記録ID: 8290197
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積雪期ピークハント/縦走
飯豊山
残雪と花の飯豊(石転沢↑梶川峰↓)
2025年06月13日(金) 〜
2025年06月14日(土)


体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 16:33
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 2,459m
- 下り
- 2,464m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 6:53
距離 9.8km
登り 1,790m
下り 356m
天候 | 初日:快晴 2日目:曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
温未平~雪渓に乗るまで:沢筋の高巻きで気を使う。足を滑らせて軽く滑落したが低木を掴んで静止した。危ない危ない。荷が重いのでリスクが高い。ババまくれにはフィックスが張ってあった。 雪渓に乗ってから門内沢出合いまで:緩やかな雪渓歩き。 石転沢:上部はかなり斜度が立っており、確実なアイゼンワークが求められる。ザックを下ろすのもままならなくなるので、斜度が立つ前にしっかり水分と糖質を補給した。登攀中に落石というよりは雪の塊が転がってきました。セオリーどおりむやみに動かず、落雪から目を離さず、向かってくるようなら直前にかわす覚悟でいた。 主稜線:総じて南東側に雪が残り、北西側は夏道が出ていた。 梶川峰:雪渓が何度も現れる。急斜面はアイゼンで、緩斜面は登山靴のまま進んだ。雪道歩きに慣れてないと疲れると思う。シーズン初めで浮石が多く、足の置き場所には慎重さが必要。 その他:ブヨが多い。長袖、長ズボン、手袋はもちろん防虫ネット必須。梅花皮小屋の水場はバンバン出ていた。五郎清水は雪の中で採取できない。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
テント(デポします)
避難小屋泊装備
食料3泊分+非常食
ヘルメット
ピッケル
12本爪アイゼン
ストック
ツエルト
(簡易)ハーネス
カラビナ・スリングは最小限で
ブヨ対策必携
|
---|---|
共同装備 |
20m x 8mmロープ(係)
4テン(係)
|
感想
会の大先輩に「飯豊の旬は6月」とアドバイス頂いてもう何年経つだろう。やっと来れました。主稜線の縦走は2年前の夏にやったので、今回は石転び沢からのアプローチ。今年は雪が多かったので残雪も豊富だろうが、流石にもう遅かろうとスキーは置いてきた。2泊3日で未踏の大日岳ピストンの計画だったが、3日目(日曜)の予報が悪化したので、土曜に下山と決めた。
夏の飯豊も十分花々に彩られていたが、6月は雪解けの花が山ほど咲いている。主稜線と梶川峰で雪渓が引いたところはどこもかしこも大花畑であった。確かなアイゼン技術(とピッケル制動技術)を身につけ、10kg+α程度の荷物を背負って10時間歩く余裕があり、ブヨも気にしない鈍感さも備われば、この季節の飯豊は間違いなく天国である。
東京野歩路会
https://tokyo-nbr.jp/
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コメント
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大変お疲れさまでした✨
斜度の立った長い雪渓歩き、
ゼブラの絶景、
たくさんの花々、
と たくさんのブヨ.....
天国と地獄がまぜこぜになったのが
この時期の飯豊ですね
やはり格別の山だなぁ✨
次はご一緒できるように
トレーニングしますぅ
素晴らしいレコ、
ありがとうございました😊✨
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