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Yamareco

記録ID: 8159752
全員に公開
山滑走
十和田湖・八甲田

八甲田大岳

2025年05月12日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:47
距離
8.0km
登り
733m
下り
721m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:26
休憩
0:19
合計
3:45
距離 8.0km 登り 733m 下り 721m
8:53
8
9:01
9:06
1
9:06
9:07
5
9:57
9:58
4
10:02
4
10:06
10:21
17
12:01
11
12:11
16
12:27
2
12:29
0
12:40
0
12:41
ゴール地点
天候 曇り。下山後、小雨。
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
友人たちが温泉旅行でフリードをレンタカーで借りて酸ヶ湯にいくというので、うまく言いくるめてスキー板を持ち込んでの参加。最終日に別れて山へ。
コース状況/
危険箇所等
夏道はまだ雪に覆われている箇所があるが、冬道はすでに藪に飲まれている。どちらかというと夏なのだと思う。新緑はまだ数日かかるだろう。一週間程度だろうか。
その他周辺情報 酸ヶ湯温泉
温泉のせいか、不気味に立ち枯れている一帯があった
2025年05月12日 09:24撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/12 9:24
温泉のせいか、不気味に立ち枯れている一帯があった
山頂が見えた、と思いきや、雪はほとんどない。どうしたものか……
とりあえず、沢を詰めていく。
2025年05月12日 09:45撮影 by  iPhone 12, Apple
5/12 9:45
山頂が見えた、と思いきや、雪はほとんどない。どうしたものか……
とりあえず、沢を詰めていく。
流れが細く速くなったところで雪が切れている。
谷の両脇はすでに雪はないが、まだ緑は芽吹かず、ハイマツだけが緑色になっている。
2025年05月12日 10:09撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/12 10:09
流れが細く速くなったところで雪が切れている。
谷の両脇はすでに雪はないが、まだ緑は芽吹かず、ハイマツだけが緑色になっている。
どうせトラーゲンなら、とりあえずショートカットして行こうかと思い登ると、踏み跡もある。だが、地面が脆く、藪もありそうだ。振り返ると南八甲田。
2025年05月12日 10:13撮影 by  iPhone 12, Apple
2
5/12 10:13
どうせトラーゲンなら、とりあえずショートカットして行こうかと思い登ると、踏み跡もある。だが、地面が脆く、藪もありそうだ。振り返ると南八甲田。
少し登ると、夏道とその脇の冬道が見渡せる。これならあちらの方が楽そうだ、と思い降りると、ちょうどここに写っている方とスライドし、この先の雪の様子を教えてもらった。
2025年05月12日 10:18撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/12 10:18
少し登ると、夏道とその脇の冬道が見渡せる。これならあちらの方が楽そうだ、と思い降りると、ちょうどここに写っている方とスライドし、この先の雪の様子を教えてもらった。
前出の人は冬道側から降りてきたのでそのまま辿ってみたら、ピンクテープの先に薮があった。春はもう終わりだ。
2025年05月12日 10:27撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/12 10:27
前出の人は冬道側から降りてきたのでそのまま辿ってみたら、ピンクテープの先に薮があった。春はもう終わりだ。
また戻って夏道を通る。まだ新緑にはなっておらず、なんとなく殺風景で、秋の山のようだ。
2025年05月12日 10:29撮影 by  iPhone 12, Apple
1
5/12 10:29
また戻って夏道を通る。まだ新緑にはなっておらず、なんとなく殺風景で、秋の山のようだ。
やがて雪が復活したのでシールで沢を詰め、徐々に左へ巻きつけるように登っていく。薄靄の中にぼんやりと大岳が見える (あまりいい景色ではなかったので撮らなかったが、今日はこのときが一番よく見えていた) 。
こちら側の斜面はまだ雪が残っているようなので一安心。いつ雪が切れても道があるように、夏道の上を辿るように登っていくと、木の間の雪が登りにくくウザい。
やがて雪が復活したのでシールで沢を詰め、徐々に左へ巻きつけるように登っていく。薄靄の中にぼんやりと大岳が見える (あまりいい景色ではなかったので撮らなかったが、今日はこのときが一番よく見えていた) 。
こちら側の斜面はまだ雪が残っているようなので一安心。いつ雪が切れても道があるように、夏道の上を辿るように登っていくと、木の間の雪が登りにくくウザい。
仕方ないので担ぐと思ったが、さっきチラリと見えた大斜面が気になる。うまくすればシールでかなりのところまで快適に登れるのではないかと思い、そちらへ再転進。途中にでかいクラックがあった。
2025年05月12日 11:42撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/12 11:42
仕方ないので担ぐと思ったが、さっきチラリと見えた大斜面が気になる。うまくすればシールでかなりのところまで快適に登れるのではないかと思い、そちらへ再転進。途中にでかいクラックがあった。
果たしてたしかにシールでほぼ登り詰められたが、山頂までは腰ほどもある笹が行手を阻む。荷物をデポして空身で探索を強行する。風があったので飛ばされぬよう少し倒し気味に板を置いておいたが、笹が高すぎて、目の前に来るまでデポ地点が見つからず難儀した。
2025年05月12日 11:54撮影 by  iPhone 12, Apple
1
5/12 11:54
果たしてたしかにシールでほぼ登り詰められたが、山頂までは腰ほどもある笹が行手を阻む。荷物をデポして空身で探索を強行する。風があったので飛ばされぬよう少し倒し気味に板を置いておいたが、笹が高すぎて、目の前に来るまでデポ地点が見つからず難儀した。
笹はさほど漕がずに歩きやすい薮へ出れたが、まだ藪といえば藪だ。そうこうしているうちに霧がどんどん濃くなり、山嶺が白く染まっていく。デポ地点を探せなくなる可能性もあったので諦めて帰ることにした。
2025年05月12日 12:03撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/12 12:03
笹はさほど漕がずに歩きやすい薮へ出れたが、まだ藪といえば藪だ。そうこうしているうちに霧がどんどん濃くなり、山嶺が白く染まっていく。デポ地点を探せなくなる可能性もあったので諦めて帰ることにした。
地獄沼は青い。この頃にはもう山はおろか、中腹まですっぽり霧に隠れていた。
2025年05月12日 12:38撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/12 12:38
地獄沼は青い。この頃にはもう山はおろか、中腹まですっぽり霧に隠れていた。
前日歩いた石の海岸
2025年05月11日 11:58撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/11 11:58
前日歩いた石の海岸

感想

自主ペーパー講習を兼ねて地元の格安レンタカーで神奈川から青森まで行くなどとバカなことを友人たちがぶち上げており、冷やかしていたらいつのまにか頭数に入っていたので、それならばとスキー板を持参して参加してみた。ボタン類も掠れて消えかかっているのに、メーターでは3万キロしか走っていないという十数年落ちのフリードで、山道でも高速でもフワッフワ動いて落ち着かず、とてもやばい。ただ、ミニバンは通路に板を置けるのでそこは評価したい。
前日は夏泊の先っぽのガレた浜を探索したり(写真最後に添付)してから酸ヶ湯へ。
彼らは車の返却に間に合わせるため朝から気合を入れて山道を下っていった。私は荷物を抱えて山へ。
山に合わせた日程ではなく、ずっと悪天候だったが、今日は僅かに回復。しかし午後にかけてまた悪化する予報だったが、果たして靄に巻かれ、藪に阻まれ、山頂を踏むことはならなかった。
酸ヶ湯から巡る北八甲田はあまり高い山域ではないので、天気が良ければいくつかの山頂を踏んでから谷地温泉へ滑り込む予定だったが、谷地温泉から公共交通機関で都内へ帰るのはめんどくさく、好天でなければそこまでやるモチベーションは湧かない。手近な大岳で済ます。これでも山域最高峰である。
ゴールデンウィークも遠くなり、もはやシーズンは終わりつつある。夏道の方が通りやすくなり、山頂付近は深い藪になっている。一方で、まだブナの芽吹きは760m程度までで、靄のみならず殺風景な山となった。
南面の大斜面はデブリが融着したまま凍っていて、ザラメ滑走ともならず。
これで今シーズンは終了と思う。崖まで氷雪で覆われ、コンコンと降りしきる中ラッセルするハイシーズンがすでに恋しい。
霧の晴れ間に少し見えたが、お釜に雪が溜まっているかもしれない。 

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