黒川鶏冠山はどこが山頂?シャクナゲ探しに苔森&お花見



- GPS
- 05:50
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 641m
- 下り
- 657m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 5:50
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
8:10に到着したところなんと満車😱 ここで満車なんて初めて… 登山者だけではなく観光やバードウォッチングで停めてる人もいたので空かないかな、と20分待って空かなかったら、他の山に行こうと待っているとバードウォッチングの方々一組が帰られてなんとか停めれた。 なお、R411を落合方面に少し行ったところにも数台停めれるスペースあります。 バスの場合は塩山駅から1日2便のみ。1便は昼過ぎなので登山には塩山駅発8:30の便のみ。帰りは15:40になります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース全般】 鶏冠神社を除けば、体力・難易度ともに初心者でも楽しめるコース 鶏冠神社への登りは、岩場慣れしていない人は巻き道はNG、直登はゆっくり登り降りすれば、見た目ほど難しくないと思いますが、見上げて自信なければやめた方かいいかと。 眺望は神社より見晴台の方が抜群に良い。 【ランチ適地】 座ってゆっくりランチできるのは写真51枚目のテーブルベンチ位。ブナのみちのブナ坂コースの登山口近くにベンチ一つありましたが眺望もなく登山口に近すぎるのでいまいちかと。 山頂周辺では、見晴台は狭いので先客いたら座れず、座れても後から人来たら、居心地悪いかも。 鶏冠神社はもっと狭く座れるスペースなし。 三角点はスペースある草っ原ですが眺望はない。 見晴台・鶏冠神社分岐の道標がある少し南側にコース外ですが広場っぽいところがあり、ツツジが咲いていれば花見ランチが出来ます。 【柳沢峠〜梅ノ木尾根】 東京都水道局が整備している、都民の森に似た感じのブナの森散策エリア(ブナのみち、コース全容は写真6枚目) 道はいくつかあり、ブナ坂、ナラ坂が主なコース。 いずれも大変整備されていて歩きやすい道。 両コースが合流する梅ノ木尾根というところが終点。 行きはナラ坂コースで登り、登山口から100mちょい標高あげるのですが、登っていることを感じない位、ゆるゆる登り。 帰りはブナ坂で下りましたが、こちらは途中つづら折れのそこそこの下りがありました。 なのでブナのみちは反時計回りの方が楽だと思います。 ブナ坂コース終点手前に黒川鶏冠山登山ルート唯一のテーブルベンチがあり、奥秩父主稜線の眺望が素晴らしい(ベンチのみブナ坂コースの途中に1ヶ所ありました) 【梅ノ木尾根〜六本木峠】 梅ノ木尾根からすぐに年期の入った木橋をいくつか渡ります。強度は大丈夫ですが、湿ってぬめった橋もあったので滑らないよう気を付けましょう。 この辺りから苔の森の中を歩くようになります。道は変わらずとても歩きやすい道です。 この間は殆どアップダウンなく、ゆったり苔の森を歩けます 【六本木峠〜横手山峠】 苔の森が終わり、カラマツの植林の中を歩きます。徐々に下っているのですが、下りを感じないほど緩やかです。植林と緩やかさで、この間が退屈で飽きました。 【横手山峠〜見晴台〜鶏冠神社】 横手山峠から、このコースでやっと登りを実感する道となります。と言っても急登ではないです。 見晴台と鶏冠神社の分岐の道標に到着し、見晴台方面に向かうとすぐに尾根に乗り左が黒川鶏冠山最高地点の見晴台、右が三角点への道。 見晴台手前の木になぜか鶏冠山プレートありました。 見晴台は奥秩父主稜線の展望が素晴らしいですが、狭くて5人いたら満席。 鶏冠神社に至る道が唯一の難所。 見晴台の分岐からは最初は歩きやすい平坦な道ですが徐々に登りになり、根っこだらけの道の上に大きな岩のある急斜面に突き当たります。 鶏冠神社へはその岩を直登するか、左に巻いて登る道の2通りあり、嫁が急登岩登るより巻き道が良いと言ったので、最初巻き道へ進んだのですが、これが大間違い。巻き道はすぐに足場の悪い岩トラバースになり、岩は湿って滑りやすく、さらに左がかなり切れ落ちていて、滑って落ちたら即おしまいな道。ロープも鎖もありません。 途中で嫁がギブアップして戻ることとなり、岩急登の下まで嫁を送りました。難所巻き道に意気消沈した嫁はすっかりモチベーション失い留守番することに。 自分一人で今度は直登の岩登りへ進みましたが、こちらは見た目ほど難しくなく、登ってしまえば、あとは多少の岩場歩きをすると鶏冠神社に到着。 神社と言っても写真の通り小さな祠と山梨百名山の山頂標があるのみで2人立てるかどうかのとても狭い山頂でした。 おすすめは直登コースです。巻き道は危ないだけでメリットなし。 ちなみにシャクナゲはこの鶏冠神社の付近辺りに自生していますが、登山道沿いにはそれほどなく、道から少し離れたところに多かったです。 |
その他周辺情報 | 塩山市のコメリに寄って、トマトのペアプランツにするためのバジルを買いました。なんと一鉢60円! その他、お花や野菜の苗も都内より格段に安いです。 |
写真
RV車なら走るの楽しそうなここだけ見ると状態のいい整備されたダートです
ゲートあり一般車輌は入れないとのこと。今は崩落箇所あり車は通れないそう、もったいない。
黒川金山跡方面、鶏冠山方面、落合集落へ向かい途中で鶏冠山方面と分岐、来た道の変則十字路に地図では読めますが、現地では三差路。
道標が鶏冠山方面を示す方角に別の道標が見えて、その方へ少し進むと鶏冠山へ向かう道と落合集落への分岐あり
さあ、どこが黒川鶏冠山の山頂か分からない水道局の道標
道標に鶏冠山(黒川山)とあるが、ここはもちろんピークではない。
山頂は見晴台なのか神社なのか、はたまた地図にある三角点なのか?三角点は表示すらない
見晴台位だが狭いところにそれなりに人が来るので落ち着かない
見晴台と神社の分岐の横のコース外にツツジがきれいなところがあり、小さい広場になっているので、そこでお花見ランチとしました
この折れかたは落雷では無さそう。痛んでもいないし、なんの具合でこのように折れたのか。背の低い方は乗り越えるの大変そう。嫁は跨いだところで、足がつかずバタバタしてました。
右は飛龍山から左は破風山まで奥秩父主稜線一望の絶景ポイント
登山口に近すぎるので、登りではランチにはならず、下山時だとカロリー消費にはならなさそう
感想
俺たちの5月を返せ〜!(ง°̀ロ°́)ง;
気象庁は梅雨の走り、梅雨入りは平年並みの6月上旬と言っているが、この湿度暑さはもう梅雨入りなんでないの?
そして土曜日が雨☔ローテーション
爽やかな登山はGWでおしまいだった…
それならそれでお花を楽しもう!
しかし今年は桜だけは平年並みも、そのあと他のお花がまくり立てるように早く早く咲いて、散っていく…
このままで大好きなはシャクナゲも気がついたら終わってたにかなりかねない。
でもシャクナゲが見れる山って瑞牆山や甲武信ヶ岳、飛龍山。少し先で御座山などで日曜日にはキツい山ばかり。天城山は日帰り自体がキツい
日曜日でも負担ないなら、笠取山と思うけど直近レコではまだ咲いてなさそう。
かなり前に黒川鶏冠山にシャクナゲのレコを見た記憶があったので、ここなら日曜日でも負担ないな😃と、前置き長かったが(長過ぎ┐(´д`)┌)、お初の黒川鶏冠山行って来ました。
柳沢峠はいつも空いてるしと、8時ちょい過ぎに柳沢峠に到着すると信じがたい光景が😱
いつも余裕の駐車場が満車orz(←久々に使った)
柳沢峠に何が起きたのか?新聞に今行くべき峠、とか載った?
ともかく8時半まで空かなければ、違うプランを考えようと、Bプラン考えていたら運良く1台空いたのでなんとか停めれました。
お目当てのシャクナゲは鶏冠神社周辺で咲いていましたが、花付きがよくなく、花が少ない。裏なのか?
登山道から離れた場所で群生していました。なのでこのお山はシャクナゲトンネルという感じではなかったです。
鶏冠山(黒川山)の山頂ですが、ヤマレコ解説にあるように最高峰は見晴台、山梨百名山の山頂標は鶏冠神社にあり、三角点はまた違う場所。別にどこを山頂と決める必要もないし、この3ピークが遠くから見るとトサカに見えるのかな?山梨百名山の山頂標は必ずしも最高点に立ててるわけでなく(笠取山や雲取山etc.)、何か意図があるのか、立てられるのがそこだったのか…
黒川鶏冠山に限って言えば、神社まで登って初めて登った感があるからかな?
シャクナゲまみれになりたい!という人には少し物足りないかもですが(自分はなりたい)、お花もぼちぼち見れて、苔の森も歩けて、奥秩父主稜線の眺望がいい、お手軽に奥秩父を感じるには良いコースだと思いました。
首都圏近郊でシャクナゲの穴場あったら、こっそり教えて下さいm(__)m
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