梅雨明け・盛夏の信州百巡り�◆�富士見台（萬岳荘より富士見台〜神坂山周回）
長野県
岐阜県
さとなお
satoyu100
体力度について
- GPS
- 01:56
- 距離
- 3.3km
- 登り
- 212m
- 下り
- 214m
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| 天候 | 曇り・ガスのち時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・長野県側（園原IC付近）から萬岳荘へのアクセス林道（恵那山登山道・広河原口経由）は途中のゲートで工事のため通行止め、岐阜県側（中津川ICより；来年以降は神坂PAのスマートICからアクセス可能に）から迂回する必要あり |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・萬岳荘〜神坂小屋〜富士見台：よく整備されたハイキング道（取付きは簡易舗装)、要所に案内標識も完備、特段の不明瞭箇所等なし ・神坂小屋上〜鞍部〜神坂山〜萬岳荘：全般にトレースが薄め、一部複数の踏み跡が輻輳する不明瞭箇所あり（特に神坂山頂直下は藪深く、下りは足元に隠れた段差や岩でスリップせぬよう注意…） |
| その他周辺情報 | 中津川温泉・ゆぶねさわにて日帰り入浴（休日大人1,100円、夜10時まで営業／サウナ・露天風呂・食堂・休憩室あり） |
写真
午後の2座目登山、登山口までの移動・運転でだいぶ苦労しましたが、何とか午後2時過ぎ萬岳荘手前の駐車スペース着。いざ、遅めのお替わり山行スタートです。
中央アの左に、信州〜飛騨方面の高山が見えてきました。君の名は？（※帰宅後に地図で調べてみると、乗鞍や北アルプス前衛の山々はもう少し左で、どうやら鉢盛山あたりが見えていたようです。）
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萬岳荘でジュース休憩、午後4時10分過ぎ、無事出発点の駐車場帰着。この後はすぐ近くの馬籠宿プチ観光後、お楽しみの日帰り温泉へGo！
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折角なので、登山口に近い国際観光地・馬籠宿へ。ムスコ君は人生初訪問ですが、小生が先年訪れた時より国際化が進み、ガイジンさんもドッと増えた感じです…
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感想
午前中に1座目・大川入山からサクッと下山後、恵那山反対側に位置する次なるターゲット・富士見台高原への信州側からのショートカットに失敗した我々は、失意のうちに園原ICへ戻り、再び中央道へ。目指す神坂峠のちょうど真下を貫く恵那山トンネルを時速80kmの高速で通り抜け、中津川ICから約10km弱国道を引き返す形で、ようやく岐阜県側のアクセス林道入口・神坂集落へ。ここはインバウンド客で大賑わいの国際観光地・馬籠宿の入口でもあり、来年以降はすぐ近くの神坂PAからスマートICで便利にアクセス可能となる予定ですが、火急の旅人?である我々はその恩恵に与ることなく、狭い林道をひたすら進んでいきます。下ってくる多数の自家用車と路肩スレスレの神業的スライドを重ね（特に岐阜ナンバーの方々は運転テクも高い上、皆さんとても親切！)、結局治部坂高原から2時間近くを要し、ようやく登山口の萬岳荘手前の駐車場に到着。午後2時20分過ぎ、遅めのお替わり山行スタートです。
以降のコース中詳細は本文・写真キャプション記載の通りで、この時間になっても引っ切りなしに下山してくる軽装のハイカー達（中には裸足で歩いている猛者!?も…）と慌ただしくスライドして挨拶を交わしつつ、ハイウェイのような歩きやすい簡易舗装のハイキング路を緩やかに登っていきます。四周の展望も素晴らしく、午前中の大川入山以上に伸びやかな笹原の山々、遠くにアルプスの峰々を眺めながら、片道40分弱で小高い丘のような山容の富士見台山頂に呆気なく到着。上空は青空ながら、いつしか周囲は山腹から湧き上がるガスに閉ざされ、贅沢にも半袖Tシャツでは寒いぐらい…。記念写真を撮り、2座目踏破のご褒美・フルーツゼリーを胃に流し込んで早々に下山開始します。
さしたる苦労もなく、このまま往路をピストンしたのではこのお山に失礼かも…とヤマラーの血が騒ぎ、急遽計画変更、帰路はすぐお隣に位置する「神坂山」なる立派な山名の顕著なピークを周回することに現場で決定。遠くから眺めた限りでは、笹原に気持ち良いトレイルの伸びるステキなコースに見えたのですが、実際に足を踏み入れると、想定外の濃い笹ヤブに悪戦苦闘…。やっとの思いで小岩峰に小さな山名板の立つ神坂山頂に辿り着くも、ムスコ殿は疲労困憊、折角の信州百2座のステキな景観や思い出が上書きされた感じで、少々残念なラスト1座となりました😰。ともかくも、深いヤブに覆われたトレースを苦労して下り、神坂小屋上部の分岐から都合約40分の苦行を経て、午後4時過ぎにようやく出発点の萬岳荘に帰り着きます。我々父子のあまりの疲弊ぶりに、小屋のオヤジは恵那山をロングで往復してきたのかと思った由でしたが、富士見台だけでは物足りず神坂山を往復してきた、と正直に明かします。小屋で買ったPETボトルの冷えたコーラを流し込み、クールダウンを図りつつ同氏に尋ねると、神坂山周辺コースの草刈りを何回も申し入れているものの対応が遅れ、訪れるハイカーも少ないため、ヤブ化が進んでしまっている由。さもありなん、と思いつつ小屋を辞し、今や車もガラガラの駐車場をそそくさと後にします。
帰路はスライドする車もなく快適に林道を愛車で駆け下り、神坂山でのモヤモヤした思いを吹っ切ろう、と国際観光地・馬籠宿に寄り道します。時刻は午後5時を回り、多くの観光スポットや飲食店は店仕舞いながら、日中は溢れていたインバウンド主体の観光客もほとんど引き揚げる中、時代劇に出てきそうな旧街道宿場町の風情をシッポリと味わい、土産物も買い込んでまずは満足。ここから僅かなドライブで、長い1日の最後の締め・中津川温泉「ゆぶねさわクアリゾート」へ。比較的リーズナブルな料金で露天風呂含め歴史ある天然温泉やサウナがゆったり楽しめ、山の汗をスッキリ流した後、夕食も済ませて一路東名経由で帰途につこう、と目論み食堂へ向かうと、案の定長蛇の列で相当の待ち時間見込み…😭。今次ツアー約4度目の失意を味わいつつ、父子揃って空腹に耐えかね、中津川市内の飲食店を目指すことに。すると、ムスコ殿のスマホ検索で早速Googleが地元の人気食堂「たつ家」を素早く案内してくれ、質・量にコスパいずれも花丸の料理に「さすがGoogle先生！」と大いに感動。デジタル全盛時代の便利なツールは使わにゃ損…🙌。市内のGSで愛車にも東京へ帰れるだけのガソリンを食わせ、すっかりお馴染みの中津川ICから中央道、更に東海環状線〜新東名と渋滞フリーで順調に進み、与党惨敗の参院選開票速報を聞きつつ平均時速130km近くで愛知・静岡西部を快調に走り抜けます。静岡市街手前でさすがに蓄積した心身の疲労から睡魔との闘いが劣勢となり、たまらず静岡SAにピットイン。ここで小休止の後、更に100km余り先の神奈川西部・中井PAにて2度目の休憩・仮眠取り、日付も変わった月曜（海の日）午前1時過ぎ、長旅を終えてようやく自宅に帰り着きました。東名経由だと距離的には明らかに遠回りながら、渋滞もほとんどなく走りやすい上、帰路はしっかり高速道深夜割引の恩恵も受けられ、往路の中央道途中通行止め“悲劇”のリベンジも叶った気分です！
当方は久し振りの父子ツアーで、孤独や不安を感じることなく途中の感動も落胆も共有でき、有難く感じました。一方のムスコ殿は今回のハシゴ山行のハードな行程と、約800kmの道程を1人で運転し抜いた小生のタフさに呆れて舌を巻いており、暫くは再度のお誘いにも応じてくれないかも…😅。ともあれ、夏の高原・高山歩きの気持ち良さは再認識してくれたようなので、次回はもう少し緩めの山歩き＋温泉・名所旧跡ツアーに誘い出してみるか…と目論む小生でありました。
［R7. 7/22・satonao1記す］
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ウチの父娘ツアーは、軟弱なウォーキングでさえ、「あと何分？」、「早く帰ろうよ」などとうるさいです。
文句を言うのなら、ついてこなければいいのですか、現地で美味しいものが食べれるから付いてくるようです。
個人的には、早くカワイイ孫の手を引いてハイキングに出かけられれば…とも思うのですが、これも親の一方的なワガママでしょうか…!?。お互い、自らの未踏のピークハント・ロングハイクの欲望は時に抑え込みつつ、まずは貴重な親子ハイクなど楽しんでいきましょう！
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