高妻山

2025年07月19日(土) [日帰り]

• GPS: 07:34
• 距離: 12.6km
• 登り: 1,435m
• 下り: 1,407m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:23
• 休憩: 1:12
• 合計: 7:35

距離 12.6km 登り 1,435m 下り 1,407m

8:00 戸隠キャンプ場ウェルカムハウス
8:07 戸隠牧場入口
8:20 弥勒尾根コース分岐
8:26 ゲート
9:02 滑滝
9:14 9:16 帯岩
9:20 9:26 氷清水
9:38 9:44 一不動避難小屋
9:46 9:47 一不動
9:53 二釈迦
10:03 10:04 三文殊
10:16 10:17 四普賢
10:31 五地蔵
10:33 10:34 五地蔵山
10:35 10:42 六弥勒
10:50 10:51 七薬師
11:14 八観音
11:27 11:28 九勢至
12:15 12:16 十阿弥陀
12:18 12:52 高妻山
12:55 十阿弥陀
13:19 九勢至
13:25 八観音
13:49 13:55 七薬師
13:59 六弥勒
14:40 弥勒尾根1596ｍ点
15:00 ブナ仙人
15:16 15:20 弥勒尾根入口
15:28 弥勒尾根コース分岐
15:35 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

キャンプ場入口に、登山者用の広い無料駐車場あり。
ただし登山者以外も多く使用しているようで、土曜の0730でギリギリ駐車できた。

コース状況／危険箇所等

キャンプ場から一不動へ直登する登山道は、ほぼ沢の中に付けられている。渡渉が多く、沢そのものが登山道になっている箇所もたり、また滑滝や帯岩は滑りやすい。雨天後はかなり注意を要するだろう。

その他周辺情報

戸隠そばを出す店は15時には閉まっていることが多い。
立ち寄り湯は近くになさそう。森林（もくもく）囃子は地元の方向けの市の施設、500円。長野市方面に車で出るのであれば良い。

写真

7/19 8:09

広々としたキャンプ場の奥に立ちはだかる戸隠山の峰々。最低鞍部が、一不動。

7/19 8:28

登山道は、大洞沢の中に付けられており、何度も沢を渡る。

7/19 8:47

7/19 8:50

7/19 9:02

一枚岩を流れ落ちる、滑滝。脇を鎖で登るが、滑りやすい。

7/19 9:11

7/19 9:13

帯岩は、迂回せず、鎖をつたって横断するルート。

7/19 9:14

7/19 9:15

7/19 9:16

7/19 9:17

7/19 9:17

帯岩を流れ落ちる不動滝の頭。

7/19 9:21

氷清水は本当に氷水のように冷たい。どこから来るのか不思議だ。休憩と水分補給は是非ここまで待とう。

7/19 9:25

7/19 9:25

7/19 9:29

7/19 9:37

一不動の避難小屋。

7/19 9:45

小屋から少し上がったところに、一不動。

7/19 9:53

7/19 9:53

飯縄山を右手に見ながら。

7/19 9:58

振り返る、九頭竜山。
戸隠表山は、まさに壁である。稜線の登山道の足元はスッパリ切れ落ちている。

7/19 9:59

左手の樹間から、すっくと立つ高妻山。

7/19 9:59

7/19 10:03

このあと四普賢を見落とした模様。

7/19 10:11

7/19 10:25

振り返る戸隠山の向こうに、北アルプスの峰々。

7/19 10:25

槍・穂高連峰。

7/19 10:27

7/19 10:30

五地蔵山頂は、この先の登山道沿い。

7/19 10:33

五地蔵山頂より、黒姫山、奥に妙高山。

7/19 10:35

六弥勒は小広場。弥勒尾根への登山道が合流する。

7/19 10:45

六弥勒から戸隠裏山、高妻山本峰へ。

7/19 10:51

ひと歩きで七薬師。木陰で、吹き上げる風が涼しく、休憩するならこちらが良い。

7/19 11:13

昔の本では、七観音・八薬師とされていた。

7/19 11:16

近づいてくる、高妻山本峰。どんどん歩ける。

7/19 11:21

7/19 11:21

7/19 11:23

7/19 11:26

九勢至で、本峰がバーンと目の前に。

7/19 11:27

山頂への道筋がよく見える。ここから見える以上に、最後は急登だ。

7/19 11:29

7/19 11:35

7/19 11:35

7/19 11:43

笹の間の登山道が、だんだん急に。

7/19 11:43

幾何学的文様。

7/19 11:56

最後の急登は、我慢して登るのみ。

7/19 12:11

最後の急登は流石にこたえるが、視界の先にぽっと青空が開けると、平坦な頂上部に出る。

7/19 12:15

十阿弥陀！だが山頂はまだこの先だ。

7/19 12:16

岩稜を越えて。

7/19 12:19

高妻山山頂。飛騨山脈方面、北信方面は遮るもののない絶景。

7/19 12:33

白馬から穂高までが一望できる。

7/19 12:34

頚城三山。

7/19 12:35

この先は、十一阿閦（あしゅく）、十二大日と続き、乙妻山に至る。日本海も見える？

7/19 12:39

深田百名山、73座目。

7/19 12:41

白馬大雪渓と、白馬三山。

7/19 12:49

7/19 13:19

7/19 13:30

7/19 13:54

昨秋登った、火打、妙高。こんなに近いんだ！と思った峰へ、半年後に。

7/19 13:56

7/19 14:15

弥勒尾根からの下山路。上部は笹の中で眺望が良い。

7/19 15:00

ブナ仙人。

7/19 15:04

終盤は紅葉樹の中を気持ちよく降る。

7/19 15:20

最後に沢を渡って牧場へ。

7/19 15:39

キャンプ場内に登山届ボックスあり。

7/19 15:50

生き返る、牧場の牛乳ソフト。

撮影機器：

iPhone 15 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック

感想

げん

三連休の初日がふっと空いたので、例によって前夜決定の山行。手元の未踏山リストから、日帰りできる高妻山を選んだ。
かつては牧場だったと思われる広いキャンプ場を抜けて、沢を渡りながら稜線へ向かう。水のある道は気が楽だ。沢を渡り、滝を伝い、沢水で顔を洗い喉を潤す。日当たり良い谷には様々な花が咲き誇る。氷清水は本当に冷たくて、力が沸いた。
戸隠表山の稜線は、戸隠高原と飯綱山、黒姫山、妙高山と並ぶ顕著な火山を眺め、眼下の切れ落ちた絶壁に爽快感を覚えながら、ひとつひとつ、古い石仏をめぐっていく。
裏にそびえる高妻山は、前山に阻まれて戸隠の里から見えないのが残念なくらい、立派な山容。歴史ある戸隠山ではなく、高妻山を百名山に選んだ深田久弥になるほどと思わせられる。コースタイムを感じさせないくらいどんどんと近づいて行け、最後の急登もひと頑張りで、頂稜部に達した。北アルプスの長い稜線が見渡せ、昨秋登った頚城三山も手が届く距離。絶景である。
戸隠にはガールスカウトのキャンプセンターがあり、祖母が、また母は今年も、夏に子供たちを引き連れて通ってきたところ。もう少し余裕がある毎日なら、前日入りしてキャンプ場で久しぶりにテントを張り、翌朝からじっくり登って、下山後の戸隠そばも堪能したかったところ。