークへ向けて登坂開始。意外と舗装路が長いんだな、いつになったら登山道になるのだろうかと思いながら進んでいたが結局山頂まで登山道になることは無かった。ただ登山道ではないからといって、疲労であまり走れず歩き主体で身延山到着。
ロープウェイの最終便にはギリギリ間に合わなかった(元々乗るつもりも無かったが)ので下山は徒歩一択。上りがずっと林道だったのでもしかして下りもかと思ったらその通りであったので、ランニングで下山しそのままゴールの身延駅へ。
■総括
久々の遠征で、登山道の整備状態が良すぎる丹沢と同じ様な難易度の行程をこなせるのが若干不安だったが、トータルとしては概ね順調にこなすことができました。
個々で見ると八紘嶺〜七面山間のペースダウンや七面山からの下りのダメージなど苦手な要素を認識できたことも収穫。いろいろな特徴を持つルートを一度に組み込むと気づきが多く面白いですね。
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