ペテガリとカムイ



- GPS
- 104:00
- 距離
- 41.3km
- 登り
- 3,330m
- 下り
- 3,330m
天候 | 初日小雨。のち最高の天気。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ペテガリは危険箇所特になし。 カムイは沢靴推奨。 |
写真
感想
秋本番 遥かなる山 ペテガリ・神威
札幌は雨。
翌日以降の天候が非常に安定しているので札幌を出る。増水で渡渉できなくても小屋に泊まればいいだろう。レンタカーはベージュのタント君。日高道で100キロ出したら燃費がガタ落ちした。長い林道は比較的運転しやすいが、所々土砂崩れを切り開いた道になっているのでおっかない。適当なところで駐車し、沢靴に履き替え入山。日高はまだ曇っているが、前線が近づいている。
始めの渡渉はスネ。しばらくは林道っぽい道を歩く。目指す峠が見えてきた。二股で入渓。ピンクテープが乱打してあるのでルートに困らない。10mの滝は右岸巻道。最後の峠越えは足場がもろく危ない、思うように歩けない。峠降りも同様。フィックスがあった。峠の北側は水量少なめ。沢を出ると、人工林の畑が広がる。水線の沢を渡渉し、林道に出る。登山靴に履き替えて小屋到着。他に登山者はいない。快適である。
ペテガリAt.の日。
夏道上は特に危険箇所なし。薮が濃いので革手袋おすすめ。何度もアップダウンを繰り返し、前へ前へとゆっくり歩く。最初は涼しかったが、稜線上は日が当たり暑い。最後の500のコンタ上げはきつかった。山頂で電波が入り天気をチェックすると、地上天気図は安定しているが上空に強い寒気があり、雷の危険性があったため山頂泊をやめ別のテンバを使うことにする。頑張って上げた全装と水を再び下ろす。クマの気配を感じながら笛を吹いたりして帰幕する。
来た道を戻る。
沢はやや減水し岩は乾いていた。ペテガリに別れを告げ、翌日の神威のため、歩く。神威山荘も快適である。コスペの消費大会が開催された。夜には鹿が大量発生した。
神威岳登頂の日。
行けるところまで登山靴で行くことにした。水線渡渉は飛び石。入渓までは夏道。ニシュオマナイとの分岐の渡渉後、ルートは地図通りではない、巻道が右岸左岸に連続する。いずれもピンクテープではっきりと誘導されている。渡渉は全て飛び石だが、ヌメるところもあり沢靴が良い。二股からはガレているルートをとることになる。歩きやすくはない。最後の尾根取り付きは大きくペンキで誘導されているので迷わないだろう。西向きの沢なので太陽が当たらず肌寒い。上部では釜があったりして泳げそう。オショロコマがすばしっこく動いている。先行者はここで登山靴に履き替えていた。尾根の急登は800m。薮が濃く、笹が顔に当たるたびにストレスを感じる。道も不安定で滑りやすい。樹林限界を超えると日高の山並みが見渡せる。細い足場もあり油断はできない。くたくたになりながら山頂に到着する。感無量。写真を撮り、昼寝する。テントはギリギリ張れた。まあまあ快適テンバだ。登頂を祝い、カレーを食べる。夕日はガスでみられなかったが、夜には天の川銀河を仰ぎ見た。帯広の夜景が綺麗だ。
下山の日。
朝日を眺め、下山する。沢履の方が歩きやすい。下山後、山行の成功に感謝し皆で握手する。静内の温泉に入り、新冠でカツ丼を食べ、札幌に帰る。打ち上げはこれからだ。
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