大日山＊真砂から小大日山→加賀甲周回（↑徳助新道↓池洞新道）

2025年06月09日(月) [日帰り]

• GPS: 05:30
• 距離: 9.9km
• 登り: 1,087m
• 下り: 1,085m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:04
• 休憩: 0:25
• 合計: 5:29

距離 9.9km 登り 1,087m 下り 1,085m

6:25 スタート地点
6:27 真砂登山口
7:45 7:52 徳助の頭
8:24 小大日山
9:29 9:40 大日山
10:17 10:24 加賀甲
11:55 真砂登山口
11:56 ゴール地点

天候

◾️おおむね晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◾️真砂集落跡→登山口は道険阻
車高が高くなおかつコンパクトな車ならあり。ゆっくり走っても車が壊れるんじゃないかくらい上下左右斜めとよく跳ねますし、泥もよく跳ねます。
今回自分は車で行きましたが、一般的にはオススメしません。手前の橋あたりで停めて歩いたほうが無難。（泥濘ですが…）

コース状況／危険箇所等

◾️危険箇所はありませんが、なかなかの急登です

写真

6/9 6:23

駐車場にあるこのつぶやきはぜひ読んでから登山したい
真砂の人々の思いを胸に

6/9 6:26

駐車場は6台ほど停められますが先客0台です

6/9 6:27

すぐに神社の鳥居がある

6/9 6:29

今回のコースは6/19に開催されるKAGASPA TRAILの会場（100km）の一部
あの世界最高峰のトレイルレース大会UTMBの日本初の予選大会会場だそうで、当日に向けてすでに多くの看板が設置されていました

6/9 6:29

記録を見ると徳助新道から時計周りがほとんどだったのでわたくしもそれに倣います
KAGASPA TRAILは反時計周りみたいです

6/9 6:31

これがむっちゃ設置されているので迷いません
英語がわからない自分でも意味はわかりますよ、これ外すなってことでしょたぶん

6/9 6:34

いきなりすごい急登なんですが

6/9 6:39

ギンリョウソウがいたので頑張ろうと思ったら、この後の行程で売るほどいました

6/9 6:41

なんかすんごいのがいて二度見不可避
ごくごく序盤なのですが、ヌシ認定です

6/9 6:43

お花はそんなにいません
ヤマツツジ

6/9 6:50

このこんもりは5月に蟹ノ目山から見たタコ坊主なのか？

6/9 6:52

体が慣れないうちの急登でどSな山だわ

6/9 6:53

コアジサイ咲いてますがまだまだこれから

6/9 7:02

朝陽が差し込んでにっこり

6/9 7:14

そして雰囲気をガラリと変えるブナ林へ

6/9 7:18

お美しい…

6/9 7:25

樹齢はさほど高くはない集団

6/9 7:26

これは例のうちどれだろ？開いているのと閉じているのがいるのだけはわかる

6/9 7:31

このブナ林がコースのクライマックスかなと思っていましたこの時は

6/9 7:42

空が開け

6/9 7:45

最初の展望地、徳助の頭到着

6/9 7:45

あなたが徳助さんなの？何をされてる方なの？
はじめまして

6/9 7:45

ずっと樹林帯だったのでここでようやく日焼け止めを塗布しようとしたところ…なんと日焼け止めを忘れたようで信じられません

6/9 7:45

信じられないけど無いものはないので半袖から偶然持ってきていた長袖にチェンジして（暑すぎやろー）てぬぐいをほっかむりにしてサングラスを装着して怪しい人完成…さいあくです

6/9 7:46

そうそう、この景色が見たかったんだよね！左から小大日山、大日山、加賀甲！

6/9 7:53

シャクナゲの残骸

6/9 7:58

ミドリユキザサ

6/9 8:01

日焼け止め忘れの民、樹林帯最高～

6/9 8:04

と思ったらまた直射

6/9 8:07

ナナカマドかな？

6/9 8:07

ウラジロヨウラクかしら

6/9 8:10

チゴユリ
多くはないけどちらほら

6/9 8:11

日向を察知すると歩行停止

6/9 8:13

そこまでジリジリ来る暑さではないのがまだ救い

6/9 8:17

これ分からないやつ

6/9 8:19

ユキザサ

6/9 8:23

看板読めませんがここが小大日山かと思われます

6/9 8:26

360°の大展望ではありますが、全く同定できず悲しい…というより早くここを通過したくて方角の確認を怠っているためです
蟹ノ目とか鞍掛山方面なのかな…富士写とか小倉谷山とかも見えてたのかな…

6/9 8:27

これはきっと鈴ヶ岳！

6/9 8:34

左がラスボス大日、右が加賀甲
ああ、そういえばわりと下って登った記憶がありますね

6/9 8:34

振り返ると緑の小大日

6/9 8:39

樹林帯さいこー♪

6/9 8:41

P1153は冷水の頭と呼ばれているようす
ていうかこのクマは鞍掛山と同一熊？

6/9 8:41

何気なく振り返るとこれまた美しい△小大日

6/9 8:41

どーんと聳え立つラスボス

6/9 8:49

の前に残念なお知らせで、約1200mの小大日から1100mまで一旦急降下しなければならないことです
別コースの鈴ヶ岳から大日山に向かう際も同じ感じでした

6/9 8:55

ここらが最鞍部

6/9 9:01

見上げればタムシバがいてしばし癒される

6/9 9:02

オオカメノキ

6/9 9:03

ここら辺がもっとも春浅い感じで、そしたら

6/9 9:03

カタクリ一輪

6/9 9:20

また夏の色に戻り

6/9 9:22

ムラサキヤシオツツジ

6/9 9:28

わーついたあ

6/9 9:30

見えますか…加賀の…白山が…

6/9 9:35

霊峰もほぼ見えていないので先へ進みます

6/9 9:39

右から来て大日山
左の加賀甲へ進みます

6/9 9:41

雪の重みで木はぐにゃぐにゃです

6/9 9:43

ここが越前甲分岐ですが、看板はないので注意
ピンテあり

6/9 9:47

ちいさなバカマに

6/9 9:48

もうここのは終わっているかと思っていたカタクリもいてくれた

6/9 9:48

このタイミングでまだ残雪あるんだもんな

6/9 9:54

二つ目の残雪ポイントには危険な穴が

6/9 9:55

中は空洞みたいです
通過するのはもう少し手前なのですが、おそらく同じような空洞なので踏み抜きには注意

6/9 9:56

可愛いな

6/9 9:58

カタコガ原から加賀甲

6/9 10:04

数年前の今頃に来た時は激薮だったのに、スパっと狩られています
ここだけではなくて全行程完璧
世界の力ってすごいな

6/9 10:05

振り返って大日山

6/9 10:07

白いスミレと

6/9 10:07

白いニシキゴロモ

6/9 10:08

加賀甲への登りでは勝山市街地や奥越のお山が確認できます
下界は麦秋してますね

6/9 10:09

どっしり安定感のある越前甲
あれも合宿でしたね…てか大日山が絡むと絶対合宿になる説ある

6/9 10:10

大好きな天空の道
霞んでてあまり周囲が見えないのが残念

6/9 10:10

けっこー登る

6/9 10:14

加賀甲小屋到着しました

6/9 10:17

暑いのと湿気がすごいのと虫が100万匹ほど飛び交っているのとで何も食べる気がしないしコーヒーも拒否

6/9 10:24

出発前におにぎり1個、行動中おにぎり1/2個、チキンのスティックみたいなの1本、蒟蒻畑りんご味2個と先般のレモンのやつ少量
我ながら低燃費だけどシャリバテには注意
池洞新道で下山します

6/9 10:27

大日から下りたところの雪渓につぼみの子がいましたが、ここでようやく咲いていました

6/9 10:33

すぐ樹林帯に入り、もう安心です

6/9 10:35

1200mくらいからブナ林に

6/9 10:40

美人さん

6/9 10:42

4/5は（見つから）なかったけど…

6/9 10:47

すごい下りなのだけど…
トレラン大会出る人たちはここを走って？登るとかにわかに信じられない

6/9 10:50

またまた癒しのブナ
800mくらいまで断続的に続いており、徳助新道のブナ林以上にクライマックス感がありました

6/9 10:50

なんて書いてある？たぶん「中間地点（halfway point）」と書いてあるのだろうけど正しいかは不明

6/9 10:51

振り返ると光の角度でまた違う雰囲気を楽しめます

6/9 11:05

平坦な箇所も交互に

6/9 11:14

ほんとうのヌシを探すも序盤のあの子以上はなかった

6/9 11:19

光にあたって煌めくギンリョウソウ
いつも日陰にいる印象

6/9 11:24

2/5は飛ばして1/5

6/9 11:25

の雰囲気が素敵でした

6/9 11:29

これまた違うタイプの看板
読めませんが

6/9 11:33

地形図見ながら楽しみにしていたご褒美平坦路の手前で今日イチ下りに困惑

6/9 11:47

ご褒美平坦時間はあっという間に過ぎ去り最後ジャングルで池洞新道登山口に着地

6/9 11:48

大聖寺川沿いの水平路を500mほど歩いて

6/9 11:54

最後に橋を渡ればゴールです

6/9 12:13

林道の様子
えぐれて段差が大きいところが多くあるため何はなくとも車高は必要

6/9 12:29

市谷と大日方面の分岐手前に美しいトイレがある駐車場があります

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

iPhone 11 Pro Apple

感想

kozakura2702

梅雨入り前の駆け込み登山。

GWにお隣の蟹ノ目山から見た大日山とその周辺が大変カッコよく、今年は絶対真砂から周回するぞと息巻いていたのです。今回は登る登る詐欺をすることなく、しかもわりと早いタイミングで歩け、素晴らしいと自画自賛。
鈴ヶ岳から大日〜加賀甲まではピストンで歩いたことがあるのでこちらはどんな感じかなという興味もありました。

噂には聞いていましたがなかなかの急登です。
登る前に徳助と池洞はどちらが大変かなと思ってとりあえずCTを調べたのですが、どっち周りでも全く同じ。こんなことある？
なんせ初めてのコースなので皆さんがよく歩いている方と同じ徳助新道から登ることにしました。徳助新道はひたすらの登りで平坦な場所がほとんどありませんでした。なので下りで使うとなるとそれなりに大変なのかなと感じました。

ブナ林の素晴らしさは南加賀のお山共通。雰囲気も共通。良くも悪くもザ・加賀の里山。夏場は完全に合宿の様相を呈すること必至なので梅雨入り前に登れて良かったです。

最後に一言言うとすれば、鈴ヶ岳から大日ピストンのほうが正直しんどいです。