ヒルに会いに雨の日に丹沢・水無川本谷

2025年06月14日(土) [日帰り]

• GPS: 06:52
• 距離: 6.0km
• 登り: 958m
• 下り: 957m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:27
• 休憩: 0:20
• 合計: 6:47

距離 6.0km 登り 958m 下り 957m

8:15 戸沢出合駐車場
8:29 天神尾根入口（旧書策新道入口）
9:14 9:15 セドの沢
9:24 弛み橋(仮)
10:42 10:49 水無川本谷
13:20 13:29 塔ノ岳
13:41 金冷シ
13:45 13:46 花立ノ頭
13:51 花立山荘
14:05 14:06 天神尾根分岐
14:51 14:52 天神尾根入口（旧書策新道入口）
15:02 戸沢出合駐車場

天候

小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

戸沢出合駐車場利用。
約30台駐車可。無料。
土曜8時到着で6台程度。

駐車場までの林道は、陥没が激しく、車の腹をすらないようにするには、細心の注意を要する。

コース状況／危険箇所等

F1(8m): 右岸の捲き道に鎖あり
F2(5m): 左壁に鎖あるが、右手から捲いた。
F3(7m): 左壁の捲き道に鎖あり。ズルズルの急傾斜をトラバースするのが、やや恐ろしい。
F4(5m): 左岸を直登
F5(8m): 左岸を捲いた。
F8(30m): 左岸を捲いた。30mロープ使用。岩が脆く、剝がれる。
F9(10m): 左岸を捲いた。捲き道が脆く、岩という岩が剝がれる。

脱渓後、最後の詰めのルートはトレースしないでください。
とんでもない浮石だらけの崩壊地を通過しています。
仲間が一人、3mほど滑落しました。
さっさと左手の尾根に乗るのが正解です。

ルート全体を通して、ヒルだらけです。
唯一、鹿柵で登山道が守られている天神尾根（下りに使用）だけ、ヒルが殆どいません。

その他周辺情報

【温泉】秦野湯花楽
土休日1080円。モンベル・JAF割で80円引き。
全国の名湯を再現した露天風呂。今日は草津の湯だった。
お風呂の種類が多過ぎて、半日ぐらい余裕で滞在できる。

【食事】
金記（中華料理屋）
メニューに外れなく、美味しい。
サラダは注文後、洗ってスピナーでしっかり水切りし、麻婆豆腐はぐつぐつ煮立つ鉄鍋で提供されるなど、ちゃんと作っている。

写真

6/14 8:29

最初の二俣は階段で右俣に渡ります。

6/14 8:58

最初の大滝・F1です。右岸から捲きます。

6/14 9:06

F2です。
「ここはF2」という看板が出ています。
丹沢の沢は、ルート案内があるんですね！

6/14 9:12

新緑がとても爽やかです。

6/14 9:12

左岸を捲きます。

6/14 9:32

F5

6/14 9:52

今日の核心、F8です。
古い記録にはロープがあるとありますが、実際は、鎖の切れ端が2m程度、上端の方にあるだけです。
念のため、持参したロープで確保してもらって、右手を登ります。
手がかりにした岩が40cm四方ぐらいボロっと剥がれ、プチ滑落しましたが、無事でした。

6/14 10:28

F8を高捲き中です

6/14 11:37

F9です。
登れる日が来る気が、まるでしません。
捲き道は、掴むもの全てがボロボロと崩れ、四つん這いで地面を押さえながら登りました。
さっきF8で手に取った岩が剥がれた際、引っ張ってはいけないことを遅ればせながら学んだ結果です。
とりあえず、押す分には剥がれません。

6/14 12:16

普段は水無川というだけあって、殆ど水がないそうですが、今日は雨なので、さすがに水量はそれなりにあります。

沢を詰め、塔ノ岳に到着しました。
かつて見たことないほど、真っ白な山頂ですが、達成感でいっぱいです。

6/14 14:55

この橋を渡れば、出発地点に戻れます。

6/14 14:55

この沢を遡ったんだ！
と感慨深く、橋を渡ります。

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

装備

MYアイテム

晴れが好き。

重量：4.59kg

個人装備

長袖インナー タイツ 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 下山後着替え レジャーシート トレランシューズ ザック 行動食x2 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット 保険証 タオル ハーネス ヘルメット 安全環付カラビナx2 スリング(60cm 12cmx2) 沢靴 沢靴下 膝サポーター ATC アッセンダー モバイルバッテリー コンセント 充電ケーブル トイレットペーパー ヒル忌避剤

備考

ヒル忌避剤は沢で洗い流されて効果なし

感想

晴れが好き。

ヒルの出る季節の丹沢には、絶対行かないつもりでいましたが、丹沢の沢登りに誘ってもらって嬉しかったので、ホイホイと行って来ました。
今日は雨。
ヒル天国な気候です。
沢登りは、水の中を歩くからはヒルは出ないと思っていましたが、水の側にある岩に足を乗せた途端、ヒルが走ってくるのが見えます。ギャー
沢靴にわずかに空いた穴から、頭をねじ込む姿を見て、卒倒しそうでしたが、血だらけになりたくないので、闘います。
摘まみだそうにも、果敢に立ち向かうヒル…気持ち悪すぎるのですが、何とか穴から引っ張り出して、石で叩いて仕留めます。
血を吸ったヒルは、卵を産んで繁殖するそうなので、退治する必要があるのです。
100m歩くごとにヒル退治をしました。
沢靴に吹き付けたディートは、沢では水に流れて、役に立ちませんでした。

ヒルと闘って勝利した記憶が、沢を登り切った達成感を上回った気がします😅

あれ？沢登りの感想がない？

コメント

yas114

お疲れ様です
ヒル、凄かったですね！
靴の少しの隙間から入り込むスピードの速いこと
びっくりです

晴れが好き。

yas114さん、ヒル、脳みそついてないのに、なんであんなにひたむきなんですかね？
びっくりです。