湖北「残雪の谷山から左千方」
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,132m
- 下り
- 1,136m
コースタイム
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 11:15
天候 | 快晴無風〜山頂では曇り空 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
「谷山」まで登山道に残雪無し〜「谷山」〜「左千方」までは80%ぐらい残雪帯でした!それでも最後は雪解けの急斜面は息切れします。ワカン跡を辿ると今週も登山靴とダブルストックだけで登れました。 |
写真
装備
共同装備 |
ロープ22mX10mm
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感想
余呉町菅並集落から、高時川の県道は通行可能と信じて「北海トンネル」を抜ける!予想以上に駐車場「田戸」迄は快適にドライブ〜準備中に後方からワゴン車が北上して行く「尾羽梨」までだろうか?直ぐ横に釣り人二人が車を止め話しかけられる。…「私は山登りします」返答すると安心された。
(釣り人から川には、大物が居ると知らされた。)〜勿論、山にも黒い大物が居てます!
「奥川並」へ歩いて行くと林道に目立った損壊もなかった。石積みや鉄板、コンクリートなどで補修されてます。(2012年9月後半には、崩壊直後に山積みの瓦礫や道の陥没等がありました!)
〜今回は「横山岳北尾根(奥川並川を渡渉)から横山岳」の下見も兼ねています。(何故か記録が無い?)田戸の橋〜横山岳〜リッカ谷周回コース等?(三カ所ほど地図上で確認済み)
…奥川並川の渡渉場所を探しながら歩けば対岸にも里山の段々畑跡とか石垣が残っています。(川原は、まだ早春で見通しが利きます。)…奥川並集落跡のお地蔵様に手を合わせ八幡神社跡から尾根に取り付く。しばらくすると片方のストックの先が抜け落ちている。荷物を降ろし回収へ向かうと見つからず林道まで降りて、登り返しました。(M社のバスケットねじ込み部分は全て甘く、雪山用と取り替えても締まりません〜アルパイン仕様なのに?今回は藪山と雪山用のバスケット二種類を使用です。ロスタイム20分)
憤まんを鎮める為に飴玉を口に放り込む〜血糖値は上昇?V字形の古道は枯葉ばかりで滑ります。やっと尾根筋に登りつくと青空が爽やかです。(初めて谷山山頂から下山ルートを歩いた時はリッカ谷川出合まで南下していました!懐かしい思い出です。)
標高720mブナ林台地にて左千方を眺め休憩。まだ木々の天井は枝が伸びるのみでヤドリギが多く観られました。ブナ親父の樹や倒木(もう朽ち落ちて潜れません)を越えると痩せ尾根から急な登りです。置き去りのワイヤーが目印〜身体に触れる柔らかい赤枝が春山の兆しも五月を過ぎると手強い藪になります。中間ほどに赤土の盛り土からは「左千方」までスッキリと見通しが利きます!秋の紅葉前線も此処で撮影していました。〜谷山山頂の三角点は雪原に埋もれてます。雪景色の少し奥から、上谷山が眺められ、樹幹が縦に窪んだ大木は「左千方」入口の関門〜儀礼の挨拶を交わし東へ歩む!ワカン跡のトレース上を歩けば登山靴のママで早く歩けます。それ以外は、やはり踏み抜きもありました。まだ雪が残っていた事に感謝〜尾根から横山岳展望台を過ぎると笹藪が少し露出していました!トレースは消えたり突然現れたりの繰り返し〜(・959)手前の小高いピークは左千方のピラミッド形が一番綺麗に眺められるスポットです。夏から秋には藪が濃く撤退したこともあります。雪原では遮る物は何もなく絶景地です。写真を撮り終えると小一時間の苦闘が始まる!雪解けの斜面を緩んだ雪面の落とし穴や行く手を遮る灌木や笹との格闘でした。振り返っては焦りを抑えて360度の山頂へ挑む。雲が少し目立った山頂は笹藪の向こうと竜の木から回り込んで三角点に進む。少し遅い到着となりましたがザックを降ろし「三国岳」の散策へ向かう。白い雪稜が続いているので小一時間のピストンでしょう。最小のコルにて山頂へ戻る〜計画のタイムリミットでした。
竜の木は枯れ細り上の枝にも届かないので手前の小木に登頂記念の布切れを巻く。これで三度目でした!もう南下も諦め「同じルートの下山」と妻にメールをするがアンテナ立つも圏外マークでした。三角点で腰を据え久しぶりの昼食タイムを取る。元気なもので食べると力が出ます。奥琵琶湖の竹生島や高島トレイル方面まで観えます。時間感覚が薄れコーヒーを飲み干すと下山開始。暑いので薄着のママで激下りです。尾羽梨川よりの残雪が多いルートから回り込み一気に広いコルで振り返る。やはりピークからの下山は嬉しく感じます。迷うことなく谷山まで戻って残雪とお別れです。少し太陽が西に傾き加減となり、南尾根を下り支尾根分岐で休憩!尾根の大木に夕陽が当たり全てが燦燦と輝いていました!思わず写真を撮り満足感に浸る。八幡神社に下る支尾根は枯葉ばかりで二度も尻もちをつく。下山には怖いルートなので次回は一つ北の尾根筋を考えて見ようと思いつつ奥川並の林道へ着地しました。小川で顔を洗い流すと夕暮れに急かされるように歩く。赤い椿やフキノトウ、ミヤマキケマンとスミレ、イワカガミの写真も次回と繰り越し、橋まで歩き通して日没寸前に田戸に戻りました!
(追記)計画時は降水確率が40%でしたが山行日は快晴無風〜暑さで水分補給が大切でした。水分2リットルとジェル2個を飲み干す。(先週は1リットル)〜コースタイムは遅いがピークを踏めると嬉しいものです。
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