雲取山から飛龍山


- GPS
- 27:12
- 距離
- 29.2km
- 登り
- 2,519m
- 下り
- 2,432m
コースタイム
- 山行
- 4:51
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 5:27
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 7:46
天候 | 初日曇、夜雨、2日目 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
飛竜山からの下山ルートはザレた斜面の巻道など多め |
その他周辺情報 | 丹波山村の道の駅 のめこいの湯 |
写真
装備
個人装備 |
時計
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料(2L+500+500)
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
携帯(スマホ)
モバイルバッテリー
防寒着
雨具
着替え一式
|
---|---|
備考 | 夜が寒かった、外は0度くらい?下半身の防寒、靴下 |
感想
かねてからの憧れだった奥秩父主脈縦走路。今回はその一部を歩きたく、雲取山から飛龍山へのテント泊縦走に挑戦してきました。
奥多摩駅からバスに乗車したのは5、6人のみ。奥多摩湖で全員が下車し、そこからは貸切状態で鴨沢へ。鴨沢から駐車場までの登りは、毎度のことながら一番こたえます(笑)
歩き慣れたコースとはいえ、今回は所々ぬかるんでいて、地面もウェットな状態でした。テン泊装備の重い荷物に喘ぎながらも、ようやく七ツ石小屋に到着。一息ついていると、支配人のネコちゃんが可愛らしい鳴き声と共に登場!ようやく会えました。その愛らしい姿に、登りの疲れも癒されます。
ここから少し頑張って石尾根に出ると、少し気持ちが楽になります。七ツ石神社のオオカミたちに挨拶をして七ツ石山へ。六つ石山方向から、これから進む雲取山方向へと延びる稜線の素晴らしい眺めに、思わず見とれてしまいました。
七ツ石山から雲取山までの石尾根は、道幅が広く歩きやすいルートです。できたばかりの五十人平野営場を覗いたり、大好きなヨモギの頭からの風景を楽しんだりしながら、いよいよ雲取山に登頂!しかし、あいにくのガスで何も見えません。
「思ってるよりも下るな」と毎回感じる雲取山荘まで降り、テン場代とビール代を払って設営完了。夕食までのダラダラとした無駄な時間が、何とも言えない最高のひとときです。少し肌寒いなと感じていると、夜中に雨が降り出し、一晩中降り続きました。予想以上に寒く、持っていた防寒着では少し不安になるレベルでした。
朝になっても雨が降っていたら、そのまま鴨沢に撤退しようと考えていましたが、5時前に雨が止んだので計画通りに決行!まずは本日最大の登り、雲取山に再度登ります。朝一でこの登りはさすがにキツイ!しかし、山頂からは息をのむような絶景が広がり、テント泊での雨の苦労も、この絶景と引き換えなら納得だなと実感しました。
さて、ここからが奥秩父主脈縦走路。ここからが本番です!
まずは三条ダルミまで一気に下ります。ここを逆から登るのは相当キツイだろうなと思いながらも下り切ると、富士山が見え、緑が眩しい爽やかで開けた場所に出ました。
ここからは小刻みなアップダウンはあるものの、激しい箇所はなく狼平へ。広く開けた野営にも良さそうな場所です。ここから少し登って北天のタルを目指します。木道の橋が出て、眺望が開けると、まさに憧れの奥秩父主脈縦走路を歩いているという幸せがこみ上げてきました。
朝露か昨夜の雨に濡れた笹でびしょびしょになった靴とフライシートを北天のタルで乾かしながら少し休憩し、最後の登りに備えます。
「山頂近道」と書かれた案内に従い飛龍山へ。意外と短い登りをクリアし、飛龍山2077Mに登頂!眺望はありませんが、広い山頂です。よし、あとは下るだけ!1400mダウンという、なかなかの下りです。ザレた斜面につけられた巻き道やテクニカルな岩場など、苦手な感じのコースで、疲れもあってなかなかペースが上がらず、想定時間よりも押していました。
というか、このコースの標準コースタイムおかしくない?!飛龍山から飛竜権現13分、前飛龍29分って、無理だろ?と悪態をつきながらも、下山想定時間からバスまで2時間の余裕を見ていたので、休憩しながらのんびり下ります。
熊倉山まで下りると比較的歩きやすい道になり、一安心。脚もだいぶ疲れてきました。サオラ峠まで下り、「大多摩30座」をコンプリートするため丹波天平方面に下ります。ここからは700mダウンですが、幸い歩きやすい樹林帯の下りでした。
そして13時20分、予定より20分押しでしたが道の駅に到着!腹ペコです。まずは何か食べて温泉だ!
今回の奥秩父主脈縦走路デビューは、本当に最高でした。いつか、みずがき山荘から奥多摩駅まで、縦走路全線を歩いてみたいという夢の第一歩となりました!
大雨とトレードオフの景色なり
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