五葉山・日の出岩・黒岩



- GPS
- 05:43
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 737m
- 下り
- 739m
コースタイム
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 5:43
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
なだらかで大きい北上山地の山で、キツくなく登り下り出来る斜度。登山道・道標もとても良く整備されていて歩きやすく道迷いの心配も無い。 |
その他周辺情報 | 大船渡温泉の日帰り入浴はお風呂から大船渡の湾内を一望出来ゆったりとした時間を過ごせる。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
携帯トイレ
サーモス
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感想
前日までの悪天・強風がおさまった5月13日、計画していた北上山地の五葉山山行を決行。道の駅「釜石仙人峠」から大船渡方面に戻り、赤坂峠登山口に向かう。7時30分に赤坂峠登山口の駐車場に到着、ザックを取り出しトイレを済ませて、登山口にある五葉神社を参拝して、7時55分に登山開始。今回の山行は、五葉山だけでなく、最高点のある日の出岩とその反対側稜線の見晴らしポイントの黒岩まで縦走して赤坂峠に戻るルート設定。新緑が眩しい日差しの中、歩きやすい登山道の緩やかな登りから始まる。8時05分に1合目を通過、標識もしっかり整備されている。3合目手前辺りから周囲の木々が低くなり視界が開け始め、振り返ると五葉湖や北上高地のなだらかな稜線が見える。3合目を過ぎ、8時27分に賽の河原と呼ばれる草木の無い場所が現れる。ガイドブックでは次のポイントは畳岩、引き続き緩やかな登りを続け、8時42分に畳岩に到着。標識のすぐ脇に大きな畳状の岩が横たわっている。ちょっとした広場にもなっているので休憩には都合の良い場所だが、まだ1時間も経っていないので、そのまま登り続ける。この畳岩付近には歌碑や鳥居もあり、結界の中に入っていく感じ。5合目・6合目・7合目とあまり変化のない登りは続くが、木々はやや大きな広葉樹に変わり、まだ新緑前の枝の隙間から五葉山や黒岩方面の山頂稜線が見える。鈴のついたこじんまりとした祠を通り過ぎたところで白い可憐な花を岩場の影の中に見つける。あとでGoogleレンズで調べたところヒメイチゲではないかと思われる。9時19分に8合目を通過し木々は針葉樹へと移って山頂が近いのを感じる。15分ほどさらに進むと立派な山小屋が現れる。石楠花荘と呼ばれる無人小屋で、すぐ近くに水場がある。この水もペットボトルに入れて補給しつつ、味見をする。かなり美味しい水だ。山小屋の周囲は石楠花の群生地、しかしまだ時期が早過ぎで花は咲いていない。見頃になれば壮観だろう。水場を過ぎ、笹と石楠花の間を進むとすぐに山頂稜線、日枝神社の鳥居が正面に現れる。休憩がてら鳥居をくぐり参拝する。鳥居脇には山頂への道標があり、あと少しの稜線の道を進む。左手には北上高地の緩やかな山並みとその中の白い残雪の早池峰が見渡せる。7分ほどで三角点のある山頂に到着。山頂標識には標高1341.3mと刻まれているが、その下に「標高1340.4m 東日本大震災で低く。最高点は日の出岩です」とテプラ書きがある。約1mも標高を下げてしまう大変動を引き起こした地震の凄さを実感する。山頂からの見晴らしは特に南北が素晴らしい。北は早池峰を中心とした北上高地、南は大船渡方面の三陸海岸。写真に景色を収め、日の出岩に向かう。ハイマツと笹の広がるなだらかな稜線の向こうに岩の突起が見え、近づくにつれ大きさを実感する。巨岩の東側を巻いて最高点まで攀じ登る。相変わらず早池峰は美しく、東側に釜石以北の三陸のリアス式海岸が広がる。手前はまだ新録前の裸の木々が広がる。日の出岩上での景色も写真に収め、山頂⇨黒岩方面に稜線を戻る。山頂・日枝神社を過ぎ10時45分に五葉神社の奥宮に到着、引き続きの山行安全を願い参拝しする。この神社から黒岩までは岩稜帯になり結構歩きにくい。岩のアップダウンを繰り返し11時9分に黒岩に到着する。黒岩からは大船渡湾がはっきり見え、さらに西側の景色も広がり、早池峰も一番良い姿を見せてくれる。景色を堪能し黒岩を後にし、日枝神社まで戻り、ランチ休憩をとる。いつものようにカップうどん+スライス餅の力うどんと菓子パン+コーヒー、早池峰方面の景色もおかずに気持ちの良い時間を過ごす。ランチ休憩後、石楠花荘を横目に一気に登山口まで下る。13時38分に登山口に到着、相変わらず強い日差しが続く中登山用具を片付け、妻の実家のある盛岡に向かう。まだ石楠花の花は咲いていなかったが、素晴らしい天気の中気持ちの良い山行だった。
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