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Yamareco

記録ID: 834181
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

阿弥陀岳北陵

2016年03月19日(土) 〜 2016年03月20日(日)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
seechan cc41 その他2人
GPS
32:00
距離
10.3km
登り
1,220m
下り
1,218m

コースタイム

■1日目
 美濃戸口発 10:50
 行者小屋着 14:30

■2日目
 行者小屋発  6:30
 阿弥陀岳山頂 10:50
 中岳山頂   13:00
 行者小屋   15:00
 美濃戸    17:00 
天候 3月19日 曇り
3月20日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■電車
 7:00 新宿駅発 あずさ1号

■バス
 9:30 茅野駅発 アルピコ交通
 ※ 乗車率は7割程度で全員座れました。

■美濃戸口到着時刻
 10:10頃
コース状況/
危険箇所等
■美濃戸口〜行者小屋
 美濃戸山荘まではほとんど雪なし。
 美濃戸山荘より上はところどころ凍結箇所あり。
 同行者はチェーンスパイク着用、私は途中から12本爪アイゼンを着用。

■行者小屋〜阿弥陀岳北陵〜山頂
 6:30に行者小屋を出発したが、この日は阿弥陀岳山頂までは雪が程よく締まっており歩きやすかった。
 次第に斜度が上がってくるので、雪の状態によっては滑らないよう注意。
 この日は岩陵にほとんど氷がついておらず、ドライな状態だったため快適に登攀。
 アイゼンのひっかけに注意。
 先行パーティ登攀の待ち時間が発生したため、天候によっては冷えに注意。

■阿弥陀岳山頂〜中岳〜行者小屋
 山頂直下の下りは急斜面のため、滑落しないよう注意。滑落多発場所。
 ほとんどのパーティがロープを出しており、私たちもロープで確保。
 それ以降は特段の危険個所なし。
 
その他周辺情報 ■下山後の立ち寄り湯
 もみの湯 
美濃戸山荘から南沢ルートで行者小屋に向かいます。
ところどころ凍結。
2016年03月19日 12:47撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/19 12:47
美濃戸山荘から南沢ルートで行者小屋に向かいます。
ところどころ凍結。
美濃戸山荘から1.5時間くらいのところからようやく綺麗な雪道に。
2016年03月19日 13:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/19 13:59
美濃戸山荘から1.5時間くらいのところからようやく綺麗な雪道に。
今回は行者小屋にお世話になりました。
2016年03月19日 14:30撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/19 14:30
今回は行者小屋にお世話になりました。
こたつ最高です。
2016年03月19日 14:42撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/19 14:42
こたつ最高です。
小屋の中は綺麗でさすが赤岳鉱泉系列!
食堂の机は天然の木を切り出したもので、隣のおじさまは凸凹部分に当たって食器を置きずらそうでした。
夕飯は撮り忘れたけどビーフシチューとポトフなどなど。美味でした!
2016年03月19日 19:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/19 19:00
小屋の中は綺麗でさすが赤岳鉱泉系列!
食堂の机は天然の木を切り出したもので、隣のおじさまは凸凹部分に当たって食器を置きずらそうでした。
夕飯は撮り忘れたけどビーフシチューとポトフなどなど。美味でした!
アタック当日の朝。
2016年03月20日 06:21撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/20 6:21
アタック当日の朝。
文三郎尾根に向かうルートとの分岐を過ぎてすぐに尾根に取り付き、JPを目指します。
2016年03月20日 07:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/20 7:17
文三郎尾根に向かうルートとの分岐を過ぎてすぐに尾根に取り付き、JPを目指します。
快晴無風で快適です。
2016年03月20日 07:27撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/20 7:27
快晴無風で快適です。
急峻な尾根。
2016年03月20日 07:36撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/20 7:36
急峻な尾根。
神々しい赤岳が見えます。
2016年03月20日 07:36撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/20 7:36
神々しい赤岳が見えます。
横岳と硫黄岳。
2016年03月20日 09:43撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/20 9:43
横岳と硫黄岳。
ここでロープを準備。
2016年03月20日 07:38撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/20 7:38
ここでロープを準備。
ソロでも登れますが、練習がてらロープで確保します。
2016年03月20日 08:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/20 8:15
ソロでも登れますが、練習がてらロープで確保します。
第一岩陵が見えてきました。
2016年03月20日 07:40撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/20 7:40
第一岩陵が見えてきました。
この日は先行パーティが取っていた、左のクラック奥の窪みから取り付きました。
クラックから登るよりも簡単そうです。
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この日は先行パーティが取っていた、左のクラック奥の窪みから取り付きました。
クラックから登るよりも簡単そうです。
待ち時間は30分ほど。
晴れて暖かかったので全く苦になりませんでしたが、天候によっては冷え対策が重要。
2016年03月20日 09:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/20 9:09
待ち時間は30分ほど。
晴れて暖かかったので全く苦になりませんでしたが、天候によっては冷え対策が重要。
順番が回ってきました。
2016年03月20日 09:20撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/20 9:20
順番が回ってきました。
第二岩陵通過後のナイフリッジ。
第二岩陵は岩を抜けたあとの草付きが核心。ホールドが遠く、氷の上に雪が乗ってる感じだったのでピッケルを打ちました。
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第二岩陵通過後のナイフリッジ。
第二岩陵は岩を抜けたあとの草付きが核心。ホールドが遠く、氷の上に雪が乗ってる感じだったのでピッケルを打ちました。
気持ちよく歩けました。
2016年03月20日 10:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/20 10:15
気持ちよく歩けました。
2016年03月20日 10:38撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/20 10:38
登頂!
2016年03月20日 10:49撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/20 10:49
登頂!
雪庇。
2016年03月20日 10:51撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/20 10:51
雪庇。
雪庇その2。
2016年03月20日 10:51撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/20 10:51
雪庇その2。
奥には雲がかかった南アルプス。
2016年03月20日 10:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/20 10:52
奥には雲がかかった南アルプス。
赤岳。
2016年03月20日 10:51撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/20 10:51
赤岳。
山頂直下の下り。
事故多発場所なので、気を引き締めます。
2016年03月20日 11:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/20 11:55
山頂直下の下り。
事故多発場所なので、気を引き締めます。
はしごのあたりまで来るとひと安心。
2016年03月20日 12:07撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/20 12:07
はしごのあたりまで来るとひと安心。
中岳への登りの途中で休憩。
2016年03月20日 12:37撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/20 12:37
中岳への登りの途中で休憩。
権現岳。奥には編笠山。
2016年03月20日 11:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/20 11:13
権現岳。奥には編笠山。
振り返って阿弥陀岳をあおぐ。かっこいい。
2016年03月20日 14:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/20 14:02
振り返って阿弥陀岳をあおぐ。かっこいい。
赤岳への登りは赤土が露出。
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赤岳への登りは赤土が露出。
文三郎尾根分岐。ここから文三郎尾根から下山。
文三郎尾根分岐。ここから文三郎尾根から下山。

感想

初めての冬季、森林限界以高のバリエーションルート。

アタックの日は風もなく暖かく、超ピーカン!
良いお天気で、快適に登らせてもらえました。

楽しみにしていた岩陵帯はあっという間。
ステップもたくさんあり、楽しく登攀できました。
この日のために、アイゼン登攀の練習をしたことも参考になりました。

ソロの人もいましたし、注意すれば確保なしで通過することもできるコンディションではありました。
でも、パーティを組んでロープで確保しながら可能な限りのリスクヘッジをして安全に登攀する面白さ。達成感も楽しさも倍増です!
一緒に歩いてくれたパーティに感謝するとともに、また別のルートもチャレンジしたいです♪

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