記録ID: 8277467
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根
田代山・帝釈山
2025年06月09日(月) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:10
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 847m
- 下り
- 850m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道路が未舗装ですれ違いがしにくい狭い道をかなり走りますが、問題ありませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
当初は磐梯山に行く予定をしていました。 ところが、今年は山が遅いらしいので、予定をずらして以前から行ってみたかった田代山を候補にしました。 しかし、要害山も気になり、とりあえずは同じ方向なので、奥只見を目指して日曜日の夜に出発。 月曜日の天気予報は、関東は晴れ間は無いものの、行こうとするエリアは大丈夫そう。 塩原を越えた所で眠さが来たので、道の駅たじまで寝てしまい、早朝から目的地に移動することししました。 月曜日朝、5時に目が覚め、トイレをお借りしてから出発。 ここから奥只見へは70kmほど距離があり、天気も今の晴れ間に良いシーンに早く辿り着きたい思いから、田代山の猿倉登山口を検索し直すと、33km と出ました。 ならばと、田代山に舵を切ったわけです。 駐車場までは、途中からすれ違いも難しい狭い道になり、未舗装の道になりますが、時々舗装されていたりして、表面は平らに整地していて、穴や突起でデコボコしてはいないので、それほど困難ではありません。 駐車場に到着すると、綺麗なトイレがありました。 そこそこ大きなスペースがありますが、これがいっぱいになるほどだと、道路が混雑するだろうなぁ? もう少し先に登山口があり、そこにも7〜8台ほどスペースがあるらしいので行きました。 先客が3台ほど。 栃木県側へはそこで通行止めになっていました。 靴を履き替え荷物を背負い、カメラを取り付けて活動開始します。 今回は先日購入したサロモンのトレランシューズにしました。 登山口から早々は渓流になっていて、とても美しい場所。 せせらぎの音に鳥の鳴き声。 ここだけでも来た価値を感じる癒やしのスペースでした。 田代山へは、エッジに木を仕立てた階段を延々に登る登山道でしたが、とても良く整備されていて、段差もきつくは無いので、とても歩きやすい感じでした。 途中にツツジの花が咲いていたり、尾瀬の山並みを展望できたり、清々しい緑の中を歩ける、満足度の高い山道。 このところ、杉並木で展望の乏しい道で、ニュルニュルと滑りやすい急坂ばかりでしたので、久しぶりの快適な登山気分です。 石が見え始めるとそろそろ頂上に近いのはここも同じ。 イワカガミが咲いていて、テンションが上がります。 木道があるエリアに出て、さらにもう1段登るとそこは天国のエリア。 なだらかな湿原と、先に雪の山が見える、望んでいた景色の世界がありました。 木道は痛みがあり、やや斜めに傾いたりしているので、バランスを崩して落ちない様に慎重に進みます。 誰も居ないこの景色をしばし独占。 写真や動画を収録して先に進んでみます。 山頂の看板が置かれたところよりも少し先の方が標高は高そうで、そちらに進むとワタスゲがたくさん! 分岐の先にきれいな建物があり、トイレと避難小屋でした。 ベンチが置かれていて、山歩きのオアシスです。 ここから先へは帝釈山に縦走できる様にルートがあり、地図では等高線もなだらかなのでピークを踏みに行く気になりました。 距離は片道2.5km。 これが意外にタフでした。 田代山から一度降りますが、そこそこ傾斜のキツい下り。 田代山までの良く整備された道から比べればかなり足下が悪く感じる、よくある山の道になりました。 ところどころに泥濘もあり、しばらくは緩めのトラバースと言った感じになりましが、結構距離を感じる。 そして雪が残っていて、雪の上を歩いたり、融けて水が流れている中を歩いたり、泥濘を歩いたり。 ただ、それほどの難しさは無く、今回使用したシューズでもグリップは十分でした。 ゴアテックスのシューズなので、雪にはまって冷たい水が侵入してくる心配もありません。 最後はそこそこ急な掴まり登り。 アルミの梯子がかけられていたりしますが、短いので大丈夫。 ただし、上の切断部分がやや危険に感じたので、帰りは手袋をしました。 帝釈山の頂上に到着。 雪被りの会津駒ヶ岳がどんと対峙しています。 そこそこの景観。 至仏が見えます。 田代山と比べれば、景色の個性は今ひとつに感じるので、またここまで来るかは微妙ですが、ピークを踏む満足感と、いろいろな山歩きのエッセンスの詰まった道程を、コンパクトに楽しめるのは魅力かも知れません。 帝釈山を降りて田代山に戻ります。 田代山から降りる時に、「またこれを登り返すのは大変だなぁ?」と感じたので、尾根部分で休憩を取り、エナジーゼリーを吸ってから気合いを入れて登り返しましたが、案外あっけなく小屋が見えてしまいました。 小屋の前でベンチに腰掛けて休憩。 トイレを見に行きましたが、とても綺麗でした。 ただ、土足厳禁で、置かれたスリッパに履き替える必要があります。 再びあの水溜りの景色の中に戻ります。 大分空気はもやもやとなってきましたが、まだ会津駒ヶ岳は見えていました。 花々の写真を撮り、心にこの景色をもう一度刻みます。 風がかなり強くなりました。 下山は元きた同じ道なのですが、疲れもあって足が思っているよりも上がらず、グリップの良いシューズの靴底が時々引っかかって「おっとっと」 やはり最後まで気を抜いてはいけません。 今回のシューズは軽く、靴底が足の裏に吸い付く様な感じで、雪の上でも泥濘でもグリップに問題が無く、靴紐が解ける心配も要らずに快適でした。 ただ、濡れた木の上は滑るので、パーフェクトではありませんが、かなり使用しやすいものでした。 行動食はおにぎりが1個とエナジーゼリーが2つ。 ドリンクはペットボトルが1本半程度でした。 気温はそこそこ高く、湿度もあるので顔汗にやや悩みました。 虫は、準備中からかなり来たので、虫除けスプレーを全身に、ハッカ油を襟首に塗り、頭にはオニヤンマ君の出で立ちにしました。 幸い、顔の近くまで来る虫はそれ程でもありませんでした。 |
写真
感想
田代山だけだったら、かなり楽だったなー。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:145人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
こんばんは😄
タイトル写真の会津駒ヶ岳、壮観ですね雪も。
私達もあの景色が忘れられずこの時期に何度も行きました^o^
ワタスゲも見事ですね。
帝釈山の山頂標識も綺麗になって。
男体山ファミリーを北側から間近に見れるのも圧巻ですよね^o^
ずっと行ってみたかったのですが、やっと行けました。
やはりここの景色は指折りの絶景ですね。
思っていたよりも辛くは無かったので、また再訪したい山になりました。
天気もほどほどに良かったことにも感謝です。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する