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Yamareco

記録ID: 845616
全員に公開
ハイキング
奥武蔵

有間川源流探訪〜有間山稜〜バラ尾根

2016年04月12日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:32
距離
15.5km
登り
1,465m
下り
1,467m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:40
休憩
0:52
合計
7:32
9:41
89
落合
11:17
11:30
56
12:26
12:30
41
林道日向沢線下
13:21
13:30
6
13:46
13:47
18
14:05
14:07
7
14:14
14:19
28
14:47
14:54
39
17:13
落合
天候 はれ
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
有間川渓流釣り場に駐車。駐車料300円だが、平日で空いているし登山者ならと、無料にしていただいた。
コース状況/
危険箇所等
有間川源流(日向沢/白岩沢):有間川林道終点から本流沿いの山道を辿ると、標高1000mあたりで本流を離れて左手の山腹を巻きながら登るようになる。これが50号鉄塔に至る道で、良く踏まれており赤テープも多く、メインルートとなっている。この道に入らず、本流沿いに進む弱い踏み跡をゆくと、間もなく右手上方に林道が見える。これは日向沢線だろう。思ったより沢のすぐ近くまで延びて来ているので簡単に上がることができる。ここから先は道がなくなる。地形図上には点線が続いているが、実際は廃道である。かすかな踏み跡らしきものは交錯するが、両岸はザレた急斜面となるので、沢床を忠実に辿るほうがよい。幸い穏やかな渓相で、滝らしい滝もない(但し下降ルートとするのはお勧めしない)。稜線直下に踏み跡があったので右に辿ると、有間山稜からの登山道に出た。なおこの有間川本流源流部の名称だが、日向沢と呼ぶ場合と白岩沢と呼ぶ場合があるようだ。奥多摩側大丹波川源流にも日向沢があるので混乱する。さらに有間峠・仁田山から流れ下る支流を白岩沢とする文献もある。どちらが正しいのだろうか。

バラ尾根:登路とする場合は、特に問題なくタタラノ頭に出るが、下降路とする場合は多くの仕事道が分岐しているので注意が必要。バリエーション入門ルート。
名栗湖から有間山稜と蕎麦粒山
2016年04月12日 09:25撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 9:25
名栗湖から有間山稜と蕎麦粒山
ミヤマキケマン
2016年04月12日 09:46撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 9:46
ミヤマキケマン
美しい山の芽吹き。最高の季節到来!
2016年04月12日 09:51撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 9:51
美しい山の芽吹き。最高の季節到来!
モミジイチゴ
2016年04月12日 09:57撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 9:57
モミジイチゴ
ヤマザクラ
2016年04月12日 09:58撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 9:58
ヤマザクラ
キブシ
2016年04月12日 10:40撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 10:40
キブシ
堰堤越えの崩壊地。以前より歩きやすくなった
2016年04月12日 11:15撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 11:15
堰堤越えの崩壊地。以前より歩きやすくなった
コガネネコノメ?
2016年04月12日 11:18撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 11:18
コガネネコノメ?
ヤマエンゴサク。上品な色合いがいい
2016年04月12日 11:23撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 11:23
ヤマエンゴサク。上品な色合いがいい
ハナネコノメ
2016年04月12日 11:29撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 11:29
ハナネコノメ
ニッコウネコノメですかね
2016年04月12日 11:32撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 11:32
ニッコウネコノメですかね
2016年04月12日 12:01撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 12:01
ハシリドコロ
2016年04月12日 12:03撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 12:03
ハシリドコロ
バイケイソウとハシリドコロのオンパレード。シカが食べない毒草だからでしょうかね
2016年04月12日 12:04撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 12:04
バイケイソウとハシリドコロのオンパレード。シカが食べない毒草だからでしょうかね
支流にもテープと踏み跡があるがロープが張ってある。50号鉄塔へはここから左へ斜上
2016年04月12日 12:13撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 12:13
支流にもテープと踏み跡があるがロープが張ってある。50号鉄塔へはここから左へ斜上
本流に戻る。こちらにも目印あり
2016年04月12日 12:25撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 12:25
本流に戻る。こちらにも目印あり
右手すぐ上に林道が見える。ここから先は道なき道
2016年04月12日 12:27撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 12:27
右手すぐ上に林道が見える。ここから先は道なき道
谷は狭まり源流の様相。悪場はない
2016年04月12日 12:38撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 12:38
谷は狭まり源流の様相。悪場はない
小滝もあるが簡単に越える
2016年04月12日 12:42撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 12:42
小滝もあるが簡単に越える
残雪が出てきた
2016年04月12日 12:51撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 12:51
残雪が出てきた
傾斜が増す
2016年04月12日 12:56撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 12:56
傾斜が増す
左手斜面に赤布発見。しかし滑落が怖くて近寄る気にならない
2016年04月12日 12:58撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 12:58
左手斜面に赤布発見。しかし滑落が怖くて近寄る気にならない
そのまま雪渓沿いに詰める
2016年04月12日 12:58撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 12:58
そのまま雪渓沿いに詰める
稜線が近い
2016年04月12日 13:03撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 13:03
稜線が近い
オハヤシの頭に出る
2016年04月12日 13:16撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 13:16
オハヤシの頭に出る
蕎麦粒山
2016年04月12日 13:21撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 13:21
蕎麦粒山
日向沢ノ峰
2016年04月12日 13:21撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 13:21
日向沢ノ峰
51号鉄塔から小持山・大持山
2016年04月12日 13:46撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 13:46
51号鉄塔から小持山・大持山
棒ノ嶺
2016年04月12日 13:59撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 13:59
棒ノ嶺
仁田山山頂。展望はないが割と好きな山頂
2016年04月12日 14:06撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 14:06
仁田山山頂。展望はないが割と好きな山頂
これから目指すタタラノ頭
2016年04月12日 14:14撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 14:14
これから目指すタタラノ頭
有間峠からは名栗湖が見える
2016年04月12日 14:16撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 14:16
有間峠からは名栗湖が見える
タタラノ頭に到着
2016年04月12日 14:47撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 14:47
タタラノ頭に到着
バラ尾根は直角に右折。バリエーションルート入口であり、標識はない
2016年04月12日 14:48撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 14:48
バラ尾根は直角に右折。バリエーションルート入口であり、標識はない
左手に林道逆川広河原線が見えたところで杉林の中を下ると楽
2016年04月12日 15:08撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 15:08
左手に林道逆川広河原線が見えたところで杉林の中を下ると楽
林道を回り込むとバラ尾根に乗る明瞭な踏み跡がある
2016年04月12日 15:13撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 15:13
林道を回り込むとバラ尾根に乗る明瞭な踏み跡がある
林道大名栗線に出る。直進すると崖になっているので手前右手から下る
2016年04月12日 15:42撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 15:42
林道大名栗線に出る。直進すると崖になっているので手前右手から下る
バラ尾根入口。「滝の入」の標識
2016年04月12日 15:45撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 15:45
バラ尾根入口。「滝の入」の標識
尾根筋はアセビが多い。これもシカが喰わないからか
2016年04月12日 15:51撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 15:51
尾根筋はアセビが多い。これもシカが喰わないからか
標高850mあたりは平坦になっていて雰囲気がよい
2016年04月12日 15:55撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 15:55
標高850mあたりは平坦になっていて雰囲気がよい
ミツバツツジが盛り
2016年04月12日 16:00撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 16:00
ミツバツツジが盛り
伐採地に出る
2016年04月12日 16:33撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 16:33
伐採地に出る
2016年04月12日 16:41撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 16:41
伐採地の林道を下ると舗装路に。いったん右に進んでみたが遠回りになりそうなので引き返して左折
2016年04月12日 16:50撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 16:50
伐採地の林道を下ると舗装路に。いったん右に進んでみたが遠回りになりそうなので引き返して左折
ここから尾根に戻る
2016年04月12日 16:57撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 16:57
ここから尾根に戻る
広い林道に出た。左に行けば渓流釣り場に出る
2016年04月12日 17:03撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 17:03
広い林道に出た。左に行けば渓流釣り場に出る

装備

個人装備
グローブ 防寒着 雨具 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図 コンパス ヘッドランプ GPS ストック ロープ
備考 源頭部は落石が起こりやすい斜面。ヘルメットを持参するべきだった。

感想

久しぶりに(といっても2か月ぶりですが)有間山域を歩きたくて出かけました。急速に春になっていて、林道沿いはすでに花の盛り。雪を踏んで歩いていたのがウソのようです。さて今回は有間川本流沿いの廃道を探索してみることにしました。50番鉄塔への道はよく歩かれているようですが、その先の源流は踏み跡が消え残雪も出て来て不安になります。しかし幸いにも悪場のない穏やかな沢で、源頭部の美しい自然林を楽しみながら、無事日向沢ノ峰に辿り着くことができました。
下山は有間山稜をタタラノ頭まで縦走します。下り始めてすぐ、単独行の青年とすれ違いました。棒ノ嶺まで歩くそうです。健脚!
タタラノ頭からはバラ尾根を下りました。以前登路に取ったことはありますが下降は初めてです。登った時はバリエーションとしてはよく歩かれている簡単な尾根だと思いましたが、下ってみると仕事道が錯綜し明瞭な尾根もいくつか分岐しているので、GPSなしで読図しながら下るのは結構大変だろうと思いました。

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コメント

単独行の青年!
お会いしたのは私です。 
バリエーションルートですか。 すごいですねsign01sign01
またどこかでお会いできると良いですね。
2016/4/14 1:15
Re: 単独行の青年!
やはりヤマレコ会員の方でしたか。何となくそんな気がしました。
最近はこの山域のマイナールートを探索しています。地味ですが…
それよりnoko78さん、猿倉から唐松まで1日ですか‼私とカミさんは2日がかりで歩いたのに。新星現るですね。
2016/4/14 11:21
Re[2]: 単独行の青年!?
奥様も不帰嶮に行かれたのですか!  すごいですね!  家の妻では無理だと、怒られますよcoldsweats01
2016/4/18 23:43
Re[3]: 単独行の青年!?
15年も前の若かりし頃です。年々バランスが落ち高所恐怖症が悪化しているのでもう無理だろうと申しております。岩稜ルートは若いうちに登っておいた方がいいですよ。
2016/5/3 11:58
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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