ガスがおりてる弥陀ヶ原。タケノコハイウェイ稼働中です。
9
7/1 10:25
ガスがおりてる弥陀ヶ原。タケノコハイウェイ稼働中です。
雪もない無量池のあたり。
10
7/1 10:33
雪もない無量池のあたり。
無量池の周りのチングルマは,半分以上終わってました。
15
7/1 10:37
無量池の周りのチングルマは,半分以上終わってました。
無量坂のこの短い石段が,月山ワールドの入口に思えます。草刈りされてます。ありがとうございますー。
14
7/1 10:44
無量坂のこの短い石段が,月山ワールドの入口に思えます。草刈りされてます。ありがとうございますー。
定点の最初のケルンのところ。景色はなにも見えません。風は少々。
7
7/1 10:49
定点の最初のケルンのところ。景色はなにも見えません。風は少々。
今日のおめあてはエゾイチゲです。じっくりめに探して,出会えました。うれしいです。花は横っちょ向いてますが,葉っぱがおいでおいでしてます(主観
11
今日のおめあてはエゾイチゲです。じっくりめに探して,出会えました。うれしいです。花は横っちょ向いてますが,葉っぱがおいでおいでしてます(主観
この個体の萼片は典型的な6枚でなく5枚の個体でした。今日見た個体の萼片展開の直径はこの半開き状態で12〜14mmくらい。エゾイチゲにしては小型です。
22
この個体の萼片は典型的な6枚でなく5枚の個体でした。今日見た個体の萼片展開の直径はこの半開き状態で12〜14mmくらい。エゾイチゲにしては小型です。
個体数はとても少なく,出会えたラッキー個体を,写真にたくさん撮りました。雌蕊の金平糖形がしびれます。
19
個体数はとても少なく,出会えたラッキー個体を,写真にたくさん撮りました。雌蕊の金平糖形がしびれます。
縦構図で,根出葉も写せました(左下)。
12
縦構図で,根出葉も写せました(左下)。
かように少ない個体数でよく種族を維持してるものよ,と感心しきりです。(山形県絶滅危惧種IB類指定です)
13
かように少ない個体数でよく種族を維持してるものよ,と感心しきりです。(山形県絶滅危惧種IB類指定です)
生きてるうちにもう会えないかも,なーんて思ってたんですけど,よかったです。
13
生きてるうちにもう会えないかも,なーんて思ってたんですけど,よかったです。
この時期,ニッコウキスゲの花盛りでした。
13
この時期,ニッコウキスゲの花盛りでした。
木道に黄色の定番景色。
18
木道に黄色の定番景色。
大粒の葯がなんとなくなごむ姿。まだつぼみがたくさんありました。
20
大粒の葯がなんとなくなごむ姿。まだつぼみがたくさんありました。
ガスの弥陀ヶ原 たまんなく好きです。晴れもいいんですが。
9
ガスの弥陀ヶ原 たまんなく好きです。晴れもいいんですが。
みごろでしょうか。
14
みごろでしょうか。
背景のミツガシワは例年どおりもう実になってました。
10
背景のミツガシワは例年どおりもう実になってました。
ワタスゲ銀河きらきら。
12
ワタスゲ銀河きらきら。
ネコ系のキャラに見える。
14
ネコ系のキャラに見える。
今年の?弥陀ヶ原の?トキソウは,色が薄くて白っぽい,と思ったら,最近,トキソウとは別種のミヤマトキソウに区分されたのでした。唇弁の中裂片の突起が特徴的。
24
今年の?弥陀ヶ原の?トキソウは,色が薄くて白っぽい,と思ったら,最近,トキソウとは別種のミヤマトキソウに区分されたのでした。唇弁の中裂片の突起が特徴的。
カワズスゲの星チェーン。
13
カワズスゲの星チェーン。
ハクサンチドリは盛りでした。
14
ハクサンチドリは盛りでした。
いろのうすい個体 妖婉。
16
いろのうすい個体 妖婉。
月山では普通に見られるウズラバのハクサンチドリ。
10
月山では普通に見られるウズラバのハクサンチドリ。
フリルがおしゃれなイワイチョウ。
16
フリルがおしゃれなイワイチョウ。
群れてるところ。
20
群れてるところ。
雪消えの近くには,
8
雪消えの近くには,
ヒナザクラや,
15
ヒナザクラや,
ミズバショウ,
13
ミズバショウ,
それにミツバオウレン。
12
それにミツバオウレン。
ネバリノギランにも久しぶりお会いする。
10
ネバリノギランにも久しぶりお会いする。
ここのハリブキの今年の花は草刈りで切られてました。
5
ここのハリブキの今年の花は草刈りで切られてました。
わさわさにぎやかな小さい花はエゾノヨツバムグラ。
8
わさわさにぎやかな小さい花はエゾノヨツバムグラ。
アップで。精緻な十字形。好きなんですこれ。
12
アップで。精緻な十字形。好きなんですこれ。
そろそろハクサンボウフウが開き始めてました。
10
そろそろハクサンボウフウが開き始めてました。
ゴゼンタチバナ 和名は純和風だけど分布は世界的で学名は「カナダのミズキ」です。
11
ゴゼンタチバナ 和名は純和風だけど分布は世界的で学名は「カナダのミズキ」です。
ツマトリソウ 盛りでした。
17
ツマトリソウ 盛りでした。
モミジカラマツ。
15
モミジカラマツ。
やぁ❗️と迎えてくれる元気なうさっち。
12
やぁ❗️と迎えてくれる元気なうさっち。
多数出てきてヤァ❗️ヤァ❗️ヤァ❗️と大歓迎。照れるぜ(^^;
8
多数出てきてヤァ❗️ヤァ❗️ヤァ❗️と大歓迎。照れるぜ(^^;
トゲがクールなナンブタカネアザミ これから咲きそう。
7
トゲがクールなナンブタカネアザミ これから咲きそう。
マイヅルソウ 少なかったような。ピンボケかましました。
8
マイヅルソウ 少なかったような。ピンボケかましました。
ほぼほぼ終わりのミヤマキンバイ。
9
ほぼほぼ終わりのミヤマキンバイ。
アオイっち降臨。
12
アオイっち降臨。
このお花にまにあいました。
15
このお花にまにあいました。
ズタヤクシュは弥陀ヶ原周辺では終わり,上の方で満開。
10
ズタヤクシュは弥陀ヶ原周辺では終わり,上の方で満開。
にらんできてる。。ごめんなさいと謝っとく。
15
にらんできてる。。ごめんなさいと謝っとく。
ニョイスミレ(ツボスミレ)はあちこちに花盛り。
10
ニョイスミレ(ツボスミレ)はあちこちに花盛り。
ポツリとオトギリソウ。
10
ポツリとオトギリソウ。
ヨツバシオガマは弥陀ヶ原ではもう最盛期近いです。でもなんか数が少ない気が?
8
ヨツバシオガマは弥陀ヶ原ではもう最盛期近いです。でもなんか数が少ない気が?
去年初めて花を見たホソバウキミクリ 伸びてきてます。
15
去年初めて花を見たホソバウキミクリ 伸びてきてます。
ヤマトユキザサの星 ひさびさに見ました。茎が褐色で有毛,雌雄異株。これは雄株ですねー。
11
ヤマトユキザサの星 ひさびさに見ました。茎が褐色で有毛,雌雄異株。これは雄株ですねー。
今日は曇ってあんまり開いてなかったシロバナタカネニガナ。
11
今日は曇ってあんまり開いてなかったシロバナタカネニガナ。
ハクサンフウロも咲いてる。
15
ハクサンフウロも咲いてる。
ここから木本です。元気いっぱいなウラジロヨウラク。
10
ここから木本です。元気いっぱいなウラジロヨウラク。
ぎりぎりまだチングルマのお花畑感に,
13
ぎりぎりまだチングルマのお花畑感に,
間に合ったかも。
13
間に合ったかも。
花弁を落としたチングルマは雄蕊がひらいて花柱があらわになります。この花柱が開いて,さらに伸び,
17
花弁を落としたチングルマは雄蕊がひらいて花柱があらわになります。この花柱が開いて,さらに伸び,
これに。まだ雄蕊がまわりに残ってます。押しのけられてる(^_^;)。
15
これに。まだ雄蕊がまわりに残ってます。押しのけられてる(^_^;)。
オオコメツツジの花はすくなかったです。まだ早い?
11
オオコメツツジの花はすくなかったです。まだ早い?
これは...ツルシキミの雄株ですか。。こんな高いところでも咲くんだ?
8
これは...ツルシキミの雄株ですか。。こんな高いところでも咲くんだ?
ウラジロハナヒリノキ ちゃんとつぼ型のツツジの花形をしてるー。
9
ウラジロハナヒリノキ ちゃんとつぼ型のツツジの花形をしてるー。
バカモノではない のネタを思い出します。あんまり多くなかったかな。
11
バカモノではない のネタを思い出します。あんまり多くなかったかな。
マルバシモツケは弥陀ヶ原で咲き始め,上のほうではまだでした。
11
マルバシモツケは弥陀ヶ原で咲き始め,上のほうではまだでした。
きれいに開いたミネカエデ。
8
きれいに開いたミネカエデ。
こっそり咲くベニバナイチゴ。
17
こっそり咲くベニバナイチゴ。
盛夏にじゃんじゃん咲くクロヅルは,そっと花芽を伸ばし中。
8
盛夏にじゃんじゃん咲くクロヅルは,そっと花芽を伸ばし中。
アカミノイヌツゲの赤い実,少なくても目立ちます。
9
アカミノイヌツゲの赤い実,少なくても目立ちます。
葉の形がなごむヤハズハンノキ。弥陀ヶ原にいっぱい生えてます。
7
葉の形がなごむヤハズハンノキ。弥陀ヶ原にいっぱい生えてます。
一ノ岳の登りの手前 河原 と呼ばれるあたりに来ました。ガス濃いです。
9
7/1 11:06
一ノ岳の登りの手前 河原 と呼ばれるあたりに来ました。ガス濃いです。
鍋割の雪渓のところで今日は引き返しです。ガスが濃く,向こうから来られるハイカーさんに気づきませんでした。
11
7/1 11:41
鍋割の雪渓のところで今日は引き返しです。ガスが濃く,向こうから来られるハイカーさんに気づきませんでした。
最初のケルンに戻ってきました。朝よりいっそうガスが濃くなり,雨もぽつぽつと。
8
7/1 12:18
最初のケルンに戻ってきました。朝よりいっそうガスが濃くなり,雨もぽつぽつと。
無量塚(人工の宗教遺跡です)の脇を通過。昨年まではぎりぎり残っていた「無量塚」の木札は今年は姿がみえません。近年は塚とは道の逆側に間違って設置されたりしていました。これが無量塚だと知る人がいなくなるのではないかと危惧します。
10
7/1 12:23
無量塚(人工の宗教遺跡です)の脇を通過。昨年まではぎりぎり残っていた「無量塚」の木札は今年は姿がみえません。近年は塚とは道の逆側に間違って設置されたりしていました。これが無量塚だと知る人がいなくなるのではないかと危惧します。
遊歩道の分岐のところ,表示が各種更新されてました。昔の東北自然歩道の表示(元の杭に表示)はもう過去のものに。
10
7/1 12:25
遊歩道の分岐のところ,表示が各種更新されてました。昔の東北自然歩道の表示(元の杭に表示)はもう過去のものに。
天然記念物標柱を通過。誰も歩いてません。
10
7/1 12:31
天然記念物標柱を通過。誰も歩いてません。
お兎様にご挨拶して中の宮さんにお参り。
16
7/1 12:48
お兎様にご挨拶して中の宮さんにお参り。
月山本宮 と書いてある鳥居に,また参りますとあいさつ。
11
7/1 12:48
月山本宮 と書いてある鳥居に,また参りますとあいさつ。
駐車場わきのタニウツギ。さすが月山様,道中,全くお花が途切れませんでした。今日もいっぱいのお花をありがとうございました。
17
駐車場わきのタニウツギ。さすが月山様,道中,全くお花が途切れませんでした。今日もいっぱいのお花をありがとうございました。
レストハウス脇の自販機は設置されていません。このままだと,早朝にここで水を調達できないのでご注意です。(中のお店では500mlペットが200円で売ってます)
10
7/1 12:56
レストハウス脇の自販機は設置されていません。このままだと,早朝にここで水を調達できないのでご注意です。(中のお店では500mlペットが200円で売ってます)
帰り道,羽黒山口二合目・大満と呼ばれる場所にある小月山(こづきやま)神社さんにお参り。この社殿は本宮が遷宮の際に移築されるらしいです。お賽銭箱,前もあったっけ?...
10
7/1 13:33
帰り道,羽黒山口二合目・大満と呼ばれる場所にある小月山(こづきやま)神社さんにお参り。この社殿は本宮が遷宮の際に移築されるらしいです。お賽銭箱,前もあったっけ?...
帰り道から今日の月山様。一日中濃い雲のなかでした。田が青いです。
9
7/1 13:49
帰り道から今日の月山様。一日中濃い雲のなかでした。田が青いです。
(おまけ)ヒメイチゲAnemone debilisの原記載文。フォン・フィッシャーという人の観察結果をツルツァニーノフという人が1855年のモスクワ帝室自然史協会誌に論文発表。標本の採取地を「シベリア」とする資料もありましたが,この文を見るとカムチャッカ西岸のチギル近郊と書いてある気がします。これと次写真との2件の貴重な19世紀の論文は,スミソニアン協会図書・文書館サイトで誰でも全文ダウンロードできまして,アメリカすげー!,となりました。記載なのでラテン語です。
11
(おまけ)ヒメイチゲAnemone debilisの原記載文。フォン・フィッシャーという人の観察結果をツルツァニーノフという人が1855年のモスクワ帝室自然史協会誌に論文発表。標本の採取地を「シベリア」とする資料もありましたが,この文を見るとカムチャッカ西岸のチギル近郊と書いてある気がします。これと次写真との2件の貴重な19世紀の論文は,スミソニアン協会図書・文書館サイトで誰でも全文ダウンロードできまして,アメリカすげー!,となりました。記載なのでラテン語です。
(おまけ)エゾイチゲAnemone soyensisの原記載文。フォーリー神父が日本で採取しパリで保管されていたキンポウゲ科の標本にボワシエという人がかたっぱしから名前をつけていった論文を,1899年のボワシエ標本館紀要に発表。標本採取地は「宗谷岬」と「Asuriyama(小樽の朝里山)」となっています(参考:角田,1992:フォーリー神父植物採集年譜,「植物分類,地理」誌)。
10
(おまけ)エゾイチゲAnemone soyensisの原記載文。フォーリー神父が日本で採取しパリで保管されていたキンポウゲ科の標本にボワシエという人がかたっぱしから名前をつけていった論文を,1899年のボワシエ標本館紀要に発表。標本採取地は「宗谷岬」と「Asuriyama(小樽の朝里山)」となっています(参考:角田,1992:フォーリー神父植物採集年譜,「植物分類,地理」誌)。
(おまけ)エゾイチゲとヒメイチゲは別種であると明確に表現したZimanほか(2004,植物研究雑誌)の論文。HとIがそれぞれの総苞葉の図示です。
11
(おまけ)エゾイチゲとヒメイチゲは別種であると明確に表現したZimanほか(2004,植物研究雑誌)の論文。HとIがそれぞれの総苞葉の図示です。
(おまけ)こちらは,イギリス国立Kew植物園のコレクションにあるヒメイチゲの標本。著名な採集家でいらした古瀬 義(みよし)氏が菅平で採集したと書かれています。左下にはこの標本の葉を使ってDNA解析がなされているとのシールも。エゾイチゲのDNAとどのくらい違うのか,情報があったら知りたいものですー(沼
これもネットで簡単に見られ,研究機関もデジタル技術もすげー!,ってなってます(;^_^A
8
(おまけ)こちらは,イギリス国立Kew植物園のコレクションにあるヒメイチゲの標本。著名な採集家でいらした古瀬 義(みよし)氏が菅平で採集したと書かれています。左下にはこの標本の葉を使ってDNA解析がなされているとのシールも。エゾイチゲのDNAとどのくらい違うのか,情報があったら知りたいものですー(沼
これもネットで簡単に見られ,研究機関もデジタル技術もすげー!,ってなってます(;^_^A
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する