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Yamareco

記録ID: 820617
全員に公開
雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

好天の天狗岳、ゆっくり小屋泊で東天狗だけ・・。

2016年02月27日(土) 〜 2016年02月28日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
9.1km
登り
834m
下り
809m

コースタイム

1日目
山行
2:35
休憩
0:25
合計
3:00
2日目
山行
4:15
休憩
1:45
合計
6:00
7:45
0:00
70
8:55
0:00
10
9:05
9:20
5
9:25
0:00
35
10:00
0:00
30
10:30
11:30
35
13:40
ゴール地点
天候 一日目 晴れ
二日目 晴れて風強し
過去天気図(気象庁) 2016年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:新宿駅発8:00、JR特急あずさで茅野駅着10:06
     (車内販売のおにぎり弁当\500で早昼食)
   茅野駅発10:25、アルピコバスで渋御殿湯着11:20
   (バス代は往復割引で\2000、片道は\1150)
帰り:渋御殿湯発14:55のバス、茅野駅発16:20特急あずさで帰る。
コース状況/
危険箇所等
★渋の湯登山口〜黒百合ヒュッテ(泊)
岩混りの薄く凍結した登山道にうっすら雪。急登が始まり軽アイゼンを持ってこなかったを反省しましたが、今回は12本爪アイゼンデビュー、少し考えましたが翌日への体力温存のため、ヒュッテまでアイゼンなし、靴のグリップを効かせて登行しました。翌日の下りは、最初からアイゼンを付けました。
★黒百合ヒュッテ〜東天狗岳
トレースがしっかり出来ており、足が雪にもぐるようなことはありません。初12本爪アイゼン登行、基本足裏全体で雪面を捉えるよう心がけましたが、急なところでずり落ちることも、他の人が前爪登行してるのを見よう見まねで練習、長時間は無理ですがうまく行きました。
稜線は風が強く、時々身体を持って行かれるので停止、耐風姿勢に。雪山はこれが普通なんですね。
★天狗の鼻(山頂手前の岩場)の通過
太いトレースが岩場の下を巻くかたちだったが、岩場の中に登っていくアイゼン跡があったのでそちらに登っていったところ、最後に大岩が鎮座、左側は切れ落ち、右側も大岩のみの堆積となり通過不能になった。仕方なく戻ろうとしたが、岩は丸く間の氷雪は少ない。段差も大きく、アイゼンで岩に乗ってしまうと多分滑落、やっとの思いで元に戻りました。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
天狗岳登山口、渋の湯に到着。登山者を降ろしバスは帰ります。
2016年02月27日 11:29撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/27 11:29
天狗岳登山口、渋の湯に到着。登山者を降ろしバスは帰ります。
ここから登山口、登山届を出すのに並びました。
11:40スタート。
2016年02月27日 11:40撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/27 11:40
ここから登山口、登山届を出すのに並びました。
11:40スタート。
すぐに高見石方面との分岐が
2016年02月27日 11:45撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/27 11:45
すぐに高見石方面との分岐が
岩混じりの凍結登山道。岩の凸凹が消えて夏より歩きやすいと言っている方もいました。
2016年02月27日 12:22撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/27 12:22
岩混じりの凍結登山道。岩の凸凹が消えて夏より歩きやすいと言っている方もいました。
今回は12本爪アイゼンデビューですが、翌日の本番のため脚力を温存したい。ノーアイゼンで黒百合ヒュッテまで歩きました。
2016年02月27日 12:44撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/27 12:44
今回は12本爪アイゼンデビューですが、翌日の本番のため脚力を温存したい。ノーアイゼンで黒百合ヒュッテまで歩きました。
八方台の分岐。250m位登ってきました。
2016年02月27日 12:54撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/27 12:54
八方台の分岐。250m位登ってきました。
なだらかな樹林帯を25分、唐沢鉱泉分岐到着。
2016年02月27日 13:27撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/27 13:27
なだらかな樹林帯を25分、唐沢鉱泉分岐到着。
ここでおやつを。7-11の「イチゴのくまさんムース」ひな祭り限定とか、おいしかったです。
2016年02月27日 13:28撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2
2/27 13:28
ここでおやつを。7-11の「イチゴのくまさんムース」ひな祭り限定とか、おいしかったです。
並行する沢には丸まった氷床やつららが。
2016年02月27日 13:53撮影 by  XQ1, FUJIFILM
1
2/27 13:53
並行する沢には丸まった氷床やつららが。
樹林帯が終わり、空が見えてきました。
2016年02月27日 14:18撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/27 14:18
樹林帯が終わり、空が見えてきました。
黒百合ヒュッテが視界に、ソーラーパネルがたのもしい。
2016年02月27日 14:35撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/27 14:35
黒百合ヒュッテが視界に、ソーラーパネルがたのもしい。
今晩お世話になる、黒百合ヒュッテ到着。まだ2時半、自分としては早く着きました。
2016年02月27日 14:36撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/27 14:36
今晩お世話になる、黒百合ヒュッテ到着。まだ2時半、自分としては早く着きました。
小屋向かいでは、雪上訓練。眺めてるだけでも勉強になります。
2016年02月27日 14:37撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/27 14:37
小屋向かいでは、雪上訓練。眺めてるだけでも勉強になります。
小屋の受付、ヨーキ君応援グッズが。滑車と重りを利用した、自動閉まり引き戸に感心!
2016年02月27日 17:08撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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2/27 17:08
小屋の受付、ヨーキ君応援グッズが。滑車と重りを利用した、自動閉まり引き戸に感心!
翌朝、天気は快晴。少し不安もありますが、気分は高揚します。7:40スタート。
2016年02月28日 07:35撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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2/28 7:35
翌朝、天気は快晴。少し不安もありますが、気分は高揚します。7:40スタート。
初めての12本アイゼン。前爪長!、すり足、ダ〜メ、ゼッタイ♪
2016年02月28日 09:42撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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2/28 9:42
初めての12本アイゼン。前爪長!、すり足、ダ〜メ、ゼッタイ♪
5分で中山峠に。
2016年02月28日 07:46撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/28 7:46
5分で中山峠に。
木の間から、東天狗岳が。後で分かりましたが、見えてるのは手前の岩ピーク。
2016年02月28日 07:50撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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2/28 7:50
木の間から、東天狗岳が。後で分かりましたが、見えてるのは手前の岩ピーク。
樹林が途切れた所から、東と西の天狗岳。
2016年02月28日 08:02撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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2/28 8:02
樹林が途切れた所から、東と西の天狗岳。
青空をバックに、白い稜線を登山者が登って行きます。
2016年02月28日 08:14撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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2/28 8:14
青空をバックに、白い稜線を登山者が登って行きます。
若い人に追い越されますが、歩き方がいい参考になります。
2016年02月28日 08:14撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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2/28 8:14
若い人に追い越されますが、歩き方がいい参考になります。
グループもたくさん。写真ではわかりませんが、風が強いんです。
2016年02月28日 08:29撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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2/28 8:29
グループもたくさん。写真ではわかりませんが、風が強いんです。
北八の先に、蓼科山が。
2016年02月28日 08:42撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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2/28 8:42
北八の先に、蓼科山が。
東天狗岳の山頂を捉えました。左はかなりの絶壁。
2016年02月28日 09:03撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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2/28 9:03
東天狗岳の山頂を捉えました。左はかなりの絶壁。
狭い山頂は混み合ってます。
2016年02月28日 09:03撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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2/28 9:03
狭い山頂は混み合ってます。
西天狗岳も躍動的な姿。
2016年02月28日 09:08撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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2/28 9:08
西天狗岳も躍動的な姿。
稜線を一列で行く登山者、山頂にも3人が。
2016年02月28日 09:09撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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2/28 9:09
稜線を一列で行く登山者、山頂にも3人が。
東天狗山頂到着、混雑のなか撮ってもらいました。
2016年02月28日 09:10撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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2/28 9:10
東天狗山頂到着、混雑のなか撮ってもらいました。
南八ヶ岳、硫黄岳、赤岳、横岳か。阿弥陀岳は隠れてる?
2016年02月28日 09:11撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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2/28 9:11
南八ヶ岳、硫黄岳、赤岳、横岳か。阿弥陀岳は隠れてる?
硫黄岳の爆裂火口。
2016年02月28日 09:09撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/28 9:09
硫黄岳の爆裂火口。
時間的には西天狗もOKですが、強風と白い稜線の登り返しに不安が、眼下に見える黒百合ヒュッテに降りることにしました。
2016年02月28日 09:30撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/28 9:30
時間的には西天狗もOKですが、強風と白い稜線の登り返しに不安が、眼下に見える黒百合ヒュッテに降りることにしました。
帰りは、天狗の裏庭コースへ。ここもなかなかの迫力です。
2016年02月28日 09:42撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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2/28 9:42
帰りは、天狗の裏庭コースへ。ここもなかなかの迫力です。
トレースがはっきりしてると安心です。
2016年02月28日 09:52撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/28 9:52
トレースがはっきりしてると安心です。
天狗の裏庭入口。ここまで下りると風も弱い。岩が雪で埋まってるので歩きやすい。
2016年02月28日 09:57撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/28 9:57
天狗の裏庭入口。ここまで下りると風も弱い。岩が雪で埋まってるので歩きやすい。
振り返ると、太陽が高く。もう少し山頂に居ても良かったか・・・。
2016年02月28日 10:08撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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2/28 10:08
振り返ると、太陽が高く。もう少し山頂に居ても良かったか・・・。
天狗の裏庭からスリバチ池を見下ろすと、写真ではわかりませんがトレースが見えました。
2016年02月28日 10:18撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/28 10:18
天狗の裏庭からスリバチ池を見下ろすと、写真ではわかりませんがトレースが見えました。
うっすらと足跡がお池らしいところを横断してます。
2016年02月28日 10:20撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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2/28 10:20
うっすらと足跡がお池らしいところを横断してます。
しっかりと風を受けてる樹氷。
2016年02月28日 10:21撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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2/28 10:21
しっかりと風を受けてる樹氷。
横断したスリバチ池のむこうに、東西天狗岳。
2016年02月28日 10:25撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/28 10:25
横断したスリバチ池のむこうに、東西天狗岳。
岩を越えると、すぐ黒百合ヒュッテ。グループは滑落停止の訓練。
2016年02月28日 10:30撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/28 10:30
岩を越えると、すぐ黒百合ヒュッテ。グループは滑落停止の訓練。
10:30に戻ってきました。たっぷり時間があるので昼食に。
2016年02月28日 10:57撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/28 10:57
10:30に戻ってきました。たっぷり時間があるので昼食に。
1時間後、下山します。下りは12本爪アイゼンを付けたまま降ります。
2016年02月28日 11:42撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/28 11:42
1時間後、下山します。下りは12本爪アイゼンを付けたまま降ります。
35分で唐沢鉱泉分岐に。
2016年02月28日 12:06撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/28 12:06
35分で唐沢鉱泉分岐に。
日差しも暖かい八方台分岐。まだ1時前なので、ここで大休憩。
2016年02月28日 12:40撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/28 12:40
日差しも暖かい八方台分岐。まだ1時前なので、ここで大休憩。
おやつは六花亭の新製品?「いつか来た道」柑橘の粒とホワイトチョコをパイ生地でサンド、絶品!。
2016年02月28日 12:39撮影 by  XQ1, FUJIFILM
1
2/28 12:39
おやつは六花亭の新製品?「いつか来た道」柑橘の粒とホワイトチョコをパイ生地でサンド、絶品!。
急降下をアイゼンを効かせて下ります。前爪をひっかけることなく、大分慣れたようです。
2016年02月28日 13:03撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/28 13:03
急降下をアイゼンを効かせて下ります。前爪をひっかけることなく、大分慣れたようです。
登山口の橋が見えました。ここのアイスバーンが要注意。
2016年02月28日 13:37撮影 by  XQ1, FUJIFILM
2/28 13:37
登山口の橋が見えました。ここのアイスバーンが要注意。
1:40無事、登山口に帰還。のんびりと日向で帰りのバスを待ち、今回の山行が終了しました。
2016年02月28日 13:39撮影 by  XQ1, FUJIFILM
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2/28 13:39
1:40無事、登山口に帰還。のんびりと日向で帰りのバスを待ち、今回の山行が終了しました。

装備

個人装備
長袖ベースレイヤー 長袖インナー 保温着 セミハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 ソフトシェル ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 飲料 水筒(保温性) コンロ 地図 コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 サングラス ゴーグル タオル ストック カメラ
備考 小屋までは小雪の凍結道、軽アイゼンも持っていけば良かった。

感想

2週間前に冬季の北横岳を初訪問。今回、天狗岳は初めて、またバスの便が少ないので、ゆっくりと黒百合ヒュッテ泊にしました。
二日とも天候が良く、無事東天狗岳の山頂に立つことができました。遠く春霞がかかりアルプスは見えませんでしたが、雪の八ヶ岳を真ん中から見ることができ大満足です。
二日目、初めての12本爪アイゼンを一日中履き通して、雪と氷の急登や急降下、長い下りをこなしましたが、足が重くなることもなく及第点は取れたかなという感じでした。
休日の黒百合ヒュッテは宿泊者がだいたい80人位。混み合ってましたが、スタッフさんが明るく親切で、気持ちよく過ごせました。なにより、冬季に暖かい小屋を開いてくれてることに感謝です。

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