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記録ID: 8176959
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ハイキング
甲信越

復活したコースで松平山へ【五頭連峰】登山を始めて11年、とうとうアレに遭遇(新潟県阿賀野市)

2025年05月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:03
距離
8.4km
登り
981m
下り
990m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:59
休憩
0:07
合計
3:06
距離 8.4km 登り 981m 下り 990m
8:03
56
8:59
9:01
49
9:50
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38
11:09
0
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天候 くもり☁稜線はどんより
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
松平山登山口の魚止めの滝へは、磐越自動車道安田インターから国道290号線経由で15km。ローソン阿賀野畑江店から脇道に入り、五頭少年自然の家を過ぎて道路が細くなってもさらに進むと登山口に着きます(全区間舗装道路)。駐車場スペースは8台ほど。駐車場に入りきらない場合は路肩のスペースに交通の妨げにならないように駐車します。
コース状況/
危険箇所等
駐車場から道路を少し戻ると登山口(登山ポストあり)。いったん谷へ下り、魚止めの滝を見ながら橋を渡ってすぐに急登。ひと登りすると谷沿いのトラバース道。ここは草木でわかりづらいもののそこそこ高度があり、しかも足場が狭かったり草で隠されていたりとこのコース最大の難所。注意するポイントです。トラバース道が終わると沢を渡渉し、尾根へと取り付きます。ここからひたすら急登です。6合目の山葵山まで厳しい上りがつづきます。

展望が広がる山葵山を過ぎると、いくぶん斜度が緩みます。ですが下草が濃かったりして難儀な箇所もあります(踏み跡は明瞭)。それでも山葵山までよりはだいぶ歩きやすくなり、松平山に着きます。

『分県登山ガイド16 新潟県の山』によりますと、魚止めの滝登山口〜松平山のコースタイムは上り150分、下り120分。

沢の渡渉があるので、雨降り後に増水した場合は通行できなくなる恐れがあり要注意のコースです。

このコースは初めて歩きましたが、比較的歩きやすい五頭連峰の中ではかなりタフだという印象を持ちました。とはいえそれなりに山歩きに慣れた人なら問題ないと思います。「初心者が一人で歩くのはちょっとやめといた方がいいかな!?」ってくらいの難易度でしょうか。
その他周辺情報 村杉温泉には「五頭山麓 うららの森」という道の駅ではないけれどほとんど道の駅のような施設があり、物産品の買い物や食事ができます。

下山後の温泉は出湯温泉と村杉温泉に共同浴場があります。内湯のみ。備え付けのシャンプーリンスボディーソープ無しなので自前で用意する必要あり(窓口で小袋売ってます)。村杉温泉の裏手には無料の足湯もあります。駐車場は狭いので混んでると駐車できないかも。共同浴場以外にもホテル旅館で日帰り温泉受付しているところもあります。

また少し足を伸ばせば五頭温泉郷の今板温泉、さらに足を伸ばせば月岡温泉、咲花温泉もあります。

コンビニは登山口への入口にローソン阿賀野畑江店。
今日は天気がパッとしないので、手近な五頭連峰でトレーニングと割り切って登山することにしました。これは北区の福島潟からの五頭連峰。今は稜線見えてるので、さらに天候下り坂にならないといいな
2025年05月18日 07:21撮影 by  SO-53C, Sony
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5/18 7:21
今日は天気がパッとしないので、手近な五頭連峰でトレーニングと割り切って登山することにしました。これは北区の福島潟からの五頭連峰。今は稜線見えてるので、さらに天候下り坂にならないといいな
五頭連峰内のどこにするかで迷いましたが、松平山をチョイスしてみました。松平山登山口の「魚止めの滝」駐車場は駐車可能台数8台ほど
2025年05月18日 08:00撮影 by  SO-53C, Sony
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5/18 8:00
五頭連峰内のどこにするかで迷いましたが、松平山をチョイスしてみました。松平山登山口の「魚止めの滝」駐車場は駐車可能台数8台ほど
登山口です。ここからいったん下って谷へ。実は私、このコース初めてなんですよ。今日も地下足袋登山です
2025年05月18日 08:02撮影 by  SO-53C, Sony
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登山口です。ここからいったん下って谷へ。実は私、このコース初めてなんですよ。今日も地下足袋登山です
五頭連峰では藤田金属謹製の案内板を随所に見かけます。ごずっちょ(左のキャラ)の絵、よく作ったなあ
2025年05月18日 08:02撮影 by  SO-53C, Sony
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5/18 8:02
五頭連峰では藤田金属謹製の案内板を随所に見かけます。ごずっちょ(左のキャラ)の絵、よく作ったなあ
ちょっと下って魚止めの滝です。意外と小さい滝。このくらいの高さならイワナだと上れてしまいそうだけどな
2025年05月18日 08:03撮影 by  SO-53C, Sony
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ちょっと下って魚止めの滝です。意外と小さい滝。このくらいの高さならイワナだと上れてしまいそうだけどな
橋を渡って対岸へ。このコースは2022年4月に雑炊……いや増水で橋が壊れ、つい先日この橋が再び架けられるまで通行禁止になっていました。なので物理的に入れなかったんですよねえ。ようやく歩けます
2025年05月18日 08:03撮影 by  SO-53C, Sony
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5/18 8:03
橋を渡って対岸へ。このコースは2022年4月に雑炊……いや増水で橋が壊れ、つい先日この橋が再び架けられるまで通行禁止になっていました。なので物理的に入れなかったんですよねえ。ようやく歩けます
川沿いの際どいトラバース、そして厳しい急登の連続をこなして山葵山(693m)まで上がってきました。今日はあまり調子が上がらず、ここまでの急登が辛すぎて途中で帰ろうかと思ったくらいでしたよw
2025年05月18日 08:59撮影 by  SO-53C, Sony
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5/18 8:59
川沿いの際どいトラバース、そして厳しい急登の連続をこなして山葵山(693m)まで上がってきました。今日はあまり調子が上がらず、ここまでの急登が辛すぎて途中で帰ろうかと思ったくらいでしたよw
山葵山はなかなかの好展望地。越後平野と
2025年05月18日 08:59撮影 by  SO-53C, Sony
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5/18 8:59
山葵山はなかなかの好展望地。越後平野と
反対にはこれから向かう松平山(の方向)
2025年05月18日 09:00撮影 by  SO-53C, Sony
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5/18 9:00
反対にはこれから向かう松平山(の方向)
そして五頭山本峰方面。稜線に上がって展望があるようならこちらへ縦走して赤安山経由で周回してもいいけど……。松平山に着いてからかな
2025年05月18日 09:00撮影 by  SO-53C, Sony
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5/18 9:00
そして五頭山本峰方面。稜線に上がって展望があるようならこちらへ縦走して赤安山経由で周回してもいいけど……。松平山に着いてからかな
山葵山を過ぎると傾斜は緩んでいくぶん歩きやすくなりますが、下草が濃かったり雪を踏む場面も。雪が固く締まっており、柔らかい地下足袋でキックステップするのはしんどかった
2025年05月18日 09:37撮影 by  SO-53C, Sony
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山葵山を過ぎると傾斜は緩んでいくぶん歩きやすくなりますが、下草が濃かったり雪を踏む場面も。雪が固く締まっており、柔らかい地下足袋でキックステップするのはしんどかった
松平山(954m)に着きました。初めての松平山てす。ここまで上がると雲の中に入っちゃいました。けっこうタフなコースで疲れましたし、展望も無いので縦走はやめにしとこう。いずれ五頭山から来ればいいかな
2025年05月18日 09:50撮影 by  SO-53C, Sony
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5/18 9:50
松平山(954m)に着きました。初めての松平山てす。ここまで上がると雲の中に入っちゃいました。けっこうタフなコースで疲れましたし、展望も無いので縦走はやめにしとこう。いずれ五頭山から来ればいいかな
松平山は一等三角点。ひと息入れたらすぐに下ってしまいましょう
2025年05月18日 09:50撮影 by  SO-53C, Sony
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5/18 9:50
松平山は一等三角点。ひと息入れたらすぐに下ってしまいましょう
山頂すぐのところに咲いていたイワウチワ。このコースは下りもなかなかハードです。前日の雨が残っていて、急坂で滑って尻餅つくこともしばしば
2025年05月18日 09:54撮影 by  SO-53C, Sony
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5/18 9:54
山頂すぐのところに咲いていたイワウチワ。このコースは下りもなかなかハードです。前日の雨が残っていて、急坂で滑って尻餅つくこともしばしば
山葵山からの展望もすっかりなくなってしまいました。

どうにか下山し地下足袋を脱いだら、靴下にくっついているものが……。そう、ヒルです。前日の雨で活発になっており、たぶん川沿いのトラバース区間でやられたのでしょう。11年の登山歴で初めてヒルに食いつかれました。感慨深い
2025年05月18日 10:31撮影 by  SO-53C, Sony
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5/18 10:31
山葵山からの展望もすっかりなくなってしまいました。

どうにか下山し地下足袋を脱いだら、靴下にくっついているものが……。そう、ヒルです。前日の雨で活発になっており、たぶん川沿いのトラバース区間でやられたのでしょう。11年の登山歴で初めてヒルに食いつかれました。感慨深い
撮影機器:

感想

この松平山への登山で、登山歴11年にして初めて「ヒル」に食いつかれました。これまで粟ヶ岳や菅名岳、鷲ヶ巣山といったヒルでよく知られる山に登ってもヒルに遭遇したことがなかったので、「ヒルなんて都市伝説だろ」くらいに思ってたのですが、ついに出会うことができました。

実は前半の谷沿いトラバース道でスライドしたお姉さんが「ヒルがいっぱいですよ」と言っていたのですが、私はこれまでヒルとは無縁でしたのでほぼ聞き流しており、それ以後頭からはすっかり消えていました。下山して地下足袋から靴に履き替えるとき靴下にモゾモゾ動くものがあったので、「あー、ヒルだー(棒)」とやっとそのお姉さんの話を思い出したのです。

その靴下にくっついたヒルは指でつまんで引きはがしました。8匹付いてました。おそらく谷沿いの道にいて、前日の雨で活発化していたのでしょう。いや、本当にヒルに食いつかれると血がなかなか止まらないんですね(靴下を貫通して足首をやられた)。エマージェンシーキットの絆創膏全部使ってしまいましたよ。

ヒルを嫌っている登山者さんは多いと思います。途中スライドしたお姉さんもヒルが多すぎて嫌気がさし撤退したらしいです。でも私はそれほどヒルが嫌いではありません。さすがに好きとまでは言いませんが(笑)若いころ渓流釣りにハマってたときに見慣れてたことも大きいかもしれません。釣りから離れ、登山シーンで出会うことができてちょっと感動しました(再笑)

うーん、これだけ血が止まりにくいと対策要るかもな〜。雨降り後に登山するときは塩水をスプレーしておくとか、何かしら考えないと。

松平山は初めての山だったのですが、けっこうタフなコースでしたね。今度行くときは五頭山からの縦走で。

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コメント

きらきらうえつさん お疲れ様です。

五頭山でもそちらのルートだとヒルがいるのですね!血吸われましたか?ヒルが怖くてあまり粟ヶ岳方面行く気になれないのですが、まさか五頭山にもいるとは!!となりました。松平はまだ行ったことないけど人があまり行かないのでヒルの他熊🐻にも会いそうですね(汗)
2025/5/19 19:16
TOMATO🍅さん

こんばんは!!
ええ、ヒルにやられてしまいました(苦笑)けっこう下草が濃くて、前日の雨も残っていたのでヒルが出てくる条件が揃っていた感じです。晴れた日なら大丈夫かと思いますよ。人が少ないのでクマは多いはずです。
2025/5/19 19:20
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