記録ID: 8262058
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ハイキング
谷川・武尊
十五里尾根から清水峠 雪深い山の短い春が詰まった道
2025年06月07日(土) [日帰り]



体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 08:53
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,161m
- 下り
- 1,162m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:22
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 8:53
距離 15.1km
登り 1,161m
下り 1,162m
6:37
75分
ゲート
15:30
ゲート
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
他に付近に3-4台駐車があり、すべて釣り人の様子。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一般道ですので概ね大丈夫ですが、季節的な要素もあり、歩きづらい部分も多いので、この時期は状況に応じ対応していくことが必要と思います。 【ゲート〜十五里尾根取付き】 車道ですが、ゲートより先はこの冬の雪崩にさらされた後ですので、車道上が落石や倒木、土砂に覆われている部分がたくさんあります。 一か所車道の大きな崩壊があり、辛うじて残っている車道の端を通過します。 小沢が流れこむ個所があり、水流が勢いよく車道を横切っています。 【十五里尾根取付き〜清水峠】 ・取付きからしばらくは荒れ気味の急登で、木の根やロープにつかまり、体を持ち上げていきますが、路面は滑りやすく、特に下りは苦労しました。 ・急登が一段落すると、尾根に乗ってどんどん高度を上げていき、最初の鉄塔が現れます。その後傾斜は緩みつつ、鉄塔は最終的に6つ見ました。 ・鉄塔が終わると、清水峠の構造物が見えはじめ、平坦なトラバースに入っていきます。 ・トラバースはまだ雪渓が残り、あるいは雪が消えたばかりで道が荒れ気味という状況で、滑り止めを持たないため雪渓横断は回避し、尾根を斜上する刈開きを登りました。しかし、この道は旧鉄道省の殉職碑までで、そこから先は踏み跡も怪しくなります。峠に向けて突破を試みましたが、雪渓を何度かトラバースしていく必要がありそうで、リスク回避のため途中から「冬路ノ頭」へ繋がる尾根に上がりました。踏み跡の無い濃い笹薮ですが、藪漕ぎで突破し、「冬路ノ頭」あたりで、清水峠〜七ツ小屋山間の縦走路に出ました。あとは清水峠まで下りました。 帰路も、雪渓横断回避のため、冬路ノ頭から藪を分けて、殉職碑に向けて下りました。 |
その他周辺情報 | 湯沢に出て、「駒子の湯」を利用しました。 500円でした。 |
写真
清水峠に向かう水平のトラバース道が、一部雪渓に埋まり、また雪が消えたばかりで荒れ気味なので、尾根を登る切り開きを進みましたが、切り開きはこの殉職碑まで。ここからは僅かな踏み跡のみで、ヤブが濃くなります。
やがて踏み跡も消え、再び清水峠に向けて直線的に突破していくことも考えましたが、雪渓横断リスクがあるので、一旦上の稜線に上がりました。全く踏み跡のない笹薮をよじ登る藪漕ぎは強烈ではありますが、今日は藪漕ぎ日和かも🤣🤣🤣。
あの見えているところに早く行きたいのじゃ…。
あの見えているところに早く行きたいのじゃ…。
帰りも、雪渓回避のため、冬路ノ頭に登って藪漕ぎします。笹原の藪漕ぎなので、下りは早いです。目指すは下に見える殉職碑。あとは、登ってきた道を忠実に下って、予想以上に時間がかかった清水峠の旅を終えました。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
インナー上下
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
携帯(時計/地図/コンパス/計画書/カメラを兼ねる)
熊鈴
ストック
ゲーター
ツェルト
サバイバルシート
帽子
防寒着
|
---|
感想
今日は、山のお仲間との山行です。
清水峠に行くとは3年連続3回目で、なんか甲子園の連続出場の表現みたいですが、なかなか遠くていいところ。そして、その微妙な遠さもあって、なかなか一筋縄ではいかないところでもあります。今回は藪漕ぎ発生でした。最後のトラバースに雪渓が横たわっていたので、滑り止めを持っていない状況では、大事をとって藪を漕いで、冬路ノ頭に大回りしました。確かにこのピークは冬道の到達点ということでもありそうです。帰りもいろいろと選択肢を考えましたが、最も安全な藪漕ぎに。快晴なので、絶好の藪漕ぎ日和でした😆。個人的にはちょっと楽しかったです🤣。
その十五里尾根は、場所によって雪が遅くまで残っていたところや、早くから消えていたところが混在して、長い春の季節の花が全てここに詰まっています…というような雰囲気でした。遅くまで雪が残る山は面白いですね。カタクリやシラネアオイは予想外でした。この十五里尾根。一部歩きづらい所はありましたが、展望もとても良くて、なかなか楽しい尾根でした。あとは、道路の傷跡がとても大きくて、今後どうなるのか不安な感じでした。今年の大雪の爪痕が大きいのだと思います。
さて、来週から梅雨入りもうわさされているので、春の装いの山も、今年はこれが最後かな。鬱陶しい季節が本番になってしまいますが、頑張って、雨をはねのけていきたいです😆😆😆。
No.582,2025-41
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