快晴の大普賢岳
- GPS
- 07:00
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 1,032m
- 下り
- 1,027m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況:笙の窟から積雪がかなりある。日本岳〜小普賢岳〜大普賢岳に進むほど、トレ−スがない夏道の50~70cmの積雪のラッセルはきつい。鎖場、梯子、デブリも多く緊張状態が続く。下りも滑落しないように注意が必要。 |
写真
感想
久し振りの冬の「大普賢岳」へ
今日は最高の天気、空は雲一つない快晴、青空は高くどこまでも続いている
今年は雪が少ないがアイゼンとピッケルを準備する(念のために)
9時過ぎ登山口の「和佐又ヒュッテ」に到着する
枯れた雑木林の遠方に少し雪に覆われた大普賢岳が姿を現している
登山口を出発すると間もなく、登山道に残雪が積もっている
雪道を約30分ほど登ると「和佐又のコル」に到着する
ここからはブナ、ナラ、ヒメシャラの大樹が展開する、広く明るい尾根道を暫く歩くことになる。残雪が多くなってくるが歩くには差し障りがない
大普賢岳は修験道の山、修験道の修行が行われてきた窟(いわや)が連続します。「シタンの窟」からはじまり、「朝日窟」「笙の窟」「鷲の窟」と更に進むと日本岳のコルの取り付きに到着、コルまでの急傾斜が壁のように迫る
岩と深い新雪が行く手を阻む
慎重に上り詰め「日本岳のコル」に到着する
コルからは沢山の梯子や鎖場が連続し、狭い雪の岩尾根を進むと1時間ほどで「石の鼻」に立つことができる
澄み切った青空の下に「大峯奥駈道」の山脈が連なり、「行者環」、「弥山」、「八経ヶ岳」、更にその先に「大台ケ原」、台高山地の雪山が幾重にも伸びている
石の鼻から「小普賢」までは直ぐだが、「小普賢のコル」への下りの急坂は滑落の危険があり大変だ
ここから先は深い雪で長い鎖場や、デブリも多く滑落しないように細心の注意が必要です
「大峯奥駈道の出合」までの夏道は積雪が深く、ラッセルが続き筋肉が久しぶりに悲鳴を上げる
12時40分、「大普賢」山頂に到達する
想像以上に厳しかったので達成感は大きく、美しい青空という幕を背景に展開する大パノラマに心の底から感動する
暖かい山頂でゆっくり休息する
最後に「和佐又山」に登り、16時過ぎ無事に下山する
最高の天気が最高の満足を与えてくれた
感謝のみです
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