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Yamareco

記録ID: 82119
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ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

前半は雨、後半は錦秋の雨飾山

2010年10月11日(月) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 新潟県 長野県
 - 拍手
GPS
08:53
距離
8.0km
登り
990m
下り
988m

コースタイム

6:14登山開始-7:24ブナ平-8:06荒菅沢着-8-23同発-8:54主稜線-10:00笹平-10:06弁当-10:28山頂着-11:13山頂発-11:30笹平-13:05荒菅沢着-13:35同発-14:08ブナ平-16:07下山
天候 入山時は雨、山頂直下を登り始めるころから晴れ。
過去天気図(気象庁) 2010年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前夜20:10頃に東京中野を出発。関越道-上信越道-長野オリンピック道路を乗り継いで23:50頃に雨飾高原キャンプ場に到着。
小谷(おたり)温泉口からキャンプ場までは、いわゆる山道走行になるが、路面状況は大変良く、安心して走れる。途中狭い箇所も多少あるので、山道走行に不慣れな人は緊張するかもしれないが、このサイトに辿り着く人は山道走行は慣れているであろうから問題なく走れると思う。
行きはオリンピック道路の料金所は無人であった。この道路も解放されたかと思いきや、帰りはしっかりと金を取られた。多分深夜のみ無料なのであろう。
小谷温泉口は中土トンネルを抜けると、直ぐに右折するので見落とさぬように。どのくらい直ぐかというと、トンネル内に右折レーンがあるほど直ぐ。
この日の雨飾山は大変混雑していて23:50頃にはキャンプ場に到着しているのに駐車場は既に満車。路肩駐車となる。路肩駐車は小生の車が2台目であったので、比較的登山口に近く、広い場所に停められた。しかし、前夜の内に満車とは恐るべき人気の山だ。
写真は撮り忘れたが、駐車場の奥には綺麗な避難小屋程度の建物があり、この建物内には良く清掃された男女別のトイレと、その中央にイメージとしては避難小屋の自炊スペースの様なテーブルのあるスペースがある。
この自炊スペースの様な所に入山ポストがある。小生は入山時にはコースマップやタイムチャート、装備品リスト等を含む見本のような入山届を必ず自宅で作成して持参するので、届け出用紙があったかどうかは確認していない。
この小屋の向かって左手奥に登山口はある。
又、登山口の脇には飲料の自動販売機があった。
コース状況/
危険箇所等
道は雨の影響で泥濘っていて歩き憎かった。赤土の所が多く、泥濘り易い様である。多分小生の靴底に原因があると思われるが、大変滑り易かった。
但し、道標や登山口の設備を含めて、非常に良く整備されている。小谷村の方々のこの山への愛情が偲ばれる。
前日中に現地到着するも路肩駐車。昨夜来の雨、未だ上がらず。
2010年10月11日 05:56撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
10/11 5:56
前日中に現地到着するも路肩駐車。昨夜来の雨、未だ上がらず。
山の蘊蓄。
2010年10月11日 06:14撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
10/11 6:14
山の蘊蓄。
空模様一向に冴えず。
2010年10月11日 06:17撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
10/11 6:17
空模様一向に冴えず。
初めは木道多し、標高は一向に稼げず。
2010年10月11日 06:20撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
10/11 6:20
初めは木道多し、標高は一向に稼げず。
400m毎に道標あり。
2010年10月11日 06:23撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
10/11 6:23
400m毎に道標あり。
2/11地点から尾根に取り付く。ここまで800m歩くも標高は稼げず。
2010年10月11日 06:30撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
10/11 6:30
2/11地点から尾根に取り付く。ここまで800m歩くも標高は稼げず。
尾根に取り付くと、これまでとは打って変わって、急登が続く。
2010年10月11日 06:31撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
10/11 6:31
尾根に取り付くと、これまでとは打って変わって、急登が続く。
ブナ平で小休止。雨の影響も有り、ザックを下せる場所もなかった。
2010年10月11日 07:24撮影 by  Canon PowerShot S3 IS, Canon
10/11 7:24
ブナ平で小休止。雨の影響も有り、ザックを下せる場所もなかった。
荒菅沢に到着。
雨も漸く治まるが、山頂方向はまるで見えず。
雨も漸く治まるが、山頂方向はまるで見えず。
水場の水量は豊富。
水場の水量は豊富。
尾根を登り詰める辺りで、漸く視界も広がり錦秋の風景が。
尾根を登り詰める辺りで、漸く視界も広がり錦秋の風景が。
同じく、
稜線に出るまでは、この様な急登の道。
稜線に出るまでは、この様な急登の道。
急登から解放され笹平到着。ここまでくれば山頂は直ぐだ。
急登から解放され笹平到着。ここまでくれば山頂は直ぐだ。
笹を踏み分けた登山道から笹平方面を振り返る。
笹を踏み分けた登山道から笹平方面を振り返る。
笹平から少し下ると新潟方面の登山道と合流。
笹平から少し下ると新潟方面の登山道と合流。
山頂の南東側の崖。この崖の写真で右側に登山道がある。一見、きつそうであるが、登ってみると意外と楽だ。
山頂の南東側の崖。この崖の写真で右側に登山道がある。一見、きつそうであるが、登ってみると意外と楽だ。
焼山(中央)とその奥に火打。妙高は見えず。
焼山(中央)とその奥に火打。妙高は見えず。
日本海の方向を俯瞰すると、雲間から集落が覗く。どこの集落であろう。
日本海の方向を俯瞰すると、雲間から集落が覗く。どこの集落であろう。
山頂到着。山頂は東西に分かれるが、双耳峰と言うほどの距離は無い。山頂標は東峰にある。
山頂到着。山頂は東西に分かれるが、双耳峰と言うほどの距離は無い。山頂標は東峰にある。
雲間からは日本海が。
雲間からは日本海が。
下山を始めると、漸く雲海の彼方に北アルプスが。
下山を始めると、漸く雲海の彼方に北アルプスが。
南東に高妻山。
荒菅沢に至ると、登りの時には全く見えなかった風景が。写真10参照。
荒菅沢に至ると、登りの時には全く見えなかった風景が。写真10参照。
錦秋の一時に名残は尽きぬが。
錦秋の一時に名残は尽きぬが。
山にとどまる訳にもいかず下山。
山にとどまる訳にもいかず下山。
途中で瀧を発見。
途中で瀧を発見。
撮影機器:

感想

先週にひいた風邪が抜け切れていないのが気になったが、時期も最適と踏んで、雨飾山に行ってきた。やはり、咳き込むことが多く息も上がり易い。
もう蚊に悩ませることもないので、途中のSAで購入したホースジャキーを肴に、星空を眺めながら缶チュウハイをやる。ジャーキーは牛に限る。馬は旨くない。この星空なら明日はさぞやと思いきや、夜中には車の屋根を叩く雨音。ヤレヤレ!
朝5時に起きると、さほど強くはないが、しっかりと雨。そのうち上がるだろうと腹ごしらえをしながら、暫し待つも、その気配もない。
いたしかたなくゴアの上下にレインスパッツという、完全な雨支度を整えて、6時14分に登山口を後にする。晴れやかな気分になれというのが無理な話。抜け切らない風邪も手伝って、足取りも気分も頗る重い。道も整備は極めて良くされているのだが、あっちこっちと泥濘っており、明日の道具の手入れを考えると気が滅入る。風邪の心配が無ければゴアなんぞ早々と脱いでいる程度の雨であるが、やはり身体を冷やしてはなるまいと、未練がましく脱ぎ気を繰り返す。
荒菅沢辺りで漸く、雨の心配もなくなり、暫し小休止。
休み時間を除けば概ね予定通りの時間で稜線に上がり、笹平を過ぎた辺りで空が晴れてくる。山頂では雲海の向こうに日本海も見える。
それまでの反動も有り、景色に見入ることしきり。正に錦秋の雨飾山を堪能する。下山途中では漸く北アルプスの山並みも姿を見せる。ゆっくり歩こう、下り足は自信がある。
ところがこの日は勝手が違った。やたらと足が滑る。そういえば最近靴底の滑りが気になっていたが、今日の様な泥濘は暫く歩いていなかった。うすうす気づいていたが、張替には日数がかかるので、ついつい放っておいたが、本日の雨で靴底の寿命が尽きているのが露呈してしまった。それも木の根や丸太で滑るだけではない。信じ難いことだが、登山道補修の為に置かれた土嚢の上でさえ足が滑る。
日数がかかるなぞと言っていては命にかかわる。さっそく張り替えに出さなければならない。
それにしても怪我をしなくて良かった。
当初の予定では雨飾荘が管理する露天風呂で汗を流して帰るつもりでいたが、今日の山の込み具合では、芋洗い状態は目に見えているので中止。来る途中で「ぽかぽかランド美馬」というのを見かけたので、そちらで汗を流すことに変更。気が付いたら通り過ぎていた。http://www.pokapokaland-miasa.com/
どうせ良く来るところなので、又の機会にしよう。又の機会、又の機会で、全く行かない所だらけである。
最近はすっかり渋滞づいていて、今回も帰宅は12時近くなってしまった。風呂にでも入って9時近くなってから現地を出た方が良いのかもしれない。

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