記録ID: 8311184
全員に公開
ハイキング
大雪山
ニペソツ山
2025年06月20日(金) 〜
2025年06月21日(土)



体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 16:36
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 1,833m
- 下り
- 1,830m
コースタイム
1日目
- 山行
- 10:25
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 11:20
距離 14.2km
登り 1,788m
下り 614m
2日目
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 5:10
距離 9.5km
登り 46m
下り 1,217m
4:25
93分
宿泊地
9:37
ゴール地点
天候 | 1日目 晴れ 2日目 朝は曇り、その後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場からしばらくは緩い上り、ロープのある急登、小さな渡渉がありました。 大きな雪渓は3箇所、雪は緩んでいる箇所、凍っている箇所もあり。かなり急登なので軽アイゼンがあった方がいいです。 前天狗の手前に崩れやすい岩の急登があります。ロープがかけられたそこを上れば展望が開けた尾根歩きとなります。 前天狗からはゴロゴロした岩の中の道を歩きます。足元にはイワウメなど高山植物の大群落、うっかりすると踏みつけてしまいそう、下りも上りもピンクテープを確認しながら歩きました。 天狗岳は8合目あたりで巻き、その先はキレットで大きく下降、ニペソツまでは上り返しとなります。登山道は岩混じり、ザレた箇所もあります。 駐車場・・・無料、30台くらいは置けそうな広さです。 トイレ・・・駐車場に簡易トイレ、また前天狗には携帯トイレブースがありますが封鎖されていました。 温泉・・・すぐ近くに幌加温泉、糠平温泉があります。 |
写真
岩だらけの斜面からはチーッとナキウサギの声が聞こえてきます。かわいい声ですが威嚇しているらしいです。じっとしていると姿を現すのですが、すぐに岩の隙間に入ってしまうので、写真は撮れませんでした。
本物のテントが見えました。このあとガイドさんに作っていただいた麻婆春雨と海藻サラダをいただき、就寝したのですが、夜半にものすごい強風でテントが揺れて目が覚めました。テント自体は風に対してものすごく強靭で安心でしたが、ポールが歪んで顔や腕に当たりあまり眠れませんでした。
感想
「夏に北海道のニペソツ山に行かない?」とお誘いいただいたのが2月のこと。聞いたことのない山、誘ってくださった方も知らないらしい。yamarecoで検索しても掴みどころがない。でも百名山を書いた深田久弥がその後にニペソツに上り、この山を百名山に加えなかったことを後悔した山らしい。
それならと参加させていただくことに。でもその後ものすごく不安になる。私に上れる???
結果はとても奥深い山だった。ガイドさんや同行者のおかげで上ることができたと思う。
最初は緩やかな上り、じきに急登、雪渓、岩場、ロープに鎖、そしてキレット、のぼり返し・・山のエッセンスがこれでもかと詰まった山だと思う。
あとで聞けば北海道の山を知り尽くしたガイドさんのおすすめの山だったらしい。登ってみて納得できた。
稜線上のテント場の強風は怖かった(実際はそれほどではなかったようだが)。真夜中に撤収すると言われたら、暗闇の中あの雪渓を下れるだろうかと真剣に考えた。心配でテントから顔を出してみたら、見回りをしているガイドさんのヘッドランプを見えて、安心することができた。
たくさんの花に出会えて、今さらながら新たな経験もした。ニペソツ山は私にとって忘れることのできない山になった。
ガイドさん、同行した皆さん、ありがとうございました。
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