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Yamareco

記録ID: 8186999
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

後山 松ノ木橋登山口より周回

2025年05月19日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 兵庫県 岡山県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:57
距離
11.1km
登り
1,071m
下り
1,073m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:25
休憩
0:30
合計
5:55
距離 11.1km 登り 1,071m 下り 1,073m
9:40
6
9:46
9:48
4
9:52
101
11:33
10
11:43
12:04
26
12:30
12:36
27
13:03
13:04
30
笛石山,大甑山ともに険しい上り下りが多い。後山山頂付近も笹が若干うるさい道が多い。通っていないが,行者コースもかなり険しいようだ。
天候 晴れ☀️
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤磐市~美作市,国道429号で千種町の現地。
コース状況/
危険箇所等
松ノ木橋~笛石山~後山→笛石山への上り,後山への上りは1000m稼ぐ。急登が続くだけでなく,地味なアップダウン,落ち葉の積もった道もあってペースが落ちる💦
後山~大甑山→てっぺんに近いところは笹がうるさい場所あり。こちらも結構な下り。
大甑山~分岐→暗い樹林の細いトラバースをひたすら下る。道は狭く広戸仙のふるさとコースを思わせる道。
通っていないが行者コースはかなり危険な場所が多いらしい。後山の東側,さすが修験の道。
その他周辺情報 千種にはエーガイヤ千種,西粟倉には粟倉温泉あり。今日も直帰で家♨️と🍺😙。
我が郷土(吉備中央町)からつながる😅国道429号を通って後山へ。志引峠の手前から田んぼの水鏡に後山山塊。麓に水が張られるとついのぞいてしまう。
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我が郷土(吉備中央町)からつながる😅国道429号を通って後山へ。志引峠の手前から田んぼの水鏡に後山山塊。麓に水が張られるとついのぞいてしまう。
千種の町から千種高原に向かう道中,松ノ木橋登山口から入山。入り口には立派なトイレ,各種案内表示,千種町の行者霊水の販売所あり。
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千種の町から千種高原に向かう道中,松ノ木橋登山口から入山。入り口には立派なトイレ,各種案内表示,千種町の行者霊水の販売所あり。
不動明王の祀られた祠にお詣り。新しい花もいけられて大切にされているのが伝わってくる。
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不動明王の祀られた祠にお詣り。新しい花もいけられて大切にされているのが伝わってくる。
修験者の施設を通り過ぎ,マンネングサやフタリシズカの咲く道を進むと笛石山への分岐。橋を渡って山へ。
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修験者の施設を通り過ぎ,マンネングサやフタリシズカの咲く道を進むと笛石山への分岐。橋を渡って山へ。
杉林の中についた九十九折りの上りが続く。今日も暑くなりそう。
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杉林の中についた九十九折りの上りが続く。今日も暑くなりそう。
ずっと沢鳴りとミソサザイの声が響く道。ガクウツギ,ヒメウツギ,キランソウ,タチシオデ,ギンリョウソウとこの時季の花たち。
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ずっと沢鳴りとミソサザイの声が響く道。ガクウツギ,ヒメウツギ,キランソウ,タチシオデ,ギンリョウソウとこの時季の花たち。
ホオノキの新緑が目を惹く。車道の縁ではよく見かけた大きな花は見つけられず。
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ホオノキの新緑が目を惹く。車道の縁ではよく見かけた大きな花は見つけられず。
笛石山に上がる前に千種の町を見下ろす猫石に寄り道。耳があれば確かに...。
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笛石山に上がる前に千種の町を見下ろす猫石に寄り道。耳があれば確かに...。
岩の上,上がれます。千種の町を眼下に。道中エエ形の山と思っていたら別名は千種富士と。撮っときゃよかった。
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岩の上,上がれます。千種の町を眼下に。道中エエ形の山と思っていたら別名は千種富士と。撮っときゃよかった。
コナスビやカタバミの花を見て,本日一座目,笛石山895m。宍粟50です。詳細は以下に。
https://www.pref.shizuoka.jp/kankosports/kanko/mtfuji/1040329/1002798/1020080.html
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コナスビやカタバミの花を見て,本日一座目,笛石山895m。宍粟50です。詳細は以下に。
https://www.pref.shizuoka.jp/kankosports/kanko/mtfuji/1040329/1002798/1020080.html
笛石山を過ぎても,急な尾根道の上りが続きアキレス腱が伸びまくる。
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笛石山を過ぎても,急な尾根道の上りが続きアキレス腱が伸びまくる。
青空にウリハダカエデ。紅葉もいいけど新緑もいい♪
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青空にウリハダカエデ。紅葉もいいけど新緑もいい♪
振り返れば空山,冬もよさげな三室山〜天児子山。空山には大馬鹿門のもう一対があるらしい。
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振り返れば空山,冬もよさげな三室山〜天児子山。空山には大馬鹿門のもう一対があるらしい。
松ぼっくりかじり虫(別名エビのしっぽ)発見。犯人のリスは見当たらない。
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松ぼっくりかじり虫(別名エビのしっぽ)発見。犯人のリスは見当たらない。
1000mを超えると新緑ブナが増えてきた。この間まで葉っぱは皆無だったのに。ブナは一番遅く芽吹き,一番早く落葉する。
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1000mを超えると新緑ブナが増えてきた。この間まで葉っぱは皆無だったのに。ブナは一番遅く芽吹き,一番早く落葉する。
そして上がるほどに,麓じゃないけどフモトスミレが増える。足の踏み場に困るほど咲いている場所もあった。
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そして上がるほどに,麓じゃないけどフモトスミレが増える。足の踏み場に困るほど咲いている場所もあった。
上乢からの道と合流する直前からは,日名倉山を見下ろす。こっちからだと美作富士に見えない。
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上乢からの道と合流する直前からは,日名倉山を見下ろす。こっちからだと美作富士に見えない。
稜線に出た。コミネカエデやナナカマドの新緑が美しい。今日の最高点,後山を正面に。後100mの上り。
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稜線に出た。コミネカエデやナナカマドの新緑が美しい。今日の最高点,後山を正面に。後100mの上り。
稜線のミツバツツジはまだ残っている。
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稜線のミツバツツジはまだ残っている。
ハウチワカエデの新緑も眩しい。
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ハウチワカエデの新緑も眩しい。
歩くこと3時間,1000mを上り切って後山1344mと〜ちゃこ。3人休憩されていた。
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歩くこと3時間,1000mを上り切って後山1344mと〜ちゃこ。3人休憩されていた。
東方面,宍粟の山なみ。三室山の向こうに白いところが消えた氷ノ山。
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東方面,宍粟の山なみ。三室山の向こうに白いところが消えた氷ノ山。
日名倉山と粟倉,美作方面。麓の緑は次第に深まる。
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日名倉山と粟倉,美作方面。麓の緑は次第に深まる。
今日も自家製🍙。梅干しと塩昆布のゴールデン・コラボが堪らん♪
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今日も自家製🍙。梅干しと塩昆布のゴールデン・コラボが堪らん♪
船木山と駒ノ尾山。一瞬行きたい衝動にかられたが,帰りもあるのでここからターン。
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船木山と駒ノ尾山。一瞬行きたい衝動にかられたが,帰りもあるのでここからターン。
帰りは大甑山を回って下りる。稜線のオオカメノキは最後の輝き。足下にニシキゴロモみっけ。
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帰りは大甑山を回って下りる。稜線のオオカメノキは最後の輝き。足下にニシキゴロモみっけ。
正面に氷ノ山。とんがりハウス,またおじゃましたい。
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正面に氷ノ山。とんがりハウス,またおじゃましたい。
正面に千種の町や笛石山の尾根を見て下る。大甑山への下りも何気に急。ネマガリダケの茎に足を取られそうな場所もあった。
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正面に千種の町や笛石山の尾根を見て下る。大甑山への下りも何気に急。ネマガリダケの茎に足を取られそうな場所もあった。
大甑山へ着いた。「へ〜っ,これが平成之大馬鹿門かあ」。ほぞで巧みに組み合わされた石柱を見上げる。山中への設置は大変だったろう。大馬鹿門騒動詳細は以下に↓
https://chikusatown.net/tourism/oobakamon/
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大甑山へ着いた。「へ〜っ,これが平成之大馬鹿門かあ」。ほぞで巧みに組み合わされた石柱を見上げる。山中への設置は大変だったろう。大馬鹿門騒動詳細は以下に↓
https://chikusatown.net/tourism/oobakamon/
大甑山から下の分岐までは,足幅の細いトラバースが続く。ブナの森を下った。
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大甑山から下の分岐までは,足幅の細いトラバースが続く。ブナの森を下った。
小さなタニギキョウやシロバナニシキゴロモが開く。滝が何本も続く。短距離版「広戸仙ふるさとコース」のように感じた😅
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小さなタニギキョウやシロバナニシキゴロモが開く。滝が何本も続く。短距離版「広戸仙ふるさとコース」のように感じた😅
行者コースに合流する。岩窟にできた石小屋の不動尊等,不動明王信仰に関わるものが多い修験の道。
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行者コースに合流する。岩窟にできた石小屋の不動尊等,不動明王信仰に関わるものが多い修験の道。
水量豊かな不動の滝。滝の奥にお不動さんがおわす。
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水量豊かな不動の滝。滝の奥にお不動さんがおわす。
登山口の駐車場まで車で来れそうだが,オフロードに強くないと無理っぺー。雑草のようにマンネングサが咲き誇る車道を歩いて下山。
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登山口の駐車場まで車で来れそうだが,オフロードに強くないと無理っぺー。雑草のようにマンネングサが咲き誇る車道を歩いて下山。
下の山荘の前に佇む無警戒なシカ。白昼堂々とキツネも逃げていった。🐻密度が高い地域だったがそっちの気配はなし。
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下の山荘の前に佇む無警戒なシカ。白昼堂々とキツネも逃げていった。🐻密度が高い地域だったがそっちの気配はなし。
道端に咲くクリンソウ。1年ぶりに見た。
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道端に咲くクリンソウ。1年ぶりに見た。
パープル系からピンク系。花の色変が楽しめます。
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パープル系からピンク系。花の色変が楽しめます。
登山口トイレをお掃除している方にあいさつして締めた。
帰路千種高原のクリンソウ自生地を回ってみたが,まだまだ花は0.5分咲😅といったところ。見頃は後1〜2週先かな。
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登山口トイレをお掃除している方にあいさつして締めた。
帰路千種高原のクリンソウ自生地を回ってみたが,まだまだ花は0.5分咲😅といったところ。見頃は後1〜2週先かな。
スキー場のとこから後山の復習。まだ歩いていないコースがある。来年はどこへ。
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スキー場のとこから後山の復習。まだ歩いていないコースがある。来年はどこへ。
今日のびっくりさん。
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今日のびっくりさん。

感想

天気予報通りの☀️で,しかも日本海側の方が天気がよいらしい。お楽しみの大山はもうちょっとだけ取っておき,今日は宍粟方面へ。大甑山,笛石山を辿る後山の東側には踏み込んだことがなかったので,この天気に乗じ行ってみる。朝支度してから,6時過ぎにゆっくりと家を出た。後山近辺は高速を使わなくてもすいすい行けてしまうのがありがたい。
美作市内から国道429号で兵庫県の千種町へ。志引峠の手前からは青空の後山山塊が見えた。松ノ木橋Pに車を置いてスタートする。ずいぶんまで車で行けるようだが,笛石山を回るルートのためここから。入り口には立派なトイレ,千種町の行者霊水の販売所あり。
沢鳴りとミソサザイの声が響く渓谷で不動明王の祀られた祠に詣り,修験者の施設を通り過ぎると吹石山への分岐があった。吹石山の上りは結構な斜度が続き,落ち葉の積もった滑りやすい場所が多い。尾根を辿って高度が上がると,植松山,三室山等の周囲の景色が見えてくる。笛石山頂直下の猫石からは眼下に千種の町なみを見下ろすことができた。
笛石山から上も痩せ尾根,急登,足場の悪さなどがあり,なかなか緩めてくれない道が続いた。後山山頂まではトータル1000m以上の上り。山頂に近づくにつれて笹がうるさい場所も出てきた。地味にしんどい道を約3時間かけ,岡山県最高峰1344mに至った。船木山から来るのとは登った感の違いが大きい。
山頂は一部の方向が木で遮られるが,周囲の山々を一望できる。涼しい風が通り心地よい山頂で大休止しランチタイム。行者コースを歩いて来た方が「足下は濡れているし,怖いし激しい道だった」と教えてくださった。

下りは大甑山を回って行者コースの分岐へ下った。こちらも急な坂が続く。作者が付けた名前を承服しなかった某大学に代わって,千種町が引き取った「平成の大馬鹿門」を初訪問。ほぞで巧みに組み合わされた石柱を見上げる。こんな山中への設置は大変だったろう。大馬鹿門騒動の詳細は以下↓
https://chikusatown.net/tourism/oobakamon/
大甑山からコース分岐までの下りも足下がおぼつかない細いトラバース。広戸仙のふるさとコースを思わせる,斜面に足を置いて進む感じの油断ならない道。滝も数本あってそっくりな気がした。水量豊かな不動の滝,岩窟にできた石小屋の不動尊等,不動明王信仰に関わるものを見て登山口の駐車場へ。ここへはある程度ロードクリアランスのある四駆じゃないと上がるのはキツそうか。最後は雑草のようにマンネングサが咲き誇る車道を歩いて下山する。
後山への東からの上り道は標高差が大きく険しかった。しかし,宍粟の山深さを味わうことができる歩き甲斐のある道だった。

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コメント

お疲れ様です。
昨日は逆さ蒜山をねらって行ってみましたが、風と空模様のせいか、うまい具合に見る事叶わず。どうやら風のない朝方が良いみたいですね。
逆さ後山山系が素敵に映るのも朝方なんですね。綺麗に映ってますね😊
2025/5/20 19:20
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tasogaredokiさん,こんばんは。
やはり,逆さ○○は風にない晴天の朝がよいようです。水鏡で山の予習や復習ができると上がりますね。この時期田んぼに水が張られると逆さチャ〜ンスッ!になることが多いです♪
せっかく現地に行ったのなら,山を歩くのも見るのも楽しめたら言うことなしです😙
2025/5/20 20:50
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