前半は雨、後半は錦秋の雨飾山


- GPS
- 08:53
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 990m
- 下り
- 988m
コースタイム
天候 | 入山時は雨、山頂直下を登り始めるころから晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
小谷(おたり)温泉口からキャンプ場までは、いわゆる山道走行になるが、路面状況は大変良く、安心して走れる。途中狭い箇所も多少あるので、山道走行に不慣れな人は緊張するかもしれないが、このサイトに辿り着く人は山道走行は慣れているであろうから問題なく走れると思う。 行きはオリンピック道路の料金所は無人であった。この道路も解放されたかと思いきや、帰りはしっかりと金を取られた。多分深夜のみ無料なのであろう。 小谷温泉口は中土トンネルを抜けると、直ぐに右折するので見落とさぬように。どのくらい直ぐかというと、トンネル内に右折レーンがあるほど直ぐ。 この日の雨飾山は大変混雑していて23:50頃にはキャンプ場に到着しているのに駐車場は既に満車。路肩駐車となる。路肩駐車は小生の車が2台目であったので、比較的登山口に近く、広い場所に停められた。しかし、前夜の内に満車とは恐るべき人気の山だ。 写真は撮り忘れたが、駐車場の奥には綺麗な避難小屋程度の建物があり、この建物内には良く清掃された男女別のトイレと、その中央にイメージとしては避難小屋の自炊スペースの様なテーブルのあるスペースがある。 この自炊スペースの様な所に入山ポストがある。小生は入山時にはコースマップやタイムチャート、装備品リスト等を含む見本のような入山届を必ず自宅で作成して持参するので、届け出用紙があったかどうかは確認していない。 この小屋の向かって左手奥に登山口はある。 又、登山口の脇には飲料の自動販売機があった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道は雨の影響で泥濘っていて歩き憎かった。赤土の所が多く、泥濘り易い様である。多分小生の靴底に原因があると思われるが、大変滑り易かった。 但し、道標や登山口の設備を含めて、非常に良く整備されている。小谷村の方々のこの山への愛情が偲ばれる。 |
写真
感想
先週にひいた風邪が抜け切れていないのが気になったが、時期も最適と踏んで、雨飾山に行ってきた。やはり、咳き込むことが多く息も上がり易い。
もう蚊に悩ませることもないので、途中のSAで購入したホースジャキーを肴に、星空を眺めながら缶チュウハイをやる。ジャーキーは牛に限る。馬は旨くない。この星空なら明日はさぞやと思いきや、夜中には車の屋根を叩く雨音。ヤレヤレ!
朝5時に起きると、さほど強くはないが、しっかりと雨。そのうち上がるだろうと腹ごしらえをしながら、暫し待つも、その気配もない。
いたしかたなくゴアの上下にレインスパッツという、完全な雨支度を整えて、6時14分に登山口を後にする。晴れやかな気分になれというのが無理な話。抜け切らない風邪も手伝って、足取りも気分も頗る重い。道も整備は極めて良くされているのだが、あっちこっちと泥濘っており、明日の道具の手入れを考えると気が滅入る。風邪の心配が無ければゴアなんぞ早々と脱いでいる程度の雨であるが、やはり身体を冷やしてはなるまいと、未練がましく脱ぎ気を繰り返す。
荒菅沢辺りで漸く、雨の心配もなくなり、暫し小休止。
休み時間を除けば概ね予定通りの時間で稜線に上がり、笹平を過ぎた辺りで空が晴れてくる。山頂では雲海の向こうに日本海も見える。
それまでの反動も有り、景色に見入ることしきり。正に錦秋の雨飾山を堪能する。下山途中では漸く北アルプスの山並みも姿を見せる。ゆっくり歩こう、下り足は自信がある。
ところがこの日は勝手が違った。やたらと足が滑る。そういえば最近靴底の滑りが気になっていたが、今日の様な泥濘は暫く歩いていなかった。うすうす気づいていたが、張替には日数がかかるので、ついつい放っておいたが、本日の雨で靴底の寿命が尽きているのが露呈してしまった。それも木の根や丸太で滑るだけではない。信じ難いことだが、登山道補修の為に置かれた土嚢の上でさえ足が滑る。
日数がかかるなぞと言っていては命にかかわる。さっそく張り替えに出さなければならない。
それにしても怪我をしなくて良かった。
当初の予定では雨飾荘が管理する露天風呂で汗を流して帰るつもりでいたが、今日の山の込み具合では、芋洗い状態は目に見えているので中止。来る途中で「ぽかぽかランド美馬」というのを見かけたので、そちらで汗を流すことに変更。気が付いたら通り過ぎていた。http://www.pokapokaland-miasa.com/
どうせ良く来るところなので、又の機会にしよう。又の機会、又の機会で、全く行かない所だらけである。
最近はすっかり渋滞づいていて、今回も帰宅は12時近くなってしまった。風呂にでも入って9時近くなってから現地を出た方が良いのかもしれない。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する