◆鷹戻しは遠かった… ビビリ岩〜背ビレ岩だけじゃないヤバさと学び🤗 妙義山(相馬岳)登山


- GPS
- 10:58
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 1,335m
- 下り
- 1,317m
コースタイム
- 山行
- 6:57
- 休憩
- 4:02
- 合計
- 10:59
天候 | 晴天の良い天気でした☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※ヤバい危険箇所しかありません💦 |
その他周辺情報 | ◆道の駅みょうぎ ◆妙義ふれあいプラザ 妙義温泉「もみじの湯」(3時間620円) |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ライター
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
ヘルメット
携帯トイレ
|
---|---|
備考 | ◆滑りにくいグローブは鎖場で必須です |
感想
◆過去に埼玉県のクレイジーマンウテン二子山の上級者ルートや両神山の八丁ルートは登ってきたけれど、妙義山の鷹戻しと2段ルンゼにチャレンジしたくて今回は妙義山に来ました
早朝5時から登山開始。妙義神社にて登山の安全祈願を済ませて登山口をくぐりました
『大の字』までの登り道も途中で??な箇所があってしばし登山道をロストし無理やりリカバリーしながら『大の字』に到着。下から見上げた『大の字』はとても大きく景色を堪能してから奥の院へ。奥の院でも手を合わせてから本日本格的な鎖場をクリアして先へ進みます
そして『ビビリ岩』へ。とにかく下は見ないで登る先へ視線を送りながら慎重に進みます。もはや鎖にぶら下がりながら!みたいな感じですがクライミングハーネスやカラビナは持ってないので途中で休む事も出来ないので基本的には歩き切るしかありません💦
通過したビビリ岩を上から見下ろすとやはりかなりの角度。これは下りで通りたくないわぁ💦
そしてたまにある赤いツツジに元気を貰いながら『背ビレ岩』に到着しました。
実は…
この時点では用意したはずの行動食を忘れたらしいと思い込んでいて水分以外は一切塩分補給できてなくて。そのせいか両太ももが痙攣したり痛みだして少々ペースが落ちていたの。なので背ビレ岩の直前で後から登ってこられたグループに道を譲ってからゆっくりアプローチしました。
背ビレ岩の左側は真っ逆さまの断崖絶壁。もちろん右側だって落ちたら充分にヤバく切れ落ちた狭い背ビレなルート。しかし個人的には鎖から片手を離しても身体を確保できるのでビビリ岩よりも安全に思えました(もちろん個人的感想であり、ここは超危険ルートですからね💦)
◆しばらく進むと『大のぞき』に到着。景色と楽しみながら10分程他の登山道さんと談笑しながら太ももを休ませます。そして大のぞきをスタートすると…
ヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァ!?
大のぞきから先は急な傾斜の鎖場が!
また見た目20mはありそう。何とか降りるとそこは中間点であり向きを変えて更に20m以上はあるる鎖が続いていました。
向きを変えながら下降したけれど、ここも足を置けるポイントが殆ど無いので鎖に頼った力業で降りるしかなかった。流石に途中で力尽きたらヤバい!?と思うよ。とにかく長く感じました
かなり下ってから天狗山?あたりを通過してタルワキ沢ノコルに到着。太もも痛くてくたびれて半分ダウン気味。持ってきたエナジーゼリー2本を流し込みコルで20分はグッタリ休憩してました。
『こりゃあこの先鷹戻しなんて無理だわ』と判断してここから下山しようかと思いましたがまだ午前中でもあったので頑張って『相馬岳』まで行く事に
◆20分程?で相馬岳の頂上に着きました。そこでは私を抜いて行かれた高齢者さんグループがランチタイムをしていて楽しそう。私も持参したカレーパン等で塩分チャージし回復をはかります
そしてザックをガサガサしていたら…
忘れたと思い込んでいた行動食セットが出てきたわぁぁ((( ;゚Д゚)))!?💦💦
今まで塩タブレットもチョコレートも一切口に出来ずに耐えてきたのは何だったのか?これじゃただのアホじゃねーか!と思うしかない⤵⤵
なのでそこで塩タブレットをバリバリ補給して水もガバガバ飲みました⤴⤴←(水は3L持参したので余裕よ✨)
相馬岳からは断念した金洞山が見えました。流石に行動食が発見されたとしてもこの時点で足と腕の疲労感を加味すると力で登るしかない鎖場の断崖絶壁である鷹戻しなんてとても無理。その先もまだ長い路が続きますからとても今の自分のコンディションでは無理だと判断して山頂から帰る事にしました。
◆相馬岳からの帰り道。これもかなりの岩場や鎖場があり、とても先程まで山頂にいた高齢者さんグループが通ってきたの??と思うくらい。途中にあった案内板も登山の『サシスセソ』と言うだけあって半端な気持ちで来てはいけない山だと思いました。
全体的に感じたのは…
◇他の山の鎖場と違って全体的に鎖で登るルートの殆どが足元が足を置けるポイントが不足していて足裁きに悩む点です。
鎖を持ちながら身体を楽に立って休められないので腕力で登りきるか降りきるかしないといけないと。その為に鎖を中心としてどこに足を置くか(足捌きを)常に考えるルートファインディング能力が求められると
そして同時に私が今まで登ってきた山よりも腕と足の体力が求められる山域だと。なのでクライミングハーネス類の装備があると途中で休めるので効果は大きいと思いました
◆スリリングな山を求めて妙義山に来ましたが、まだまだ学ぶ点が多くてとても勉強になりました。そもそも徹夜で運転して仮眠無しで登るのも良くなかったなぁ…と反省しました。また体力や装備を充実させて余裕をもってリベンジしたいと思います。 お疲れ山でした🤗
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