木曽駒ヶ岳 〜シリセード失敗でほぼ滑落〜



- GPS
- 03:50
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 542m
- 下り
- 549m
コースタイム
- 山行
- 2:32
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 3:43
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
3/23現在の雪はしまっており、アイゼンを装着していればサクサク登れます。 |
写真
感想
昨日は天気よかったけど、今日はどうかなぁ〜くらいの感覚で木曽駒にゴーゴーしてきました。
夜中は星も見えてて明け方は南アルプスも結構キレイに見えていたので期待していたのですが、実際はちょっと残念な天気となってしまいました。
とりあえず始発のバスに乗って、始発のロープウェイに乗って、頂上駅で9時20分くらい。
準備してちゃちゃちゃと登ります。
雪の状態はしっかりしまっていてアイゼンがよくきき、とても登りやすかったです。
乗越浄土に登った途端、すげー強風。
マイナス10度で風速推定15mみたいな風が吹いていてむちゃむちゃ寒かったです。
ほんの少し休憩してすぐ中岳に行き、そのまま木曽駒へ。
木曽駒の頂上もむちゃむちゃ風が強くとても何か温かい飲み物でもという雰囲気ではなかったのでとっとと乗越浄土まで戻りました。
乗越浄土に戻った辺りで風がやんだりまた吹き出したりしてきました。
ちょっとだけ伊那前岳方面に行って写真撮って、乗越浄土まで戻って下山しました。
シリセードで下ろうとしました。
で、やりました。
ちょっと今日の雪質では固すぎてスピードが出過ぎてしまって止まれなくなってちょっと焦りました。
もうちょっと雪が柔らかいときじゃないと無理ですね…
ひとつ気になることが。
始発のロープウェイに上下マムート(上が水色にオレンジの挿し色、下はビブ付きの黒)のウェアを着ていたおっちゃんがいました。
その人は千畳敷カールの途中で前日に千畳敷カールに泊まって、朝登ってもう下山していた人達(と思います)と会話されていました。
会話の内容としては宝剣行けるよ〜んじゃおれも行ってくるわ〜という内容でした。
そのおっちゃんは中岳から乗越浄土に戻る途中で私たちを抜いて、宝剣の方へ向かっていきました。
そのあと我々は伊那前岳の方へちょっと行って戻ってきて、乗越浄土でカールを下る準備をしていました。
そのとき、「うわぁ〜」という声が聞こえたような気がしました。
今日の相方になんか聞こえなかった?と聞いても「ん?そう?」といった返事が返ってきただけでした。
宝剣の方を見てもおっちゃんの姿はありませんでした。
その後私たちは下りはじめましたが、私たちが見下げたカールにはカップル2人がいただけでそのおっちゃんはいませんでした。
もし、私たちが伊那前岳の方に行って帰ってくる時間に、おっちゃんが宝剣を諦めてそのままカールを下っていったとしても、そのおっちゃんがどんなにすごい人間でもスキーでもないかぎりどんなに速く下ったとしても姿は確認できると思うのです。
ホテルに戻って食事しながらカールを眺めていましたがそのおっちゃんの姿は見えず。
食事からロープウェイに乗るまで1時間半ほどありましたが、結局そのおっちゃんは降りてきませんでした。
ホテルの方に登山届と下山届を確認してもらいましたが、そのおっちゃんは登山届を出していなかったようです。
ホテルの方は「また警察から連絡があったら…」と言っていましたが、なぜか前泊したおっちゃんの仲間には連絡してくれませんでした。
正直、私はおっちゃんのことが気になって仕方がありません。
3/22にホテル千畳敷に泊まられた方々で千畳敷カールでおっちゃんと会話されていた方々、もしこのレコを見たらそのおっちゃんの無事を教えていただけませんでしょうか?
また、そのおっちゃん本人でもいいです。
よろしくお願いします。
22日に泊まってました。
たぶん、おっしゃられている団体のものです。
宝剣岳に登ったあと、彼は12時55分のロープウェイにのって下山しました。
思ったより早かったのでびっくりしましたが、ベテランで健脚の人なので、不思議ではありません。
ちなみに、団体でまとめて登山届けは出していますよ。
イレギュラーがあり彼だけ23日の始発のロープウェイに乗り、遅れて登ってました。
おそらく単独者の登山届けしか確認してなかったのでは?
私の勘違いで済んでよかったです。
それにしてもものすごいスピードで下ったんですね。
私も後で冷静になって考えたところ、どうみても登山届を出さないような感じには見えなかったので、仲間なら団体で出してたのかなとも思ってみたり、webで出してたのかなとか色々思ったりもしました。
なにはともあれ何事もなく、安心しました。
わざわざコメントいただきましてありがとうございました。
初めまして
私も3月末に中岳の斜面を尻セードをして死ぬかと思いました。
少し試してイケル、イケルと再スタートすると気がつくと雪の下はブルーアイス。
3回転、ピッケル2回飛ばし、3回目にやっとピックが数ミリ刺さって停止しました。
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