クリンソウを求めて小金ヶ嶽


- GPS
- 08:12
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 1,427m
- 下り
- 1,505m
コースタイム
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 2:28
- 合計
- 8:06
天候 | 晴れのち曇り。気温高め。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
宝塚-篠山口 7:32-8:15 JR宝塚線 770円 篠山口駅-栗柄奥 8:25-8:48 ウイング神姫3草山温泉行 630円 帰り) 二階町-篠山口駅 17:07-17:26 ウイング神姫10篠山口駅行 340円 篠山口-宝塚 17:41-18:23 JR宝塚線快速 770円 火打岩まで行ける丹波篠山市デマンドバス「のり〜な」 https://www.city.tambasasayama.lg.jp/soshikikarasagasu/sozoutoshika/tambasasayamasozokakari/public_transportation/26964.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。 八柱神社からの登りと小金ヶ嶽の手前に岩場があるものの鎖で整備されています。個人的には白髪岳の鎖場の方が高度感があって怖かった。小金ヶ嶽頂上からは激下りの後、荒れ気味の沢道。倒木が結構あります。全体通して羽虫が多いものの大岳寺跡ピストンの間だけなぜかいませんでした。クリンソウ群生地の周回路は落葉や落枝が多くミドルカット以上の靴をおすすめ。 |
その他周辺情報 | 2026年3月31日まで市内全域で丹波篠山国際博開催中。 城下町エリアに飲食、お土産、文化施設などいろいろ。篠山口駅内にも観光案内所兼お土産物屋。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
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感想
連休最後の山行で多紀連山に行ってきました。今年の連休は去年と比べて山以外も含めて色々お出かけしたのですが、長期休みならではという企画はできず、ならばせめてミッション的なものを進めたいと思ったので、分県登山ガイド兵庫県の山の残る7座のうち去年途中で撤退した多紀連山の小金ヶ嶽へ。そろそろクリンソウも咲いているかなと思って。
最近お馴染になった篠山口駅からウイング神姫の草山温泉行のバスに乗車。ハイカーは私だけで他には途中の西紀支所で下車した2人組。私はいつもの栗柄BSのひとつ先、栗柄奥BSで下車。前回風雪のために、ここからエスケープしようかなーと思った(結局せずに先の大タワまで行ったのですが)登山道から登ります。多紀連山の主稜線に出るまでは無人。ただ防獣柵の奥にもまだ民家があってそこの住人らしい方が車で先行してくれたので閂を外す手間が省けました。家の前でご挨拶したところ「お気をつけて」とのお言葉。
主稜線に出てからはちらほらハイカーとすれ違うようになり、大タワまでで17人。でも御嶽頂上から大岳寺跡に下る途中ですれ違った人が多かったですね。やはり皆さんクリンソウを目当てに来られたのでしょうか。ピストンで御嶽に戻ってからは大タワまでの間に6人ほどに先を譲ってもらいましたがうち何人かはさっきの大岳寺跡ですれ違ったグループでした。
一休みしてから小金ヶ嶽へ。大タワはアスレチック施設が賑わっていました。また同じくらい登り返すのかと思いつつ登りましたが体感では意外と短くじきに頂上に。アスレチックに興じる子供を眺めたりちょっとスリリングな岩場で退屈しなかったせいでしょうか。でも何やら馬力が不足している感じで足が止まりがちに。前の山行からは6日空いてますし疲労でもないと思うのですが。温かくなりましたしミネラル不足ですかね。岩場の最中に足が攣っては一大事と思い慎重にいきました。ここまでより人は減ってすれ違い4人追い越し0人、頂上で6人休憩中。
頂上から下りはじめるとしばらくして先行する1人の背中が見えたのですが、結局追いつかぬまま火打岩に下山するまでつかず離れずでした。他に1人すれ違ったかどうだったか。前を歩いていた方には途中上から近くに石を落としてしまい申し訣ないことをしました。すぐ止まりそうに見えたんですよ。注視しているうちに勢いがついて声を上げるタイミングもつい逸してしまい…反省です。
登山口からは長い下道歩き。前回より長く感じるのは2回目だからか気温が高いからか。城跡の南側から東に延びる河原町の一帯が江戸時代の商家の風情を今に伝えるというので途中で前回の道を変えて王地山という小山というか丘を越えます。この王地山公園の新緑も綺麗でした。その河原町妻入商家群、篠山城大書院、青山歴史村と見て廻りました。思ったよりじっくり見てしまい、気づいた時には17時前。まずいかなと思いつつ、地元の物産館的な丹波篠山百景館に行ったところ17時で閉まっていました。前回ここで買った黒豆コーヒーが好評だったのでまた買おうと思っていたのですが残念。まあ17時閉店ってのはこの種の施設では珍しくないですよね…
近隣の施設もだいたい17時閉館だったようで最寄りの二階町バス停は待っているお客が結構います。17時過ぎに来たバスに乗りましたがちょうど全員着席できるくらい。空き席と立っている人が同数で各二三といったところ。でもその後のバス停でも少しづつ乗って来て通路にもずらっと並ぶ満員状態に。おまけに渋滞でなかなか先に進みません。おかげで電車はちょうどいいタイミングになりましたが、最後の方にバスを降りたお客は結構ギリギリだったんじゃ。ホームを勘違いして乗り遅れそうになっているグループもいましたね。篠山口駅の上り電車は福知山から来るのと大阪方面から来て篠山口止まりで折り返すのとがあるので上り下り両方のホームに停まるのです。まあ私も最初上りの方の電光掲示板しか見てなくて「まだだいぶ時間あるな。コーヒー買って余った菓子パンでおやつにするか」と思っていて慌てたのですが。おやつの暇はありませんでしたが空いた電車に坐って帰れました。
さて今日は小金ヶ嶽登山のあと篠山城下町観光でしたが、どちらも楽しかったですよ。小金ヶ嶽のほどよい岩場はアスレチック的な面白さがありましたし眺めもよく、クリンソウも見られました。クリンソウ群生地は中央、日当たりのいい窪んだ平地の株しか咲いていなかったので保護柵 (ロープ) の外からは遠目に眺めるだけでしたが、広く見渡せる良さはあります。もっと進めば柵近くの斜面も咲き始めるのでしょうか。それはそれで見たいですが。前回お土産を買って通り抜けただけの篠山城下町は今回は大書院とデカンショの館をじっくり見られました。偶然ですがちょうど国際博のイベント中で色々やっていましたし。冬よりも断然観光客が多いですね。近くに住みながらこんなに人気のある観光地だとは知りませんでした。デカンショは大型スクリーンの故障で映像資料は少し物足りなかったのですがこれはお盆に実物を見に来なさい、ということでしょうか。真夏の多紀連山とその後の下道歩きは少々つらい気がしますがデマンドバスもあるし考えてみようかな。
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