恒例夏遠征�△泙燭泙振豺圓陵�尻山
北海道
はるひよ
その他1人 
体力度について
- GPS
- 07:56
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,585m
- 下り
- 1,585m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 7:46
| 天候 | 曇り、霧、爆風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
覚えていないほど |
写真
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感想
礼文を後にしてわずか1時間弱、利尻島へ無事上陸を果たしました。そして、ここは外せない！とフェリーターミナル前のレンタバイク屋さんへ駆け込み、無事スクーターを借りることが出来ました。これでかなり行動効率が上がるので一安心。
まずは宿泊先である「ゆーに」に向かいます。そこはとても快適なキャンプ場です。テントがないのでバンガローを借りますが、2人で6500円と最近の北海道の宿価格からすると破格値です。ただ、ほぼ100で虫が出ます。
その後はセコマで明日の朝昼食を購入し、一度登山口である利尻北麓野営場までバイクで行ってみます。借りれなかったら徒歩でしたが、これが長い。坂だし。
往復1時間は短縮出来たかな〜＼(^o^)／
晩はキャンプ場内で管理人さんがやっているキッチンカーでビールとお弁当、おつまみを購入出来ましたので楽でした。食事後向かいにある利尻富士温泉でスッキリ。先日の疲れもあり、20時過ぎには寝てしまいました。
翌朝、この日は16時台のフェリーに乗るため4時半にバンガローを出発。曇天〜小雨という生憎の天気ですが登山口には大勢の人が！さすが祝日。
バイクを停め、コインロッカーに泊まりの荷物を預けて登山開始します。
まだ道は薄暗いのですが意外に蒸し暑い。北の果てでこれか〜本土はどうなってるんだろう…
甘露水を1L汲んでお茶、スポドリと合わせ2L持ちます。それくらいいるって何かに書いてありましたので。
シシウドをはじめ沢山の花が咲いていて、期待が膨らみますがそれ以上に「なんか風が強すぎる」。
森の中なのに怖いくらい爆風の音が響きます（音だけ）。海に囲まれているので湿った風が遮るものなく当たるのでしょうか。
長い裾野を過ぎると徐々に勾配があがります。もう下りてくる方もいますが、みなアウターが濡れています。昨晩キャンプ場で話した方も「もう最悪です。明日幌尻岳行こうと思ってましたが靴の中まで濡れたのでやめます。」と。上は雨なのか…これはヤバいなと。
しかし、厳しかったのは雨ではなく
山上にかかる深い霧と、とんでもない暴風でした。
樹林帯を抜けると真っ白で先が見えません。途中でパン食べた展望所も横の人の顔も見にくいくらいでした。
そして上に行くほど、水滴が風によって横から当たってきます。傘がさせないし防ぎようがなくどんどん濡れていきます。
今回ズボンはワークマンの超撥水2900円を購入し、以前北岳登山をセパレートタイプにして犯したミスを取り戻したかったのですが、やはり歯が立たず。ミレーのティフォン買おうかなあ…雨さえなければ、いや雨は降ってないので想定外の水攻めに心折れます。
すごい規模のお花畑もガスでかすみ、山頂真下のキレットはあまりに危険な風が吹いていて下りてくる人が何人も飛ばされそうになってます。そしてついに「風は見えない」が常の私でしたが、ここで風は見えました。
細かい水の粒がすごい勢いで下から上に上がっています。こんな危険なところがあるとは、おどろおどろしい…
皆さん山頂では写真数枚だけ撮ってすぐ下山されます。せっかく持ってきたコーヒー、今回出番がありません。とても残念ですがあんな環境でコーヒー淹れられないので仕方ありません。
下りも湿った暴風は続き、ついに靴の中がチャポチャポと。よもや2年続けてこんなことになろうとは…なぜベストシーズンの7月は苦行になるの？
日頃どれだけ悪いことしているのか思い返したくなるほどです(TT)
とにかく早く下りたいので写真も撮らず、小屋でお昼だけさっと食べます。ここで一緒だった広島のご夫婦も「ただ登ったという名誉だけの登山」と。まさに。
遠征の難しさですね。
途中のドロドロ道ももう諦めて中央突破、なんの見どころもなく下山すると靴洗い場に行列。そりゃみんな泥まみれになりますね。
あまりに濡れて寒いのと、急ぎ下りて時間に余裕があったのでもう一度利尻富士温泉へ。ここにはコインランドリーがあるので汚れた衣類を洗って乾かせます。これは助かりました。
約1.5時間滞在し薄手の衣類が乾いたところで時間切れ。バイクを返却して、ウニ丼でも食べて帰るか〜と食堂を覗くともう閉まってます…
残念！とふと立て看板にあるメニューを見ると「ムラサキウニ丼 14000円」と。「？」となり二度見しましたが同じ。開いてても食べられませんでしたね(-_-;)
何かとても残念な1日になった感じでしたが、最後フェリー乗り場で並んでいると若い方が「今日は年1のお祭りの日で、昔行っていた送迎をしますので乗船したらデッキに出てください」と。
早速一番乗りで出てみると、数十名の地元の方が着ぐるみやハッピを着て並んでいます。手を振ると「まだ一人しか出てないけどやりますか〜」と歌と踊りの盛大なお見送りが始まりました。
そこから出港までの約20分以上、全力お見送りでとても感動しました！最後の最後にとても気持ちが満たされて、決して「かっこいい奴」ではないのですがもう一度晴れた日に来てみたいなあと思いました。登るかどうかは別ですが。
そして…
稚内市内で1泊した際に、何か顔に違和感があり鏡を見ると頬が赤くなっています。剃刀負け？と放置しましたが、翌日顔全体が赤くなりました。
柱稽古でアザが濃くなった？わけもなく、他にも手や腕も肌に小さい水疱が。「まさか！」と調べると、明らかに「漆かぶれ」です。
そう言えばツタウルシがあったかと。しかし最大の原因はその木についた水滴が暴風で飛んできて、肌を露出している箇所をことごとく濡らしたことと思われます。
この炎症は日に日にひどくなり、仕事復帰した今でも。
ツンデレの利尻島でしたが、まさかこんなお土産をいただけるとは。「顔どうした？」と質問されるたび説明せねばならず、治癒するまで思い出に浸り続けます。
この影響もあり、道北でもう一座の企みもなくなりましたのでのんびり鉄分補給や観光しながら帰路に着きました。
これで北海道の日百が終わり、足掛け6年に渡る北遠征は一旦終了です。悪天だったところは再訪も、と思いましたが利尻山、幌尻岳… ないかなあ。
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礼文編で前フリがあったので・・このところ山ではアンラッキーが続いてたので、まさか今回も？と思ってましたが、今回は最後の最後まで災難でしたね〜！
ウルシの水滴なんて想像もしてませんでしたわ！
気分転換してこれに懲りずに山行を楽しみしましょうね！
やはり今年も苦行、しかも年々厳しい内容になってきてます…
未だ炎症はピークの状態が変わらず 私用が原因で仕事にも支障が出ており周りにも迷惑かけてます。
これまでのスタイルを変えていかねばならない岐路に立っているのではとか色々考えてしまいますね〜
よっ、日本一カッパの似合う男！(^^)
いやいや失礼。
恒例の北海道遠征、今年も苦行だったみたいですけど、夢の礼文、利尻、うらやましい限りです。
第三者からは、素晴らしい雨風泥んこレコで大変楽しかったですよ。
ありがとうございます。(^^)
蔦漆ですか？
僕もメチャクチャ弱くて、小学生の時はカブトムシを獲りに行くたびに顔が変形するほどでした。痒いしね。かくと広がるしね。
その土産だけは要りませんわ。(^^)
今回は移動からして大変でして（LCCしか使わないので💦）とにかく体力削られる遠征となりました…。仕込みじゃないのが不思議です。
ガスガスだと山頂の標識入れ替えればどこでもいい気がしてきました。風景一緒だし〜
ツタウルシ、恐ろしい状況が続いています…この年のオヤジが顔腫らしてると 世間の目もつらいっす！
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