屏風岳（白石スキー場から往復）

2016年03月21日(月) [日帰り]

• GPS: 06:31
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,232m
• 下り: 1,217m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:23
• 休憩: 0:08
• 合計: 6:31

4:49 スタート地点
7:18 7:19 不忘山
8:03 8:04 南屏風岳
8:30 8:30 水引入道コース分岐
8:43 8:49 屏風岳
9:01 9:01 水引入道コース分岐
9:27 9:27 南屏風岳
10:03 10:03 不忘山
11:20 ゴール地点

天候

曇り時々小雪のち晴れ
不忘山−3℃〜屏風岳2℃
主稜線上は強風でした

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車 飛行機

みやぎ蔵王白石スキー場の駐車場を利用（今シーズンは営業終了のようです）

コース状況／危険箇所等

登り始めのスキー場ゲレンデのみ地面が露出していましたが、その他は雪道でした

雪質は良く締まっていて概ね歩きやすいコンディション（踏み抜き等は殆ど無し）

不忘山への登りの、カチカチ部をトラバース気味に進んだ部分でアイゼンを装着（その後下山まで使用）

主稜線上は強風でしたが、雪庇などに注意しつつ進めば危険箇所はありませんでした

その他周辺情報

登山口から10ｋｍ程と近い「鎌先温泉最上屋0224-26-2131」で入浴（500円）

写真

3/21 4:49

スキー場入口の不忘山登山口からヘッデンスタート

3/21 5:39

登りは夏道のユキトリ沢経由で（ゲレンデの雪が非常に少なかったので、冬道が藪になっていないか心配されたため）

3/21 5:46

不忘山はシッカリ雲の中の感じ

3/21 6:04

冬型のせいで、変わった雲や〜

3/21 6:19

光の柱が幻想的

3/21 6:52

雪面が凍結気味で不忘山直下の登りでアイゼン装着

3/21 7:06

山頂が近づくと風が強まり霧氷の森に

3/21 7:09

風と雲が幻想的な世界を演出

3/21 7:12

中々厳しいです・・2千mに満たない山ながら「東北の山をなめんなヨ」というメッセージを感じます

3/21 7:16

かと思うと、風が雲を払ってくれて霧氷の花畑が現れたりします

3/21 7:17

日帰り山行だと好天日しか足を向けないので、こういう雪山は（年末の仙丈ヶ岳以来か）久しぶり

3/21 7:18

不忘山頂上に到着

3/21 7:21

悪コンディションのため落ちつけず、すぐに次の神社の祠ピークへ・・不忘山は双耳峰

3/21 7:24

不忘山の下りは急坂ですが、ステップはシッカリあってアイゼンを着けていればそれ程危険は感じません

3/21 7:31

厳冬期を思わせる不忘山・・実際の気温は−3℃でしたが何しろ強風

3/21 7:38

アイゼンの爪がよく効くので鎖などは不要

3/21 7:41

やっぱり青空バックの方がいい感じ

3/21 7:53

そろそろ南屏風岳だろうか

3/21 8:00

振り向くと、雲が晴れてたまに不忘山が現れます

3/21 8:01

春が来てダイエットに成功した感じのモンスター

3/21 8:04

霧氷を削り落として南屏風岳と確認

3/21 8:14

いよいよ目指す屏風岳のよう

3/21 8:15

この辺りでこんな成長ぶり（というかヤセ具合）

3/21 8:16

一瞬晴れて雪庇上から不忘山〜南屏風岳

3/21 8:17

このアングルだと双耳峰なのがよく判ります

3/21 8:18

たおやかな感じの南屏風岳

3/21 8:18

水引入道方面か

3/21 8:30

やっぱり見ていて飽きません

3/21 8:39

屏風岳山頂に到着

3/21 8:45

今度は最高地点へ

3/21 8:49

標識がないのでよく判りませんでしたが、この辺が最高地点のよう

3/21 9:34

下山にかかると天気が改善傾向

南屏風岳を振り返る

3/21 9:35

不忘山は中々カッコイイ

3/21 9:38

水引入道

3/21 9:40

霧氷を1日タップリ楽しめました

3/21 9:40

急な下りは慎重に

3/21 9:51

不忘山への登り返し

3/21 9:59

不忘山頂上に戻ってきました

下山中に水引入道〜馬ノ神岳

3/21 10:24

見上げれば奥に屏風岳

3/21 11:19

スキー場の駐車場に帰ってきました

3/21 12:05

登山口から近い鎌先温泉最上屋でサッパリして帰路へ

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

Optio WG-1 ペンタックス

感想

sht

東北遠征2日目は南蔵王の屏風岳で、宮城県の最高峰です。（蔵王連峰最高峰の熊野岳は山頂が山形県内）

前日登った大船渡の五葉山から移動して、白石スキー場のだだっ広い駐車場で車中泊。帰りの時刻から逆算して5時前の早出をしました。

冬型の気圧配置なので東の空には星が見えているものの、西の山には厚い雲がかかっていて、時折小雪も舞う天気でのスタート。それでも冷え込みのおかげで雪はシッカリ締まっていて歩きやすい状態でした。

不忘山が近づいて標高が上がってくると風が強まってきて、3月後半の春山・中級山岳とは思えない厳冬期高山級の山行に。地吹雪で鳴る東北地方の山は、標高が高くなくても厳しいのは覚悟していましたが、目出帽も使うコンディションまでは想像できず。十分に雪山気分を味わえました。（冬期に荒れたら近寄りがたいでしょうね）

それでも、モンスターまでには成長していなかったものの、美しい霧氷の森をタップリと楽しめました。時々現れた晴れ間には、凛々しい南蔵王の峰々を眺めることもでき、満足の東北遠征となりました。