初めての霊仙山(時計回り)、最高の眺めでした!


- GPS
- 25:54
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,092m
- 下り
- 1,092m
コースタイム
- 山行
- 4:07
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 5:19
天候 | 初日:晴れ 二日目:強風ガスガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
写真
感想
先週、1日で4万歩超のロングトレイルを果たしたところですが、GW後半の山行にKAT(Kyoto Alpine Team)が選んだのは、滋賀県の霊仙山。眺めがいいと聞いていたので、ぜひ登ってみなくては、と思っていたのでした。
京都からJRで南彦根まで行き、そこから「愛のりタクシーたが」で河内風穴まで。どうやら運転手さんによっては、お願いすれば今畑登山口まで行ってくれる場合もあるらしいのですが、そんなこととはつゆ知らず、素直に河内で降りました。
そこから30分歩いて今畑登山口到着。ここから反時計回りでのルートも考えたのですが、今回の山行、山に水場がないため、各自4リットル以上の水を担がねばならず、名物の急登の厳しさを考えて、落合からの時計回りのルートを選びました。
こちらは大した急登もないかわりに、何度か渡渉が必要なので、水量が多いときはご用心。落合登山口からは40分ほどで汗拭き峠着。まだ2合目だそうです^^; 3合目、4合目(と指標が出てくるので目安になって助かりました)と順調に進み、5合目の見晴台手前でランチ。ここからは徐々に樹林帯が減っていき、7合目を過ぎると全くと言っていいくらい木がなくなるので、夏場は日陰もないし暑さ対策が必要ですね。今の時期でよかった。
でも7合目から先は、最高でしたよ〜! 上を見れば青空、前を見れば霊仙のなだらかな稜線、振り返れば彦根の町と琵琶湖がど〜ん! こりゃあ人気があるわけです。霊仙の頂上に立っている標柱もこの辺からずっと見えているのですが、これがまぁ、歩けど歩けど着きません^^; かつて「見えた小屋! そこから遠い それが小屋」と詠みましたが、まさにその状態。
それでも1時半には経塚山に到着。そこからいったん避難小屋に降りて荷物を下ろし、空身で霊仙山最高点−霊仙山と歩き、頂上からの景色を堪能させていただきました。天気もいいし、風もなかったし、最高でした!同じ滋賀ですが武奈ヶ岳とはこんなにも山容が違うのですね。
さて、この後は避難小屋に戻って、草地に寝そべりながらビールで乾杯^^/ 日も暮れて寒くなってきたので、小屋の中に入ってもう一杯。そのうち、だんだん風が出てきてびゅーびゅーと唸る感じになってきたので、テン泊は諦め、他の方が来た場合のスペースを確保しつつ、そのまま小屋迫とさせていただくことに。
夜半、風はますます強くなって、その音で何度か目を覚ますほど。
翌朝、相変わらずうなる風の中、小屋の外に出てみれば、10m先も見えないほどのガス。南霊岳周辺の稜線の絶景を楽しみにしていましたが、それどころか下山の目安にしていた最高点の標柱も全く見えない状況。
小屋からは「みんなの足跡」頼みで、コースを外れないよう慎重に最高点を目指しました。そこまでくれば、踏跡も明瞭なので道迷いの心配もなさそうです。近江展望台まで降りてきてもガスは晴れず、結局絶景は次回への持ち越しとなりました。
にしても、うわさの急登、あそこを20kg担いで登るのはキツかったろうなぁ、僕らは時計回りにして正解でした。それから順調に歩いて、今畑登山口には11時に下山。そこからまた河内風穴まで歩いて、愛のりタクシーたがにお世話になって帰路につきました。
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