六甲山（地獄谷西尾根で下り、14年振りの地獄谷で登る！）

2025年05月23日(金) [日帰り]

• GPS: 04:51
• 距離: 8.7km
• 登り: 521m
• 下り: 520m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:48
• 休憩: 0:48
• 合計: 4:36

距離 8.7km 登り 521m 下り 520m

10:32 記念碑台
10:34 10:35 六甲山郵便局
10:39 10:40 六ヶ辻
10:45 丁字ヶ辻
10:58 10:59 ダイヤモンドポイント
11:12 11:20 水晶山
12:37 12:48 水晶谷第四砂防ダム
13:03 13:09 地獄谷大滝
13:15 水場と書かれた堰堤
13:17 13:18 地獄谷第二大滝
14:15 ノースロードと地獄谷の出合
14:32 六甲山郵便局
14:35 記念碑台
14:46 15:02 六甲山蒸溜所
15:04 15:07 記念碑台
15:08 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

六甲ガイドハウスの駐車場利用

写真

5/23 10:31

渋滞ハマって六甲ガイドハウスの駐車場にメチャ遅めの到着！
ガイドハウスの係りの方とお話したら地獄谷は一番遭難（道迷い）が多いのでと・・アドバイスをいただきました。14年前に会社の登山ビギナー5名を案内した時はワイルド感はあったものの難コースだった記憶はないんですが・・

5/23 10:44

水晶山への分岐に来ました。

5/23 10:44

地獄谷は地図にも載ってる一般コース扱いですが・・今から下る水晶山経由の地獄谷西尾根は地図には載っていません。
このコースは過去に一度歩いているはずですが・・なぜか記憶は曖昧です・・？

5/23 10:57

ダイヤモンドポイントに着きました
北側の展望ポイントですが・・今日はモヤって遠目が効かない・・

5/23 10:58

目の前のピークがこれから下りで越えて行く水晶山・・
今日は六甲山でお得意の「下りから始まる登山」のパターンです！

5/23 11:03

記憶にある看板・・
これを見ると過去に歩いていると確信はするんですが・・

5/23 11:13

さて水晶山に着きましたが・・山頂はどこ・・？
何故かこんな山の中に壊れた扇風機が放置されていましたが・・山頂標識が見当たりません・・

山頂周りをウロウロし・・

5/23 11:17

この石柱に水晶山の文字が・・無事に水晶山山頂〜！
水晶山には登ったと思っていましたが・・どうも登っていなかったみたい・・？

5/23 11:27

ヤセ尾根の芯を忠実に下るルートで時々私好みの花崗岩のハゲ地が出て来て嬉しい！！

5/23 11:37

再び樹林帯に入ってもヤセ尾根は続きます

5/23 11:42

ツツジが少しだけ残っていました

5/23 11:44

遠くに見えている阪神高速北神戸線の高架橋の下辺りまで下ります

5/23 11:48

ザレザレの急下降でスリップ注意

5/23 12:01

山腹が荒々しい向こうの尾根は未踏ルートの地獄谷東尾根ですがアチラも歩いてみたいですね

5/23 12:07

阪神高速がかなり近づきました

5/23 12:11

地獄谷との分岐に着地！
右の斜面から下りてきて、左の幅広の階段道が地獄谷です

さて・・ここからV字に戻り地獄谷を登り返します

5/23 12:14

こんな立派な標柱があるように六甲山の中では一般道でバリ山行ではありません。
ただ・・ガイドハウスの方の「一番遭難多い！」のご忠告がちょっと気になりますねぇ・・

5/23 12:19

記憶通り緩やかで歩き易い登山道が続きます

5/23 12:25

沢は10m程下を流れていて登山道は快適な高巻道

5/23 12:30

登山道は小滝の続く沢に入渓し、当時の記憶と重なってちょっと嬉しい

5/23 12:30

奥に小滝が連続するのが見えます

5/23 12:32

ホントに素敵な沢道です
奥に大きな堰堤が・・

5/23 12:34

滝と堰堤の二段になっていて越えるのは・・

5/23 12:36

左側から高巻します

5/23 12:38

堰堤の上に近づくと・・おっ・・こんな案内が・・
渇水時は近道が使える・・まずは行ってみましょう！

5/23 12:40

あら〜〜ホンマに水没してますわ〜〜！

5/23 12:40

でも水没林がええ雰囲気です！
仕方ないので迂回路へ・・

5/23 12:44

しかし迂回路はメチャ急な高巻道で登りも下りも要注意です。

5/23 12:46

下り終えて・・見上げる・・メッチャ急やん・・

5/23 12:46

まだまだヘツリも続く・・

5/23 12:48

水没している近道の反対側も確認しに来ましたが・・渇水期と言うより完全に干上がった時しか歩けないと思いますね〜！
しかし14年前にこんな堰堤越えをした写真も記憶も無いけど不思議・・

5/23 12:51

小滝は続き・・ここは左の岩を・・

5/23 12:51

這い上がります

5/23 13:02

木々の向こうにちょっと大き目の滝が・・

5/23 13:03

落ち口には行けましたが滝つぼに行く踏み跡は無かったような・・

5/23 13:05

ホンマに素敵な沢歩きですが・・

5/23 13:07

徒渉したり、岩を這い上がったり、高巻きしたり・・と変化するポイントでテープやマークが少なく見落としやすい・・これが原因で山慣れない人の遭難（道迷い）が多いのだと思います

5/23 13:09

かなり沢を遡って来たのにまだまだ水量が多いですね〜

5/23 13:10

徒渉箇所も多く、やっぱりこの地獄谷はガイドハウスの係り方が言っていた「増水時はヤバイ！」と言うのがよく判ります。

5/23 13:11

ここがちょっとややこしい所・・いったん右の沢に登ってから下って戻り・・左の沢に入ります。

5/23 13:14

まだまだ多段の滝が続きます

5/23 13:18

そこそこ見応えのある滝

5/23 13:20

落ち口から滝つぼを覗く

5/23 13:23

地獄谷の終わりまで・・あと900m・・

5/23 13:35

ゴルジュのようなところ・・沢の様相が次々と変わり素敵です

5/23 13:36

この標柱が突然現れて気持ち的には安心はしますが、遠目からは目立たないのが残念ですね！
やっぱりピンテが一番かな・・

5/23 13:38

沢もだんだんV字に狭くなり、明るく輝く新緑とのマッチが素晴らしい

5/23 13:56

あら〜堰堤のたまり水で登山道が水没ギリギリ

5/23 13:56

このヘツリもギリギリ・・

踏み跡のようなものが続くものの様子がちょっとおかしい・・？
と思ったらルートミスしてました・・

5/23 14:03

地獄谷から尾根へ抜け出すポイント（左）を見逃して右の踏み跡へ進んでしまいました。たまり水を越えてすぐの徒渉の所だったので足元ばかり見てしまったのが原因ですね〜！

5/23 14:05

最後の階段・・う〜ん堪える〜〜〜！

5/23 14:10

右から上がって来てノースロードに合流しました。

5/23 14:31

前から気になっていたけれどスルーしていた六甲山郵便局の展望テラスに入らせていただきました。
この辺りは六甲山でも展望の少ない所なので貴重ですね！

5/23 14:41

結局、休憩適所が無かったので昼食はゴールの六甲ビジターセンターのテラスまで我慢することになっちゃいました。
「下りから始まる登山」の弱点ですかね〜！

5/23 14:45

今日は視界が冴えませんが・・目の前には六甲アイランド

5/23 14:45

摩耶山

5/23 15:03

六甲山開発に功績を残した英国人アーサー・ヘスケス・グルームの像・・お久しぶりです！

5/23 15:13

今日も無事に駐車場に戻りました。
渋滞回避で何処にも寄らずに帰宅しましたが・・やっぱり茨木のところで渋滞に引っ掛かってしましました。

撮影機器：

FinePix XP140 XP141 XP145 FUJIFILM

感想

よしまい

15年ほど前に頻繁にバリコースなどを登っていた六甲山ですが、最近記憶を楽しむように超久しぶりのコースを歩いています。
今回は会社の登山グループが活動し始めた14年前に初心者の男女5名を案内した大池地獄谷を選びました。

またまた「下りから始まる登山」で下りは水晶山を通る地獄谷西尾根にしましたが、
歩いたことがあると思っていたのに記憶が曖昧に・・結局、六甲山はアチコチに似たようなコースがあるのでどこかのコースと勘違いしていたんでしょうね！

私の14年前の地獄谷の記憶は登山初心者が喜ぶ程度のワイルドな沢で難所は無かったと思ってましたが、ガイドハウスの係りの方から、「増水時注意」と「一番遭難（道迷い）が多い！」のアドバイスを聞いてちょっとびっくり！
実際14年振りに歩いてみたら、確かに増水時は徒渉困難な所や、徒渉箇所や高巻ポイントを見逃しそうな所も多そうなので山慣れていない人は要注意と思いました。

コメント

kojicoon

こんにちは　よしまいさん！

今回は六甲バリ山行でしたか。しかも下って登るの前借りコースですね😁

確かに地獄谷は名の通り、増水時は危険そうですし、ピンテ少ない箇所では迷いそうですね😅

記憶を辿りながらの山行も魅力的ですが、10年以上前の記憶はあてにならないかですね。

お天気不安定な中、平日特権を活用してまた隙間山行を楽しんでくださいね。

ガイドハウスのアドバイスあっての緊張感アドレナリン噴出のあるある山行、大変お疲れ様でした！

よしまい

kojicoonさん　こんにちは！

今回もご指摘のように六甲下り前借り山行でしたね〜！

地獄谷も名前は怖いですが扱いは一般コースなんですよね〜！
でも１４年振りに歩いてみたらＧＰＳも無い初心者だったら確かに迷うやろな〜！と思う所が結構ありましたね！

ただ家に帰って１４年目に行った時の写真を見返しても堰堤越えや滝の高巻などの何個かの注目ポイントの写真があまり無いのですが、当時は皆が喜ぶようなポイントは写真いっぱい撮っていたのでホンマに不思議です。
当時にヤマレコがあってやっていたらもっと臨場感のある山行記録でしたでしょうね！
そういう意味でもヤマレコはリアルな記憶の補助で楽しく役立つツールですね！