雲海広がる富士山麓で爆風の洗礼を受ける 双子山〜御殿庭〜宝永山〜ワゴニア（御殿場口新五合目より周回）

2025年06月04日(水) [日帰り]

• GPS: 07:41
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,489m
• 下り: 1,488m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:26
• 休憩: 1:16
• 合計: 7:42

距離 14.9km 登り 1,489m 下り 1,488m

6:15 スタート地点
6:18 6:19 御殿場口新五合目
6:26 6:32 大石茶屋
7:11 7:21 双子山
7:49 7:57 上塚
8:25 8:26 三辻
8:45 8:49 小天狗塚
9:04 御殿庭入口
9:33 9:39 御殿庭上
10:10 山体観測装置
10:17 宝永第二火口縁
10:31 宝永第一火口縁
10:37 11:02 宝永第一火口
12:00 12:02 宝永山
12:09 宝永山馬ノ背
12:50 13:03 ワゴニア
13:23 次郎坊
13:50 大石茶屋
13:55 御殿場口新五合目
13:57 ゴール地点

天候

晴れ＆雲海 ⇒ 爆風＆ガス＆雹

アクセス

利用交通機関：

自家用車

富士山御殿場口第1駐車場を利用（無料）

写真

6/4 5:49

小雨パラつく御殿場市街地から御殿場口新五合目に到着すると、雲を突き抜けて眼下に雲海が広がっていて、朝からテンションアップ〜

6/4 6:17

車を停めた御殿場口第1駐車場からクリアな富士山を見上げる。

6/4 6:18

準備完了したら雲海を背にしながらスタート。

6/4 6:30

標高が上がるにつれて雲海の全貌が明らかに。

6/4 6:35

まずは左に見える双子山に向かいます。

6/4 6:41

雲海に浮かぶ丹沢山塊を望遠レンズで。

6/4 7:08

双子山分岐に到着。

6/4 7:11

そのまま下塚を登ると〜

6/4 7:15

すぐに下塚ピークに到着。
南側にも雲海が広がってた〜

6/4 7:16

雲海に浮かぶ愛鷹山を望遠レンズで。

6/4 7:17

山中湖が見え隠れ。

6/4 7:18

下塚ピークから最終目的地の獅子岩を確認。
その手前にはワゴニアも見える。

6/4 7:20

富士山バックに山頂標識。

6/4 7:23

そんな下塚を後にします。

6/4 7:24

次に向かうお隣の上塚の向こうに、宝永山と富士山頂が並ぶ。

6/4 7:24

南側の大雲海を眺めたら下塚から降ります。

6/4 7:33

そして上塚への登り返し。
振り向くと早くもガス発生の気配…

6/4 7:49

ひたすら登ってヘンテコなオブジェを過ぎると〜

6/4 7:49

上塚ピークに到着。

6/4 7:50

雲海バックに山頂ケルン。

6/4 7:51

発生したガスが富士山頂を隠す。

6/4 7:52

雲海からガスが迫ってくる。
天気が崩れる前に早く次へ進もう。

6/4 8:05

ってコトで道なき斜面を急降下してショートカット。

6/4 8:07

その急斜面にシロバナヘビイチゴ？が咲き乱れ。

6/4 8:10

これはフジアザミかな？
駆け降りて来た上塚バックに撮影。

6/4 8:17

ショートカットを終えて登山道を進みます。
上塚を振り返るとガスに飲まれていた。

6/4 8:21

上空の雲がかなりの勢いで西から東に流れてる。
予報通り風が強くなってきたようだ。

6/4 8:23

しばらくカラマツ地帯を進みます。

6/4 8:38

水滴を着けているカラマツを発見。
せっかくだからマクロレンズで撮影開始。

6/4 8:38

被写界深度が浅すぎかな〜？

6/4 8:39

葉っぱ一本一本の模様まで写し込む。

6/4 8:47

そして小天狗塚を確認。

6/4 8:59

さらに進んで〜

6/4 9:08

御殿庭を登る。

6/4 9:37

御殿庭上に到着すると、目の前に宝永火口と宝永山。

6/4 9:44

そのままルートを進んで〜

6/4 9:57

宝永第二火口縁に到着。

6/4 9:58

目の前には宝永第二火口。
その上には宝永第一火口。

6/4 10:01

さらに火口縁を進んで高度を上げます。

6/4 10:11

上空の雲はかなりのスピードで流れているが、こちらはそれほど風は感じない。

6/4 10:11

さらに火口縁を進んで〜

6/4 10:13

小休止がてら雲海鑑賞。
西側にも見事な雲海が広がっていた。

6/4 10:30

そして宝永第一火口縁に到着。

6/4 10:31

第一火口標柱にベンチがあったはず。
宝永山ピークは風が強そうだし、そこのベンチでランチタイムにしよう。

6/4 10:37

ってコトで宝永第一火口へ。

6/4 10:38

火口標識撮ったら〜

6/4 10:40

ベンチでランチタイム開始。
稜線から離れてるから風は大丈夫だと思ったら、上空の風が火口壁のカールで渦巻いているようで、かなりの強風に晒されながらの食事になってまった。

6/4 10:56

望遠レンズで十二薬師岩。

6/4 10:56

望遠レンズで宝永山の赤岩。

6/4 11:03

そんな第一火口を後にして〜

6/4 11:51

なかなか前に進まない斜面を必死に登って〜

6/4 12:01

爆風に晒されながらなんとか宝永山ピークに到着。
立ってられない状況なので写真撮ったら〜

6/4 12:02

すぐに馬ノ背へ向けて移動開始。
この日のこの稜線は爆風の通り道で、体を左斜めに傾けながらなんとか前に進む。
しかし体ごと吹っ飛ばされそうなレベルの超爆風に数回晒されて、耐風姿勢でなんとかやり過ごす。

6/4 12:09

そして大砂走りへのショートカットへ。
稜線から離れて降下し始めた途端、先程の超爆風がウソのような無風状態に。
振り返った道標からは不気味な風切音だけが聞こえていた。

6/4 12:14

そして大砂走りに着地したら小粒な雹が降ってきてビビる。

6/4 12:23

今回調査予定の獅子岩はガスで姿が確認出来ない。
今回は諦めるか〜と思っていたら…

6/4 12:34

一瞬だけガスが切れてその姿が見えた〜
手前のワゴニアを確認してロックオン！

6/4 12:35

そのまま直線でワゴニアに向かいます。
そんな自分のトレースを振り返る。

6/4 12:39

途中でブル道を横断。

6/4 12:50

そしてワゴニアが目の前に。
正面からアプローチしてみます。

6/4 13:01

そしてワゴニアが正面顔で登場〜

6/4 13:01

ホントに撤去されるんだろうか？
撤去警告されてから半年以上たってるけど。

6/4 13:01

ワゴニア背後に見える目的の獅子岩は、しつこいガスが纏わりついてるので今回は諦めよう。

6/4 13:05

ってコトで御殿場ルート方面に続く踏み跡を辿ります。

6/4 13:14

途中で濃厚ガスに見舞われてホワイトアウト寸前に。
歩いていればそのうち御殿場ルートに出るでしょ？ってコトでお気楽に白い世界を楽しみます。

6/4 13:30

そして御殿場ルートに合流して、二子山を横目に下山します。

6/4 13:51

大石茶屋に到着して周回完了。

6/4 13:57

そしてガスの中の駐車場に無事ゴール。

撮影機器：

Pixel Fold Google

NIKON Z50_2 NIKON CORPORATION

感想

しゃとる

去年の11月に不浄流しを源流まで詰めた山行で、ワゴニアとまぼろしの滝の間にある獅子岩がとても気になっていたので、今回はこれからのシーズン信州方面への遠征に備えた高度順応も兼ねて、獅子岩の調査をすべく御殿場口から宝永山を絡めて周回して来ました。

車で御殿場市街地を移動中は小雨パラつく空模様でしたが、期待通りに雲を突き抜けて御殿場口に到着すると眼下に雲海広がる絶好のコンディション！
しか〜し！予報通りの強風が徐々に勢力を増して、宝永山では身体が持ち上がるんじゃないかって位の爆風の洗礼を受ける事に。オマケに雹が降ったり濃厚ガスでホワイトアウト寸前になったりで、獅子岩調査は諦めざるを得ない状況となり撤退⋯

ってコトで、今秋か来シーズンにグランドキャニオン絡めて獅子岩に行ってみるかな〜