復帰戦2回目は、テン泊で青空の鳳凰三山大満喫
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 2,280m
- 下り
- 2,280m
コースタイム
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:20
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 10:40
天候 | 3/20 高くもり、夜中に雨 3/21 2500以上の稜線は快晴で、眼下は雲海 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
3月の3連休!
テント泊でどこか行こうかと前から考えていたんだけど、なにかとあって、直前に計画変更もやむなしの状況になり・・・
結局、一泊二日でテント泊ということになりました。
ソロなので、行き先は自由(^^)
1月に骨折してしまったので、テント泊に行く機会がなく、なんと、テン泊装備は、9月以来ということなので、重たい装備に耐えれるかも不安だったので、ちょっと楽にいけて、絶景のところという感じで検討し、西穂か鳳凰三山かなとセレクトしました。
西穂は、テン泊装備歩きは楽だし、この時期は行ったこと無いので、魅力的だったんですが、一週前に阿弥陀で雪にまみれて満足感もあったし、怖い思いはしばらくいいかなということや、ヤマレコでの情報のあり、回避することに。
で、鳳凰三山にいってきました〜
ま、歩き始めてから、まず思ったことは、このコース、ひさしぶりのテン泊には向いてない、しっかりガッツリコースやんってこと・・・
重たくてつらくてたのしかったです(^^)v ドMやん
また、前置きが長かったですね〜すみません
一日目
この日は、南御室小屋までなので、ゆっくりスタート
7時半くらいに、夜叉神峠登山口の駐車場について、トイレ行って準備して、出発は8時!駐車場までの道は、雪も凍結もありませんでした。
天気は、高曇りで、寒くもない天気でした。
ここは、登山口から、ずっと急登がつづく。
この辺りでは、装備の重さも気にならず、快適に歩けてます。
肩甲骨も全く問題なし。もう完治やね(^^)
ただ、汗が吹き出す・・・
ニット帽が暑い。もうニット帽はいらんし、タオルがいるなあと思いながら、あっという間に汗だくでした。
汗をかきつつ上るのぼる。
途中で一人追い越し、夜叉神峠の小屋のところに到着
ここで、白峰三山がドーンと見えるはずなんだけど、なんも見えず・・・
ま、予想通りなので、落胆もせず。
ここで、ザックをおろしてしばし休憩。
行動食もきっちり食べました。
ここから、一回ザクっと下る。
この下りは、北斜面でもあるので、ところどころ路面が凍ってる。
あ、この辺りには雪はありませんでした。
凍ってるのは、地味に怖い。大山で骨折したのもちょっとした凍結路だったので、あの場面がフラッシュバックする感じ。
メッチャ慎重に歩きました。
下り終わると、またガッツリのぼって、そのあとは、ちょっとゆるめののぼりがずぅーっと続く。。。
このあたりはずっと樹林帯なので、展望はなし
無心で歩くには、絶好の場所かもね~
ちょっと行ったあたりで、路面が全面凍結してきた。
雪ならなんとかなるけど、氷はどうしようもないので、アイゼンを装着。これで安心や〜
あとは、ほんとに無心で歩く・・・
この辺りにベンチあったよなあ~と思いだして、ベンチを探しながらあるく・・・
地味だけど、山のこういう時間も好きかも(^^)
結局ベンチは見つけられずに、展望の広がりが見える火事場跡まできちゃった。
でも、この日は展望開けず。薄めの雲が山にかかってて山は見えませんでした〜
ここから坂が急になり、苺平についた時は、ヘロヘロでした。
ここから辻山によっていこうかなと思っていて、少し行ったんだけど、トレース無しのモナカ状の路面だったので、しんどくなってやめちゃいました。展望もなさそうだったしね〜(^^)
あとは、下っていけば南御室小屋につく〜
ホッとしながら、トボトボ歩いて行きました。
小屋について、少し奥のテン場を見ると、この時点で10張りくらいあったかな。
まだまだスペースは空いてました。空きすぎて、どこに張ろうか迷うくらい。積雪は結構あって、ヒザ下くらいまではズボッと行く感じ。
結局、ちょっと奥目のところに張りました。
まずは、足で雪を踏み固めて、場所を作り、足で整地してから、テントを張る。風がないので、耐風索は不要かとも思ったけど、あすはこれを置いて上にのぼっていくので、しっかり張りました。
ピッケルで深く穴をほって、紐のさきっちょのアンカーを入れて雪をかぶせて踏み固めたら、しっかり張ることができました。
テント張れたら、次はめし〜
カップラーメン食べました〜
で、あとはすること無し。ここは電波も届かないし、それは高曇りだし、人見知りだし・・・・・
テントに入って、ゴロンをしながら、あっという間に寝てしまいました。まだ、14時なのに〜
で、起きたのが17時過ぎかな。
晩ご飯です。
晩ご飯は、レトルトカレー
ご飯は、アルファ米でなく、サトウのご飯的なやつ。
これが問題でした!
まず、鍋に入らない。ギュッと変形させてなんとか入れたけど、浸からない感じで、ふたもできない。
お湯を沸かして、しばらく温め、大丈夫かなというところで、パックを開けてみたら、まだまだボロボロの硬めだった・・・
開けてしまったので、湯通しはできないので、一回鍋に全部ご飯を出して、お湯を継ぎ足しながら、ふやかす作戦に(^^)
お湯を入れ過ぎると雑炊みたいになってしまうので、それを避けながら、ちょうどいい頃合いを探しつつ、格闘しました。
ま、これならいいかってところで、レトルトのカレーとドバっとかけて、ガシガシ混ぜてさあ完成。
味は・・・ 表面は柔らかで、芯は硬めという予想通りの状態でしたが、カレーのパワーで問題なく美味しく頂けましたよ〜
お腹へってりゃ何でもうまい(^^)
でも、今度は失敗しないようにしなきゃね
カレーを食べて、ビールを飲んだら、またねむくなって・・・
今度は、シュラフに入ってしっかり就寝。
すぐにはねられなかったけど、まわりのテントから聞こえてくる話をききながら、なるほどとか納得してたら、寝てしまってました。
その後は、寒さで、何回も起きつつ、途中で雨が降ってきたので、それを聞きながら、寝たり起きたりを繰り返し、目覚まし無しできっちり3時半に起きました。
2日目
AM3:30に起きて、ゴソゴソと準備
朝ごはんは、鮭おにぎりをお湯の中に投入して、味噌汁の元を入れて作った、味噌雑炊!
これは、まちがいなかった(^^) うまかった。
で、準備してテントを出たのは、4:30
真っ暗な中をヘッデンつけて歩き始めます。
南御室小屋からもガッツリ急登
いきなりなので、ヒーヒーいいつつ、少し抑え気味にしながらのぼって行きます。
途中でお二人連れの方を追い越し、砂払岳まできた〜
ここは、結構すきな展望地(^^)
待ちに待った北岳がドーンとみえました。
時間は日の出前のマジックアワー
一番好きな時間帯(^^)
てっぺんまで行って、見下ろすと甲府盆地は雲海の下。
空は真っ暗から、藍色に変わってきて、東の空は次第にオレンジに(^^)
振り返ると、白峰三山はバッチリ見えてるし、富士山も頭だけだけど見えてるし、上空は雲ひとつなしのグッドコンディション(^^)
早起きして、ここまで来てよかった〜
で、ご来迎!
先ほど追い越した二人連れの方とも同じ場所で、御来光を迎え、感動を分かち合いました。
日の出を背に受けながら、雪に埋もれてる薬師小屋の方に降りて行き、ここから三山縦走開始です。
まずが薬師岳。
オベリスクといえば、地蔵岳が有名だけど、薬師のオベリスクもいい感じです。
富士山とのコラボもいい感じに撮れるしね
稜線には、雪はないかなと思っていたけど、意外とあって楽しめました。しかも、新しい雪だったので、真っ白できれい(^^)
薬師から観音岳までの区間は、まさに天空の散歩道ッて感じ
左に白峰三山を見ながら、仙丈ヶ岳や、正面に甲斐駒を望みながら、気持よく歩けます。(今回は、いつもドーンと見える八ヶ岳は雲の中でした〜)
なので、観音岳まではすごく楽しくて、最高でした〜
観音岳で少し休憩して、ここから先はひさしぶり。
地蔵岳を目指します。
まずは、おもいっきり下ります・・・・・
鳳凰小屋への分岐を過ぎたら、またのぼり
それを過ぎたらまた下って、またのぼり。
記憶の中では、この2つのピークはなかったので、かなりきつかったなあ〜
2つ目の下りのところで、トレースが乱れてました。
あっちこっち行っててどこが正解かわからん感じ。
道の状況を、確認しつつ、最適なところを選択し降りて行きましたが、正解だったのかな?
危なげなく降りることはできたけどね。
で、もう一度ガッツリのぼったら、アカヌケ沢の頭の分岐に到着。
ずっと見えてた地蔵岳にようやく近づくことができた場所でした。
ここからオベリスクのたもとまでは、深い積雪のところをザクザク下りていく。
で、降りきったところに標識がありました。
オベリスクの方を見てみると、人が見えたので、俺も近づいてみることに(^^)
ぐっと近づいたところで、ちょうど降りてこられたので状況を聞いてみる。ま、上までは上る気はないんですけどね。
オベリスクのてっぺんは、やっぱり難しいとのことでした。
俺は、上がれるところまであがって、座って休憩
ひとりきりだったので、空気感を堪能して、降りました。
標識のところまできたら、鳳凰小屋から登ってきた2人連れの方に話しかけられ、写真を撮ったり、撮っていただいたりしました。
冬期小屋に泊まったとのこと。
さて、ここから折り返し〜
まずは観音岳まで登り返さなきゃね〜
ちなみに、観音岳から地蔵岳の方に行く人はぐっと少ない感じでしたね。確かにぐっとキツイもんね〜
観音岳ののぼりでは、結構息が切れてました〜
ハアハアいいながら、でも展望が素晴らしく、それを励みにがんばる感じでしたよ〜
観音岳まで来たら、あとは下り基調
時間も読めるし、ちょっとひと安心な感じでした。
稜線をあるきながら、素晴らしい展望にため息ばかり。
おりたくな〜いって感じでしたね〜
でも、降りなきゃね〜
で、予定通り、11時前に南御室小屋に到着。
テント撤収して、またぐっと思いザックを背負って、帰路につきます。
この下りは、想像通りに長い・・・
下りの寂しさもあって、少ししょんぼりな感じで、下りていく。
で、途中で凍結のところに来てアイゼン装着して、行きに見つけられなかったベンチも見つけて、休憩して、ドンドン下る。
夜叉神小屋について、西を見ると、白峰三山がきれいに見えてました。
ここからの景色はいいよね〜
あとは、駐車場まで一気に降りる感じでした。
下るのは寂しいけど、車が見えるとやっぱりうれしい(^^)
複雑やね〜
で、予定通り、下山終了。
そんなにクタクタにもならずに、降りてくることができました。
今回は、半年ぶりくらいのテン泊でしたが、最高の天気に恵まれてたのしく過ごすことができました〜
もうこれで、完全復活です(^^)
やま最高!!!
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