御嶽山 中の湯6合目



- GPS
- 09:32
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,336m
- 下り
- 1,357m
コースタイム
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 9:30
天候 | 快晴→曇り→雷雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前夜の降雨により木段が濡れていて滑りやすかった |
写真
装備
備考 | 熊スプレー、ヘルメット |
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感想
初めての御嶽山。早朝スタートしたかったため始発8時30分のロープウェイを諦め、歩行距離が長い6合目付近、中の湯駐車場で車中泊。夜中に到着した時には私を含め3台しか居ませんでした。少し寝坊して5時40分スタート。陣馬形山でクマ🐻に遭遇してから超恐怖症、誰も登っていない早朝は特に怖いのでこれくらいが安心です。天気は快適、標高1820mなので涼しくて快適ですが、木段が濡れていて膝クッションがすり減ったアラフィフ夫婦には難関。しばらく木段、また木段、ずっと木段、木段を敷いてくれた方々には感謝ですが…キツイですまあまあ。黙々と歩き続け、ガサガサっと聞こえる度に熊🐻に怯えながらいくつかの山小屋を通過。気温が上昇してキツくなってきたその時、前後の景色が開けました。背後には中央アルプスと雲海、目前には快晴の御嶽山が!疲れを全て忘れる絶景です。それから石像もスゴいですね。信仰の山というのは調べて知っていましたが、これほど無数の石像を見るのは初めてですし、これどうやって運び設置したのか興味が湧きます。ヘリコプターで運ぶにしても気の遠くなる作業だと思いますが、古く歴史のある石像は人力で運んだのでしょうか。色々想像しながら景色を眺めながらゼイゼイ言いながら森林限界に入り、岩を越え、やっと石室山荘へ。山荘の方としばらくお話をしたところ、この時期は天候が荒れ雹が降ることもあるそうですが、今日は希に見る好天とのことで幸運を実感。それからこのキツい登山を毎日されているのか疑問に思ったのでお尋ねすると、一旦登ったら長期間泊まり込みされているそう。仕事とはいえ仮に山好きの方だとしても不自由や体調不良などあるでしょうから誰でも出来ることではありません。本当に感謝ですし尊敬します。ここでヘルメットを装着していよいよ剣ヶ峰へ。岩、石、ザレ場に注意しながら進むと妻のペースが落ちて息苦しいと。これまで低中高山100登頂以上してきて初めての様子なので低酸素濃度いわゆる高山病かも。そういえば私も首がちょっと痛痒い、しまった日焼け止めを忘れてた。休憩してチョコと塩ラムネを補給し、スローペースで進むことに。幸い妻の症状は回復に向かい、無理をしないよう登っていくとシェルターが目に入ってきました。現地で見ると噴火の凄まじが伝わってきますが、これ以上は何も知らない私が語るのは差し控えます。最後の階段を登り山頂に登頂!お参りをしてから御嶽神社で御朱印とお守りを授かり、記念撮影をしてからしばらく景色を堪能。少しガスがかかってきたので、名残惜しいですが次の二の池〜摩利支天山へ。しかし岩場を下り始めてしばらくするとアラフィフ膝痛の予感。二の池ヒュッテに到着した時には2人ともやっぱり膝痛🙍⤵。夕方雷雨の予報が心配なのもあり、ゆっくり向かうことは出来ないと判断し、残念ながら摩利支天山を断念。登山は無茶はしない、大人の振る舞いがマイルールですので下山することに。途中石室山荘で記念バッジを購入、我が家のコレクションボードに追加です。やがてガスが濃くなってきて振り返ると山頂が見えない程に。ハイペースで下りますが女人堂辺りで雷が鳴り始めました。前日に落雷の特番を見てしまったので膝痛より命大事で猛ダッシュ。雨も降りだし木段気を付けてと励まし合いながら、私1回、妻2回転倒。クマ🐻と雷⚡恐怖症になりそうです。雷ゴロゴロ・雨ザーザー・服ドロドロ・汗ベトベト・息ゼイゼイ・首ヒリヒリ・膝ガクガクと畳語コンテスト優勝?状態で何とか駐車場へ到着しました。最後は大変でしたが、初御嶽山は思い出に残る最高の登山でした。
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