奥茶臼山 しらびそ峠~テレビ平


- GPS
- 07:50
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,177m
- 下り
- 1,179m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
しらびそ峠駐車場 ・無料・8台程度・未舗装・トイレなし ・最寄りのトイレはハイランド高原天の川:協力金100円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
▼登山ポスト しらびそ峠登山口にあり ▼コース状況 5座をピストンなのでそれなりにアップダウンを繰り返しますが、あまり急登はない印象。一番急なところは前尾高山を越えた後かな。 尾高山から先は波線ルートになっていますが、あまり荒れていない。数年前の記録では倒木や道迷いの記録も見掛けたけれど、倒木は処理されて道は明瞭、藪漕ぎもこの日はありませんでした。ピンテもあるので、2つ3つ先まで確認しながら歩けば問題ないと思います。 奥茶臼山をゴールとせず、ぜひテレビ平(集木場飯場跡地)まで足を運んでほしい。樹林帯がひらけて、晴れていれば大展望が望めます。 |
その他周辺情報 | ▼登山前日の温泉 天竜峡温泉交流館ご湯っくり 若がえりの湯: ☎ 0265-27-4011 ・利用時間10:00~21:00(受付20:30まで) ・大人500円 ・泉質:単純弱放射能温泉(アルカリ性低張性低温泉) ・露天あり ▼登山後の入浴 しらびそ高原 天の川(旧ハイランドしらびそ): ☎ 050-3583-2302 ・利用時間10:00~14:00(受付13:30まで) ・大人700円 ・温泉ではありませんが、下界まで1時間ほど掛かるので、早くさっぱりしたい方におすすめ |
写真
感想
大阪へ引っ越して3ヶ月。梅雨入りして気温も上がると気軽に歩きに行けるところがない。暑すぎるよー!標高の高いところへ行かねば!てな訳で、長野県へ。浜松に住んでいた時から計画していた尾高山~奥茶臼山のピストンです。
土曜日の夕方から登山口に向かって移動。天竜峡温泉若がえりの湯の受付終了直前に入浴し、しらびそ峠到着は22時半。先着2台、我々は3台目。星空は下界を忘れさせる美しさ。気温も14℃ぐらいで快適な車中泊でした。
しらびそ峠にはトイレがありません。最寄りはしらびそ高原天の川。トイレ利用料100円です(知らないうちにハイランドしらびそは、しらびそ高原天の川とか名前が変わってるし)。
登山口にポストがあるので、登山届を書いてスタート。最初ちょっと階段を登れば、あとはシラビソの樹林帯をずっと歩いて行きます。奥茶臼山までの各ピークに眺望は無いのですが、ところどころにビューポイントがあるので立ち寄っては南南アや静岡百山の山々を見ながら進みます。全部で5座登るのですが、ピストンなので、往路で下るところは当然復路で登ります。コースも、樹林帯で眺望も少なく、単調なアップダウンなので、シラビソの深い森やシダや小さな花を楽しみながら歩きたいです。この日は天気が良かったので森は明るく、南アからの風がよく通って気持ちの良いコンディションでした。
尾高山から先は波線ルートですが、道はよく整備されていて一般ルートとあまり違いがない印象です。倒木は整備されているし、藪漕ぎというほどのものもありませんでした。ピンテを少し先まで視認して歩けば問題ないと思います。
奥茶臼山をゴールとせず、ぜひテレビ平まで足を運んでほしい。眼前が開けて南アルプスや中央アルプスが一望できます。この日は雲が掛かっていましたが、運が良ければ北アルプスも見えるでしょう。アブが少しいましたが、煩わしいほどではありませんでした。
往路は誰とも会わず今日は貸切登山かと思いましたが、復路で3組とスライド。13時に下山したので、しらびそ高原天の川へ入浴しに行きました。ここは温泉ではありませんが、下界まではさらに車で1時間ほど掛かるので、間に合えば汗を流したいところです。受付は13時半までです。
尾高山は新・花の百名山だし、奥茶臼山は三百名山ですが、登るまでの印象はがっかり山頂だと思っていました。けれどテレビ平まで足を運べば素晴らしい眺望が得られますし、シラビソの樹林帯も、横から差し込む日差しが意外に明るく、気持ちの良い山歩きができました。
前回の氷ノ山登山から、軽登山用にカリマーのcleave20を使用し始めましたが、この手のリュックサックは背面の蒸れが気になります。何か対策をしなければ、とモンベルのV.B.P.バックパネルとかググりましたが、定価4,400円は高過ぎるし、重量約300gプラスだと何のために軽量ザックを買ったのか分からなくなってしまいます。そこで自衛隊の知恵。100均(ダイソー)の人工芝で背面クッションを作ってみました。人工芝は背面に合わせて少しハサミでカット。ただせっかくオシャレザックにしたのに背面がグリーングリーンしてしまうのも残念なので、ダイソーの黒いメッシュケースに入れて装着(カインズにはグレーの人工芝も売ってるようです)。当初は結束バンドでザックに固定するつもりでしたが、たまたま家にあったダブルフックのカラビナで代用して重量123g。ダブルフックは簡単に取り外せるし、結束バンドでも繰り返し使えるタイプを使えば、取り外して洗濯も容易です。
今回の登山では南アルプス側からかなりいい風が吹いていて、背中にもいい風が通りました。これ、めちゃ涼しいです。氷ノ山の時に比べて快適な登山が出来ました。
ただし翌日、肩周りの筋肉痛がいつも以上でした。水関係だけで2L担いでたからかな?やはりこの手のザックは腰で支えないので、肩に負担が掛かるようです。
ちょうどお笑いタレントのやす子が、25日放送のホンマでっか!?TVで、自衛隊時代の経験を元に、この人工芝暑さ対策を披露したとか!? ほんとすごく効果ありましたよ。
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