裏那須・錦織りなす神秘の鏡が沼を散策!

2010年10月11日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 27.0km
• 登り: 1,845m
• 下り: 1,846m

コースタイム

5:55観音沼無人雨量観測所-(自転車利用)-6:25音金地内三倉山登山口-9:20唐沢山-10:30三倉山-11:30大倉山-12:45流石山-13:25大峠-14:40三本槍岳-15:15鏡が沼分岐-15:30鏡が沼-16:05鏡が沼分岐-16:15林道分岐-16:55観音沼無人雨量観測所

天候

ガスが渦巻く裏那須!、時々薄陽が差す陽気でした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

観音沼公園には大規模な有料駐車場ができていました。
林道終点には10台位の車が駐車可能!
手前林道分岐には20台位の車が駐車可能です!

コース状況／危険箇所等

　観音沼無人観測所から音金登山口までは、一気に舗装道路の下り道を自転車で駆け下りました。
　音金から三倉山までは、ほぼ樹林帯です。4時間を要しました。
　三倉山から大峠までは、稜線漫歩の道のりです。でも今回はガスに覆われ、足下しかみられませんでしたが、尾根歩きは気持ちがよかったです。
　流石山から三本槍までは、急降下と急登であえぎながらの歩みとなりましたが、特段危険なところはありませんでした。
　三本槍やから鏡が沼までは、急降下にあわせ、足場の悪いガレ場と深い笹藪に悩ませられました。
　しかし、鏡が沼から林道分岐までは、明るい開けた登山道を歩き、周囲を観察しながらあっという間に到着します。最後は平坦な林道を歩くのみでした。

写真

10/11 6:25

音金集落の登山道入り口です。ここに自転車をデポしました。

10/11 6:37

青空を仰ぎながら林道を歩きました。

10/11 6:53

黄色が中心の紅葉が林道沿いにみられました。

10/11 6:54

ヨナメが花の少ない秋を飾っていました。

10/11 6:55

ススキの穂も風にゆれていました。

10/11 6:57

紫色のヨナメも可憐に咲いていました。

10/11 6:58

林道が終わると「三倉山」の道しるべがありました。

10/11 7:27

冬に向け彩りがあせていく感じがわびしさを醸し出していました。

10/11 7:38

このような樹林帯を進んでいきます。

10/11 7:40

ヤマブドウがあちこちに、たわわに実をつけていました。

10/11 7:41

音金集落の田園地帯を望みました。

10/11 7:46

黄色にいろ好き始めたカエデです。

10/11 7:46

こちらは、カエデが赤く色づいていました。

10/11 7:51

尾根づたいの登山道では、落ち葉を踏みしめながら歩きました。

10/11 8:19

枯れ木にキノコです。ブナハリにムキタケか!

10/11 8:31

山頂に近づくにつれガスがわいていました。

10/11 8:34

カエデの葉が落ちないように我慢しているようでした。

10/11 8:46

深山の登山道を歩きました。

10/11 8:53

カエデのレッドカーペットを歩きました。

10/11 8:54

赤く色づいた葉がこちらを見ているようでした。

10/11 9:13

コゼンタチバナの紅葉です。
大木はりついていました。

10/11 9:13

黄色と赤でグラディーションがきれいでした。

10/11 9:17

小さなカエデの葉がとても可愛らしい感じがしました。

10/11 9:21

唐沢山の山頂です。ガスで目の前の紅葉しか見れませんでした。

10/11 9:21

足下の小さな紅葉です。

10/11 9:31

キノコの群落です。食べれるのでしょうか?

10/11 9:34

立ち枯れにまとう紅葉です。

10/11 9:43

霧にむせぶ紅葉です。

10/11 9:46

こけむした地面にあった小さな紅葉です。

10/11 9:53

真っ赤なカエデの葉が印象的でした。

10/11 10:01

赤い実の共演です。

10/11 10:03

ナナカマドはすでに葉っぱの衣を失っていました。

10/11 10:31

三倉山の山頂です。ガスがなければ、北斜面一帯は紅葉の乱舞が見られるところです。残念!

10/11 11:05

稜線から見える紅葉はこんな感じでした。

10/11 11:07

登山道脇のカエデ類が、赤やオレンジに変化していました。

10/11 11:29

大倉山の山頂です。相変わらすガスに覆われていました。

10/11 11:44

大倉山から流石山の間にある稜線のオアシス!五葉の泉です。

10/11 11:45

池面に浮かぶイケメンです。

10/11 11:47

稜線に草もみじが広がっていました。

10/11 11:47

ガスの中薄陽が差し始めました。

10/11 11:48

谷に向かう尾根筋には錦の紅葉がひしめき合っていました。

10/11 11:48

しばらくガスの中だったので、すばらしい光景に見えました。

10/11 11:48

たくさんシャッターを切りました。

10/11 11:48

草原の彼方に、深山ダムや沼原調整池が望めました。

10/11 11:52

少し歩くと、別の角度でも紅葉が広がっていました。

10/11 11:53

晴れ間の後には、またガスが沸き立ってきます。

10/11 11:56

稜線を超えて、風とともにガスが流れていきます。

10/11 12:03

谷間にまた薄陽が差していきます。

10/11 12:04

谷間の中に、色づいた樹林が流れ込んでいきます。

10/11 12:08

どんどん流れていきます。

10/11 12:35

ふと振り返ると歩いてきた稜線が見え始めていました。

10/11 12:41

南の平野部は晴れているのが分かりました。見える平野部は関東平野です。

10/11 12:47

流石山の山頂です。

10/11 12:50

ナナカマドの実が寂しげに見えました。

10/11 12:52

ガスが晴れてきました。
那須岳の裏側は紅葉最前線です。山斗小屋温泉も見えました。

10/11 12:57

三本槍に登る登山道も見えてきました。

10/11 13:00

日の光を浴びて光るもみじがありました。

10/11 13:03

三本槍岳の頂上にわずかに雲が残ります。

10/11 13:12

那須は茶臼岳の頂上を現しました。

10/11 13:17

ヤマハハコです。ほぼドライフラワーに近い状態でした。

10/11 13:20

三本槍岳の裾に広がる紅葉です。

10/11 13:20

三本槍岳の頂上も顔を出してきました。

10/11 13:25

大峠のお地蔵様です。

10/11 13:29

逆光に光っていました。

10/11 13:29

谷間に紅葉が下っていく様子が分かりました。

10/11 13:30

登山道脇で真っ赤に輝く葉っぱがありました。

10/11 13:35

三本槍岳の懐に広がる紅葉です。

10/11 13:36

沢筋に広がる紅葉です。

10/11 13:49

高度が高い場所はすでに葉が落ちて、岳樺の樹幹が見えていました。

10/11 14:00

森は錦をまとっていました。

10/11 14:00

笹原の緑に白い樹幹が規則正しく並んで見えました。

10/11 14:06

神秘の鏡が沼です。三本槍岳への登山道から見下ろしました。

10/11 14:29

角度を変えた鏡が沼です。

10/11 14:40

三本槍だけの山頂です。これまで歩いてきた稜線が確認できました。

10/11 14:42

遠く白根山を遠望しました。

10/11 14:49

反対側の山裾に、重い雲が流れていきました。

10/11 14:53

三本槍から引き返した、甲子方面への分岐です。

10/11 14:56

甲子方面への登山道から見えた、斜面の紅葉です。

10/11 15:10

鏡が沼が近づいてきました。

10/11 15:12

湖面に映る雲と紅葉のコントラストです。

10/11 15:13

紅葉がますます磨きをかけています。

10/11 15:15

鏡が沼脇の台地です。

10/11 15:16

鏡が沼へと続く分岐です。

10/11 15:16

鏡が沼が少しずつ近づいてきます。

10/11 15:23

途中の紅葉です。

10/11 15:25

樹幹に赤や黄色の模様が鮮やかでした。

10/11 15:27

鏡が沼に着きました。

10/11 15:28

葉を落とした大木です。間もなく冬を感じさせてくれました。

10/11 15:30

池面と紅葉のコラボです。

10/11 15:31

池面文様がすばらしい!

10/11 15:31

池面のさざ波が寂しさを奏でていました。

10/11 15:33

岸辺の脇の大木です。強くたくましい感じがしました。

10/11 15:34

静寂の鏡が沼です。

10/11 15:34

付近には登山客は私のほかは誰もいませんでした。秘境を感じました。

10/11 15:37

静寂の中にも賑やかさもところどころありました。

10/11 15:38

一生懸命に輝いていました。

10/11 15:43

鏡が沼からの下山道です。こんな開けた気持ちのよい道が続きます。

10/11 15:46

樹幹に光るカエデが私に語りかけてきました。

10/11 16:05

間もなく大峠との分岐にさしかかります。
森の番人もりぞう君が私を見送ってくれました。

10/11 16:07

ここが分岐です。

10/11 16:12

そして林道の終点の小さな沢です。沢水をがぶ飲みしました。おいしかった!

10/11 16:14

林道終点です。普通はここまで車で入れます。ここから大峠を経由して山を登るのセオリーでしょう。

10/11 16:35

ツタウルシも間もなく真っ赤に染まることでしょう!

10/11 16:42

林道から、本日通った大峠に別れを告げました。

10/11 16:43

　そして一日の終わりにさしかかっていました。もうすぐ日没です。
　この後自転車を回収して家路につきました。

撮影機器：

EOS 50D CANON

感想

🌸🐛＠sakura64

　3連休の二日間は天候にも恵まれず最終日に期待して、今回の山行に望みました。前半はガスに覆われがっかりでしたが、幸運にも午後は晴れ間ものぞきました。そして、錦織おりなす紅葉を目の当たりにして、とても興奮しました。思わず、三本槍岳まで登ってしまい、帰り道鏡が沼も散策できたのです。とても幸せな山行となりました。
　表那須はこの時期派手な紅葉で彩られますが、地味な裏那須もなかなかのものです。この時期にして人知れず静かな山行が楽しめました。