比婆山系 毛無山〜吾妻山〜比婆山


- GPS
- 25:31
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,135m
- 下り
- 1,127m
コースタイム
- 山行
- 3:25
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 4:05
- 山行
- 3:45
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 4:10
天候 | 晴時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回は比婆山から県民の森に下山する際、約20分程カンジキを使用しました。 これから日毎に残雪も少なくなると思われるので無くても大丈夫だと思いますが、不安な方は軽アイゼンを用意すると安心できると思います。 |
その他周辺情報 | 県民の森には入浴施設やレストラン、宿泊施設も有ります。 島根県側に少し行くと出雲蕎麦のお店が点在しています。 |
写真
感想
連休を利用して比婆山へ行きました。
県民の森で山頂近辺の積雪量を聞くと30cm程度とのこと、アイゼン等必要かと尋ねると、できたらアイゼン・スノーシューを持参したほうが良いと言われるので大荷物を担ぐことに・・・
まずはスキー場の手前から毛無山へ向かいます。
中腹からポツポツと残雪が出現しますが登山道には雪が有りません。
山頂直下の登山道に1箇所残雪が有りますが、距離が短いので何も使わず登ることにしました。
山頂はなだらかな広場となっており、ほぼ360°の展望が広がります。
景色を楽しんだのち登ってきた反対側から出雲峠を目指します。
出雲峠への下り始めは少し残雪がありますがそれほど深くなく登山靴のままで大丈夫でした。
出雲峠到着後、一旦避難小屋に向かいます。
内部は焚き火をする囲炉裏はあるものの座るスペースしか無く泊まることは難しそうです。
男性がお一人昼食を取られていたので内部の写真は撮らずに水分補給して烏帽子山に向かいます。
出雲峠から烏帽子山への登りはかなり雪が残っていますが固く締っており先行者の足跡がステップとなるのでアイゼン・カンジキは使用しませんでした。
樹林帯を抜け頂上台地に出ると陽当たりが良いこともあり雪は全く有りません。
山頂標識の所に大膳原への分岐がありますが、一旦烏帽子岩へ向かい昼食を摂ることにしました。
烏帽子山から大膳原への下り始めは残雪が有りますが5分も下ると消えて無くなります。
横田別まで下ったのち再び大膳原への登り返しとなり、10分程で大膳原の草原に飛び出します。
目の前には吾妻山の勇姿が望め、時間も早いので今日中に登ってしまおうかとも考えたのですが、朝のほうが綺麗ではないかと思ったので今日は避難小屋でゆっくりすることにしました。
キャンプ場は大膳原から少し下った所にあり、その一角に避難小屋があります。
避難小屋はかなりの人数が利用できる比較的大きな建物で内部も非常に綺麗です。
ただこの広さがソロ利用には堪えます。
陽のあるうちは良いのですが暗くなると室温がぐんぐんと下がり外との気温差が殆ど無い状態です。
シェラフがあるので凍死することはないでしょうが、外でテント泊するほうが暖かいのではと思われました。
小屋の中を見渡すとブルーシートが何枚か置いてあったのでお借りして、積み上げられているテーブルを利用して簡易テント?を作ることにしました。
さすがに小さく区切られたブルーシートの中に入ると少しずつ室温も上がり快適に眠ることが出来ました。
夜半、外は突風が吹き荒れた状態でしたが朝には風も収まり、少し青空も見え良い天気を予想させます。
想像したとおり山肌には霧氷が出現し非常に綺麗です。
朝食を取り小屋を片付けて吾妻山に向かいます。
大膳原からの登山道は下部に少し残雪が残りますが南ノ原分岐の手前で全てなくなってしまいます。
山頂への登山道には残雪は無く、回りには霧氷が多く現れとても綺麗です。
登るに連れて展望も良くなり、ほぼ独立峰ということもあって山頂からは360°の大パノラマが広がります。
展望を楽しんだ後、比婆山を目指し再び大膳原へ下ります。
大膳原からは昨日烏帽子山から下ってきた登山道を再度歩くことになりますが、烏帽子山直下の残雪に出会う前に御陵方面と書かれた分岐に出会ったので烏帽子山へは行かずに直接比婆山へ向かうことにしました。
比婆山々頂へ向かう稜線に飛び出すとかなり残雪があり、カンジキを出すか迷ったのですが、雪面も固く登山者の踏み跡も多数あるので登山靴のまま進むことにしました。
御陵、比婆山々頂は比較的雪が少ないです。
山頂で軽く行動食を摂った後、立烏帽子山へは向かわずに直接県民の森へ下山することにしました。
このルートは冬季にはあまり利用されないのか、それまであった踏み跡がほとんどありません。
積雪もそれなりにあり傾斜もあるのでようやくカンジキの登場となりました。
今使用している「スーパーカンジキ」は普通のカンジキに比べ、踵の部分がある程度自由に動くので下る時には非常に使いやすいです。
山頂から20分程度下ると雪が消えたり現れたりするようになったのでカンジキを外し、そこから暫く下るとスキー場の上端に飛び出しました。
全く雪のないスキー場のゲレンデを20分程下り県民の森に下山しました。
下山時間がちょうど昼頃ということもあり、県民の森から30分程島根県側の出雲横田にある出雲蕎麦の店に寄って帰ることにしました。
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