春を告げる福寿草を金剛山で見つけました☆(丸滝谷〜青崩)


- GPS
- 06:56
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 968m
- 下り
- 948m
コースタイム
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:52
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
《丸滝谷ルート》 石筆橋から林道を歩き、砂防ダムを過ぎてすぐ沢が始まります。左岸に沢沿いの山道があり序盤の沢歩きを回避できます。最初の分岐路は三方向のルートに分かれ、左が石ブテ東谷、中央が中尾の背、右が丸滝谷です。 小滝を何度も越えますが梯子やロープも設置されているので難しくはありませんが冬場は濡れた岩が凍結しているので足元に注意です。最後に現れる落差の大きい丸滝は右側に回り込むとロープが設置されています。ここも岩の凍結があると、ロープに全体重を乗せて腕の力だけで登る必要があるので女性は厳しいかも知れません。岩を迂回しても登れますがドロドロ必至です。沢が枯れると足場が脆い急坂が続きますが、ここでも随所にロープが設置されていました。石ブテ尾根の分岐で右折すると六道の辻になります。指導標や案内板はなく、テープ等のマークは最小限ですので経験者同行でなければ事前にルートの予習を周到にするべきだと思います。 《六道の辻⇔山頂広場》 六道の辻から大日岳のピークを越えて、緩やかに下ると分岐になり、右に行くと売店の横に出ます。良く整備された道で危険箇所はありません。 《青崩道ルート》 山頂から「セトを経由して千早、青崩」と書かれた案内板から階段道を下ります。黒栂谷道との分岐になるセトに詳細な案内板があります。全般になだらかで道幅も広く歩き易い道です。階段が多く良く整備されているので危険な箇所はありません。最後に石ブテ尾根道合流して水越トイレの裏に下りてこれます。日が落ちて水越トイレ方向にヘッデンで下りる時はこの道を利用しようと思いました。 |
その他周辺情報 | 『さわんど茶屋』 営業時間:10:00〜18:00 定休日:月、木曜休(ただし祝日の場合は営業) 天然温泉『かもきみの湯』 大人600円 http://www.kamokiminoyu.net/index.html |
写真
感想
最近は週末になると雨が降る悪循環で、2月最後の土曜日になりました。
今日も午後から天気が崩れそうだったので、“困った時の金剛山”に行って来ました。自宅からも近くどんな季節でも楽しめて、無数の登山ルートのある金剛山は本当にありがたい存在なのですが、今回はロープウェイ駅の近くに咲いているらしい福寿草がお目当てです。
自宅を朝の5時に出発して国道309号線の水越トンネルから旧道に入り、いつもの水越峠トイレ前に駐車しました。最近はずっと水越峠側からですが、冬場に歩くのは初めてです。登りのルートは決めていませんでしたが凍った滝も見てみたかったので、石筆橋を渡って丸滝谷に向かいました。
舗装された林道から11月に歩いた石ブテ尾根へ続く道を砂防ダムの対岸に見ながら20分程で丸滝谷の入口に立ちました。9月に歩いた時は沢をダイレクトに歩きましたが、今日は沢の左岸の登山道から歩いて行きます。
10分程度で沢に合流して夏に歩いた道を進んで行くと、積雪はもちろん特に凍結した箇所もなく厳冬期の沢歩きの雰囲気ではありません。
緩やかな傾斜の沢道はすぐに丸滝谷、中尾の背、石ブテ東谷との3ルートの分岐点になり、暫く思案して夏に歩いた丸滝谷ルートに進みます。
分岐路を過ぎるとつららや凍結した岩が現れ始めて、いよいよ冬の沢らしくなってきました。ただ次々と出現するナメ滝を梯子を登ったり、ロープを掴んで越えて行くのですが、肝心の足場の岩が凍っているので細心の注意が必要です。
登る程に徐々に勾配を増していく谷道には何度かの分岐があり、その都度探せばテープが見つかったりもしますが、より水の流れが多い方を選択すれば間違いないと思います。最後の分岐を右に進んで暫くで落差10m強の丸滝が現れます。水の流れが少なく滝とは気付かず通り過ぎる所でしたが、良く見ると水が氷結していて小ぶりながら氷瀑が出来ていました。
夏同様に滝の右手に設置されたトラロープを使って登るのですが、ここまでのナメ滝とは違いほぼ直角に見える10mの斜面は凍結した足元の岩がツルツル滑るのでとてもまともに登れません。一時は撤退も過りましたが、相方に下で万が一の滑落に備えて貰いながら、凍った岩を避けて泥濘んだ斜面を無理やり攀じ登って何とか丸滝を越えました。
丸滝を過ぎると水の流れのなくなった急登の谷筋になります。足元がザレて登り難いですがロープも設置されているので踏ん張って登ります。
この辺りから徐々に道に雪が付き始めて、気持ちのいい雰囲気になってきました。やがて急登の雪道は丸滝谷の終点になり、中尾の背や石ブテ東谷との合流点を過ぎて六道の辻に到着しました。
スタートから3時間で夏より1時間も余計に掛かってしまいましたが、ここまで来れば山頂広場まではあと少しです。小休憩のあと大日岳を経由して9時50分に山頂広場に着きました。登山回数カードにハンコを貰ってから今日のメインの福寿草を見る為にロープウェイ駅に向かいました。
ロープウェイ駅は登山を始めた2013年に来た時以来ですが、記憶よりもずっと遠く10分くらいかなと思っていたのですが30分近くかかりました。
スロープでロープウェイ駅に下りて、展望台の先の「シャクナゲの路」に福寿草の黄色い花を見つけました。自生ではなく植生されているそうですが、可愛いレモンイエローの花が控えめに花を広げていました。
関西で福寿草と言えば藤原岳が有名ですが、金剛山でも見れるんですね♪
福寿草鑑賞にたっぷりと時間をかけて満足した後は、香楠荘からちはや園地経由で山頂方向へ周回します。ダイトレは途中まで雪はなかったのですが、途中から圧雪が踏み固められたアイスバーン状の道もあり、山頂のある葛木神社からの下り等は周囲で転倒されている人も見かけました。
山頂広場に戻るといつの間にかお昼前になっていて、100人近いんじゃないかと思う程の大賑わいの中でコーヒーとココアで休憩しました。
山頂広場の雪はあまり残っていなかったですが、まだ雪ダルマが作れる位に雪が残っている場所もあって子供たちが嬉しそうでした。
13時前になって山頂広場からすぐの下り口からセトを経由して、青崩道で下山することにしました。青崩道は初めて歩く道でイメージではかなりのロングコースで大変そうだと思っていたのですが、全般になだらかで道幅も広く、整備されて荒れた箇所もない歩き易い道でした。
ただ階段がずっと続くので、私は下りはいいけど登りにはあまり使いたくない気がします。ちょうど北ルートの千早本道のような印象でした。
登りとは違い快適に下って(笑)石ブテ尾根道と合流して、約1時間半で水越峠のトイレの裏から下りてきました。
下山後は前回も利用したさわんど茶屋で昼食です。楽しみにしていたラーメンを頂きました。もう金剛山のお昼はずっとここでいいかも♪
結局最後までお天気は持って大阪で雨が降りだしたのは夕方近くでした。
お手軽登山を目論んで訪れましたが、凍結した沢道の危険さを少し甘く見ていた事は反省です。ただその分達成感はあったし、お目当てだった福寿草も見れて大満足です。やっぱり金剛山は裏切りません♪
金剛山山頂ですれ違ってますね!
私は青崩道を往復しましたが山頂広場に10:40に到着、転法輪寺、葛木神社をお参りして湧出岳(三角点)まで行き11:30に山頂広場に戻ってきました。
広場が団体の子供達が沢山いたので休憩せずにそのまま下山しました。
13:00にさわんど茶屋で吉本新喜劇のテレビ放送を見ながら昼食のラーメンとおにぎりを頂き帰りました。
もう少しさわんど茶屋でノンビリしてれば・・・
同じ日に登ってらしたんですね〜
湧出岳から山頂広場に11:30着ならほぼ同じ
タイミングで歩いてると思います
団体の子供達も良く覚えてますよっ
青崩道の下りはsumimaruさんの後を歩いて
たんですね
そしてsumimaruさんにおススメして貰った
さわんど茶屋では確かにテレビで吉本新喜劇
やってました
まさかのニアミスでしたが、いつかさわんど
茶屋でsumimaruさんとバッタリがあるかも
なんて話をしてたんですよ〜
着実に登っておられますね〜。写真を見たとたんに…寒そうな雰囲気が…ボソッ。後半の写真をみてくしゃみが…ボソッ というのは(心がすさむ×)、体調が悪いからか…ボソッ
金剛山は、いつか行きたい山でもありますが… いったい行ける日は来るだろうか?💦
いえいえ
には及びませんよ〜
それにしても写真でくしゃみって言うのは…
そーいえば杉の木いっぱいあったかもですっ
金剛山は名古屋からは遠いですよね
季節を問わず楽しめるいい山なので、是非
機会があれば行ってみてくださいねー
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