記録ID: 8184725
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無雪期ピークハント／縦走
日光・那須・筑波
奥袈裟丸山(南西尾根〜群界尾根周回)で足慣し
2025年05月18日(日) [日帰り]
栃木県
群馬県
瀑泉
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 09:26
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,281m
- 下り
- 1,281m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 9:36
距離 12.4km
登り 1,281m
下り 1,281m
| 天候 | 朝のうち陽射しがある時間もあったが、一時的で一日中高曇。 風は、場所によって3〜5m弱。 山頂を結ぶ稜線は20℃前後で快適だった。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
帰りは高速代をケチって下道。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
南西尾根：一応バリだが昔から利用されていて、前袈裟丸山直下は笹が多少被るが、踏み跡は明瞭。 前袈裟丸山頂〜八反張のコル：笹が刈払われていないので、以前より踏み跡が見づらくなった。 八反張のコル：通行禁止となったのは20年前だが、昔から誰も気にせずに歩いていた。 地図アプリが使われるようになって歩く人が減った様だが、前袈裟側の下降地点の土砂が以前より少し流れたものの、コル自体の通過に影響は無い。 後袈裟丸山〜中袈裟丸山：ルートは明瞭で迷う所は無し。 中袈裟丸山〜奥袈裟丸山：もっとヤブっているかと思ったが大したことは無い。目印も踏み跡も確りある。 それより地形図に現れないアップダウンが多くて、時間がかかるし草臥れる。 |
| その他周辺情報 | R122に道の駅くろほね・やまびこ 小中大滝の駐車場にはトイレがある。 (ただ、今回は寄らなかったので利用できるかは不明。) |
写真
群界尾根の登山口に駐車して、5時半前に出発。
少し戻って手前の林道を進む。
少し戻って手前の林道を進む。
小広場を過ぎてそのまま踏み跡を辿って河原へ。
右岸に渡って上流に進むと、見覚えのある尾根が見えた。
右岸に渡って上流に進むと、見覚えのある尾根が見えた。
やがて傾斜が緩んで、岩の上からこれから向かう南西尾根と1504m標高点のピーク。
ルートはよく踏まれていて、シャクナゲとシロヤシオとミツバツツジのコラボ。
出発から40分ほどで南西尾根に到着し大休止。南西尾根を歩くのは、2018年、2019年に続いて今回が3回目。
ちなみに前袈裟丸山には、一般ルートの他に南東、南、南西尾根の3本のバリルートがあって、その全てに足跡を残している。
2
5/18 6:08
出発から40分ほどで南西尾根に到着し大休止。
南西尾根を歩くのは、2018年、2019年に続いて今回が3回目。
ちなみに前袈裟丸山には、一般ルートの他に南東、南、南西尾根の3本のバリルートがあって、その全てに足跡を残している。
南西尾根を歩くのは、2018年、2019年に続いて今回が3回目。
ちなみに前袈裟丸山には、一般ルートの他に南東、南、南西尾根の3本のバリルートがあって、その全てに足跡を残している。
正面に1504m標高点のピーク。
写真を撮っているうちに、後ろから親子と思しきハイカーが来て追い越して行った。
写真を撮っているうちに、後ろから親子と思しきハイカーが来て追い越して行った。
いつの間にか1504m標高点を過ぎて、しばらく進むと前袈裟丸山が見える。
1580m付近からアカヤシオが見られるようになるが、落花が多くて既に終盤。
1620mに、以前、ヘルメットを落として懸垂下降で回収した崖地。
振り向いて南尾根。
写真を撮っていると後ろから二人組が現れて、付かず離れずといった感じで着いて来た。
写真を撮っていると後ろから二人組が現れて、付かず離れずといった感じで着いて来た。
1680mに再びアカヤシオ。
結局、この日のアカヤシオの見頃は1800m前後だった。
結局、この日のアカヤシオの見頃は1800m前後だった。
山頂直下で戻って来た親子ペアと行き違って、間もなく前袈裟丸山山頂に到着。彼此10回くらい登っているから、これといった感慨もなく後袈裟丸山へと向かう。
1
5/18 7:58
山頂直下で戻って来た親子ペアと行き違って、間もなく前袈裟丸山山頂に到着。
彼此10回くらい登っているから、これといった感慨もなく後袈裟丸山へと向かう。
彼此10回くらい登っているから、これといった感慨もなく後袈裟丸山へと向かう。
古い「山と高原地図」には2005年12月現在通行禁止とあって、旧勢多郡東村(現みどり市)が20年前に設置した看板。とはいえ30年前から歩いている身としては、何処が危険なのかさっぱり。。。
5/18 7:58
古い「山と高原地図」には2005年12月現在通行禁止とあって、旧勢多郡東村(現みどり市)が20年前に設置した看板。
とはいえ30年前から歩いている身としては、何処が危険なのかさっぱり。。。
とはいえ30年前から歩いている身としては、何処が危険なのかさっぱり。。。
八反張のコルに向かう途中から後袈裟丸山。
後袈裟の右には、奥袈裟と皇海山、鋸山、奥白根。
後袈裟の右には、奥袈裟と皇海山、鋸山、奥白根。
中尾根、小法師尾根、鋸山〜庚申山〜塔の峰、その奥に大平山と男体山。女峰山は見えない。
途中で見かけたアカヤシオ。
この標高が最盛期だが、如何せんアカヤシオが少ない。
この標高が最盛期だが、如何せんアカヤシオが少ない。
後袈裟に到着すると同時に群界尾根からトレランの爺様とハイカーの兄さんが現れて、トレラン爺様は一足先に中袈裟へ進んで行く。その後、中袈裟側から別の爺様が現れて、先の状況を聞いた兄さんが進んで行った。
で、残った爺様はというと、今日は登山道の笹を刈るのに下見に来たとのこと。
爺様によると八反張は通行禁止なので、敢えて刈らないそうだ(道理で前より笹が被っているハズだ。)
爺様が八反張へ下るのを見送って、σ(^^)も先へと進んだ。
1
5/18 8:42
後袈裟に到着すると同時に群界尾根からトレランの爺様とハイカーの兄さんが現れて、トレラン爺様は一足先に中袈裟へ進んで行く。
その後、中袈裟側から別の爺様が現れて、先の状況を聞いた兄さんが進んで行った。
で、残った爺様はというと、今日は登山道の笹を刈るのに下見に来たとのこと。
爺様によると八反張は通行禁止なので、敢えて刈らないそうだ(道理で前より笹が被っているハズだ。)
爺様が八反張へ下るのを見送って、σ(^^)も先へと進んだ。
その後、中袈裟側から別の爺様が現れて、先の状況を聞いた兄さんが進んで行った。
で、残った爺様はというと、今日は登山道の笹を刈るのに下見に来たとのこと。
爺様によると八反張は通行禁止なので、敢えて刈らないそうだ(道理で前より笹が被っているハズだ。)
爺様が八反張へ下るのを見送って、σ(^^)も先へと進んだ。
(画像は復路で撮影)中袈裟の手前で前方に先程の兄さんが見えて、間もなく中袈裟丸山頂に到着。
兄さんからチョコを頂いて、一足先に出発。
5/18 12:16
(画像は復路で撮影)
中袈裟の手前で前方に先程の兄さんが見えて、間もなく中袈裟丸山頂に到着。
兄さんからチョコを頂いて、一足先に出発。
中袈裟の手前で前方に先程の兄さんが見えて、間もなく中袈裟丸山頂に到着。
兄さんからチョコを頂いて、一足先に出発。
(画像は復路で撮影)
庚申山と塔の峰の間に男体山のシルエット。後ろに大真名子、小真名子。左に太郎山で右が半月山。
庚申山と塔の峰の間に男体山のシルエット。後ろに大真名子、小真名子。左に太郎山で右が半月山。
(画像は復路で撮影)
中袈裟丸山に前から登りたい尾根があって、帰りに下見。
中袈裟丸山に前から登りたい尾根があって、帰りに下見。
中尾根という押溜沢から来る尾根だが、確かに此処は難所だなと改めて思う。
(画像は復路で撮影)
その先で大岩が行く手を阻むが、此処は登っても、左から巻いてもOK。
その先で大岩が行く手を阻むが、此処は登っても、左から巻いてもOK。
その先のルートを外れた支尾根が展望地となっていて、1958m峰の左に奥袈裟丸山、、、
その左に雪を被った至仏山と、この前登った笠ヶ岳や武尊山が見えた。
三角点が何処か分からない1958mを過ぎると残雪が現れて、地下足袋ハイカーのσ(^^)は、水が染みるし冷たいしで困る😓
谷間の様な景観(その2)。
手前で奥袈裟から戻って来たトレラン爺様から、この先のシャクナゲ薮が酷かったと脅されるが、、、
手前で奥袈裟から戻って来たトレラン爺様から、この先のシャクナゲ薮が酷かったと脅されるが、、、
(画像は復路で撮影)
山頂手前から1958m峰と、中袈裟と後袈裟。
山頂手前から1958m峰と、中袈裟と後袈裟。
(画像は復路で撮影)
小法師尾根。小法師岳は雪山を含めて4回登っているが、小法師岳～法師岳間が未踏なので何れ歩きたい。
小法師尾根。小法師岳は雪山を含めて4回登っているが、小法師岳～法師岳間が未踏なので何れ歩きたい。
何処がシャクナゲのトンネル薮だったのか分からないうちに奥袈裟丸山頂(1961m)に到着。袈裟丸山の山名板があるが、袈裟丸山は一等三角点がある前袈裟だと思っている身としては、違和感がある。
3
5/18 10:42
何処がシャクナゲのトンネル薮だったのか分からないうちに奥袈裟丸山頂(1961m)に到着。
袈裟丸山の山名板があるが、袈裟丸山は一等三角点がある前袈裟だと思っている身としては、違和感がある。
袈裟丸山の山名板があるが、袈裟丸山は一等三角点がある前袈裟だと思っている身としては、違和感がある。
この点、栃百の袈裟丸山は1878m(前袈裟丸山)だが、三百名山は1961mとなっていて、統一されてない様だ。それにしても、こうして見ると後袈裟は遠いなぁ💦
2
5/18 10:43
この点、栃百の袈裟丸山は1878m(前袈裟丸山)だが、三百名山は1961mとなっていて、統一されてない様だ。
それにしても、こうして見ると後袈裟は遠いなぁ💦
それにしても、こうして見ると後袈裟は遠いなぁ💦
法師山は⇒の標識。山頂で昼食をとっていると、兄さんがコーヒーを淹れてくれて、ありがたく頂戴する。
山頂にはご夫婦と思しきペアが居て、帰りは登山口まで前後しながら歩くことになる。
5/18 10:45
法師山は⇒の標識。
山頂で昼食をとっていると、兄さんがコーヒーを淹れてくれて、ありがたく頂戴する。
山頂にはご夫婦と思しきペアが居て、帰りは登山口まで前後しながら歩くことになる。
山頂で昼食をとっていると、兄さんがコーヒーを淹れてくれて、ありがたく頂戴する。
山頂にはご夫婦と思しきペアが居て、帰りは登山口まで前後しながら歩くことになる。
中袈裟で一息入れた後、後袈裟まで戻って再び大休止。先に到着していた兄さんを送り出し、その後、ご夫婦が下って行くのを見て、重い腰を上げる。
5/18 13:14
中袈裟で一息入れた後、後袈裟まで戻って再び大休止。
先に到着していた兄さんを送り出し、その後、ご夫婦が下って行くのを見て、重い腰を上げる。
先に到着していた兄さんを送り出し、その後、ご夫婦が下って行くのを見て、重い腰を上げる。
向かいに南西尾根のアカヤシオ。
群界尾根も3度目のはずだが、2019年以降の記録が無くて、後で首を傾げた。
群界尾根も3度目のはずだが、2019年以降の記録が無くて、後で首を傾げた。
1720mで、ようやく姿を見せるアカヤシオ。
これより上は黒木に覆われた尾根だったことを、改めて思い出す。
これより上は黒木に覆われた尾根だったことを、改めて思い出す。
1540mまで降りてきて、現れたトウゴクミツバツツジ。
この標高では、まだ蕾。
この標高では、まだ蕾。
そして1430mがトウゴクミツバツツジのお祭り会場となっていた。
アカヤシオが好きで、ミツバツツジに余り感心がないσ(^^)が言うのも何だが、これは流石に凄いとしか言えないレベル。
此処でこんな群落に出会えるとは思わなかっただけに、得した気分。
お祭り会場の東は前袈裟や後袈裟が見える展望地になっていて、一休みしてミツバツツジを楽しんだ。
八重樺原の標識からは急下降が始まって、途中にある梯子は一箇所折れていた。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
着替え
地下足袋
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
|
|---|
感想
5月5日は半月駐車場から半月道を辿って足倉沢源頭まで往復して、帰りに井戸湿原に寄ったが、お散歩レベルなので記事のUPは無し。
7日は仕事をサボってカミさんと戦場ヶ原で鳥見をしたが大した成果がなく、11日はポピー祭りが始まったというので喜連川まで行ったが、まったく花が咲いてなくて、仕方なく帰りの「道の駅もてぎ」で柚子塩ラーメとイチゴミルクのジェラートを食べてお茶を濁した。
さすがに2週サボったから、この休みは歩かないわけにも行くまい。
そう思って、10年ぶりに鳴神尾根(最近は桐生アルプスなどと呼ばれている様だが。)で足トレしようかと思ったら、18日の桐生市の気温は29℃で15時からは雷雨の予報では、ただの苦行だからと諦めた。
それより、アカヤシオは終わりでも涼を求めるなら標高のある袈裟丸山の方が良かろうと、どうせなら未踏の奥袈裟に登ることにして、繋ぐつもりでいて未だ繋がっていない皇海山〜後袈裟丸山の尾根の一部を歩く事にした。
で、群界尾根の往復では物足りないので、6年ぶりに南西尾根〜群界尾根の周回を加える事に。
特に奥袈裟丸山では、一緒に歩くことになった兄さんに、チョコを貰ったり、山頂では淹れたてのコーヒーを頂くなど大変お世話になったので、この場でお礼を申し上げたいのと、加えて帰りの群界尾根では、お祭り状態のミツバツツジの群落が見られて、何とも得した気分の山だった。
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