甲武信ヶ岳(毛木平より周回)


- GPS
- 15:00
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,705m
- 下り
- 1,703m
コースタイム
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 6:24
天候 | 4日 雲が多い晴 5日 快晴 風あり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは駐車場のトイレにあります。 甲武信小屋はモンベル割があります。 大山北側には鎖場が多数あります。 |
その他周辺情報 | モンベル佐久穂店 中部横断自動車道「八千穂高原IC」から約1分 年中無休 10:00〜19:00 |
写真
感想
登り残していた甲武信ヶ岳へ登ってきました。
通っていた小学校に埼玉県の積層立体模型があり、西角の焦げ茶色に塗られた山に甲武信ヶ岳と表示されていました。かっこいい名前で印象に残りました。学生になり登ろうと思い、登るなら東沢をと計画を立てているうちに、台風で荒れて断念しました。
最近、十文字峠のシャクナゲのレコを見て、登り残した甲武信ヶ岳へ登り、十文字峠のシャクナゲを見ようと計画を立てました。
甲武信ヶ岳へは、毛木平から千曲川源流遊歩道経由で登り、甲武信小屋で宿泊し、翌日、三宝山を経て十文字峠から毛木平駐車場へ戻る周回ルートにしました。登る途中、下山してきた小屋番の方から今日は16人の宿泊で、1人で切り盛りすることになるので、よろしくお願いしますと声をかけられました。
眺めのよいところでお昼を食べようと思いましたが、千曲川源流を巡る谷沿いの登山道で、展望のよい場所はみつからず、中間点のナメ滝でお昼にしました。
稜線に出たら目の前に富士山が見られると思っていましたが、その期待は裏切られました。さすが奥秩父、稜線も深い森で覆われていました。ちょっと歩くと樹林の間から富士山を拝むことができました。
三宝岩からの甲武信ヶ岳は後方の富士山を範にして、きれいな円錐型に見えます。隣の三宝山や破風山のボリュームある山容とは対照的でした。笛吹川、荒川、千曲川が削り取りスマートになったのでしょう。針葉樹に覆われ、わずかに岳樺が点在しています。紅葉の時期、岳樺が黄色に色づき、渋い紅葉が見られるのでしょうか。また、この時期、登ってみたいと思いました。
甲武信小屋は昔ながらの山小屋でした。4月30日に泊まった至仏山荘の相部屋は、ベビーベッドのような枠のある寝床でした。多分、新型コロナ感染予防対策のために仕切られたのでしょう。甲武信小屋は大広間に布団を並べました。出発前のパッキングでダウンにしよか、フリースにしようか迷いました。至仏山荘の時は迷わず、ダウンにしましたが、今回はフリースにしました。結果、ダウンにしておけばと思いました。雲がなく放射冷却で気温が下がりました。
小屋の本棚に平凡社刊の「山と山小屋 週末に行きたい17軒」小林百合子−文 野川かさね−写真がありました。この本を参考にして、次の山小屋を選びたいと思います。
十文字峠の名物シャクナゲは、十文字小屋の周りで、とんでもないほどの量が咲いていました。案内板に「乙女の森」シャクナゲとあったので、ちょっと入口まで行ってみました。「かもしか展望台」への道にもシャクナゲがあるようですが、体力を温存するため行きませんでした。個人的には森の中のシャクナゲよりも、大山の周囲の山を見渡せる場所で咲いていたシャクナゲが印象に残りました。
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