乗鞍岳(大日岳を目指したが結局高天ヶ原滑走)
- GPS
- 07:19
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,462m
- 下り
- 1,458m
コースタイム
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 7:07
天候 | ピーカン微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
アプローチの道路は凍結箇所ほとんどなし 山域でのやばい箇所は 剣ヶ峰と高天ヶ原間の鞍部をトラバースしようとしたが、 氷結により滑落の危険大 また大日岳側から剣ヶ峰へのルートも非常に危険 |
その他周辺情報 | 乗鞍さんの通常は、下山後「湯けむり館」がメジャーですが、 混み合うことを考えてもう少し下ったところの「白樺の庄」さんの日帰り入浴を利用。 500円で露天風呂も複数あり、だいたいいつもほぼ貸し切り。 この情報によって混み出すことになるといやなんですが。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
ブーツ
ザック
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
ガムテープ
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
スキー板
シール
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感想
前回までに2連敗中であったので、ひょっとして体力低下か?と思ったのと、この日が絶好の天気予報となっていたので、通い慣れた乗鞍さんへ出かけ、体力の確認に向かった。
例によって休暇村からハイクアップを開始。
休暇村前のゲレンデの雪はもう1週間ぐらいでなくなりそうですね。
快調なペースでゲレンデトップまで進む。
ツアーコース入口の斜面はブッシュもなく、雪面のうねりもなく、快適に滑ってこれそうな状況でした。ツアーコースの雪もそこそこあり、カチカチでもなくぐずぐずでもなく、快適にシール登行できました。位ヶ原急斜面もブッシュがなくなりましたね。
ここまで快調に進む。
位ヶ原まで上がるとこれまた快晴微風。
山頂方面は真っ青なブルーです。
本日の目的地は大日岳としたので、高天ヶ原方面へと進む。
こちらに来る人は全くいませんでした。
早めにクトーを装着し、鞍部まで上がるが、風の通り道なのでしょう、雪がありません。
何とか雪を繋いで大日岳側の斜面へ出ることを目指しましたが、段々とアイスバーンになってきて、これはヤバいとなってきた。大日岳斜面も滑落の危険大だなということで、どうしようか悩んだ挙句、どこかピークだけは踏んでおこうとスキー板をデポし、アイゼンに切り替えた。
この時期にこんなルートで登頂したことはありませんが、剣ヶ峰を目指すことにした。
剣ヶ峰と大日岳の鞍部を目指し、トラバース気味に登っていく。
そこからは岩と雪、氷のミックス斜面をダブルのセルフアレストピックでダガ―ポジションを入れながら攀じ登る。
山頂まで何とか到着。
山頂には何人かおりましたが、変な方向から登ってきたなと思われたことでしょう。
山頂の風も穏やかで上々の気分です。
もう少し気温が上がらないと大日岳の斜面は難しいのかな。
一息入れ、登ってきたルートを下っていく。
下りの方が危険なので、慎重に下りていく。
スキー板のデポ地まで戻り、滑走の準備を整え、滑走開始。
ふかふかのところとかちかちの斜面が入り乱れてましたが、快適に落ちていく。
思わず声が出てしまうほど最高。
位ヶ原まで下りたところで、休憩がてら食事を取り、帰ることにする。
上部は凍ったところがありましたが、それ以外は固くもなく、ぐさぐさでもない滑りやすい雪面でした。
位ヶ原急斜面も快適に落ちていき、ツアーコースも意外と滑りやすかったです。
たまに立ち止まる程度でほぼノンストップで行けました。(腿はパンパン)
ツアーコース入口の斜面も難なく滑走。ゲレンデを滑って行くが、下の方は重々の雪でストップスノー。
でも休暇村まで滑ってこれました。
心配した体力の低下もないことが確認でき、満足な山行でした。
大雪渓はまだまだ雪が豊富で、シーズンが続きそうです。
お疲れ様でしたが楽しいスキー登山になったようですね。
乗鞍も少雪と思っていましたが結構 いい雪だったようですね。
登りは肩の小屋方面から回られなかったようですが、大雪渓とかの雪崩の危険度はどうだったでしょうか。
位ヶ原の急斜面もどうでしょうか。
近々登りたいと思っていますので情報提供いただけると幸いです。
ご覧いただきありがとうございます。
大雪渓方面は足を踏み入れてませんが、位ヶ原上部や高天ヶ原方面の状況から推察しますと、
積雪は非常に安定していますね。
位ヶ原斜面も登りではグリップよし、下りは雪崩る様子も全くありませんでした。
この時期表層雪崩のリスクはもう特にありませんし、全層雪崩のリスクもまだないと思います。とても安定していると思います。
但し、この位ヶ原から上部はまだ雪の降ることもあると思いますし、油断はできませんが。
スキー板での行動は全く問題なし。
つぼ足でも踏み跡がしっかりしていますから、歩きやすいと思います。
是非、この最高の景色をご堪能ください。
早速の返信コメントありがとうございます。
単独でのスキー登山を今週中に計画していますので、雪崩を気にしていましたが少し心強くなりました。
が、油断は禁物ですので天気含めて最新情報をつかんで決行します。
過去3回 4月に乗鞍のスキー登山しましたが、1回は降雨の後の冷え込みで上から下までほぼ全面クラストでスキー滑走に苦労しました。
特にツアーコースは前日の新雪滑走の硬い深溝ができて地獄のような下山でした。
今回はそうならないことを願っています。
ありがとうございました。
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