記録ID: 8494048
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ハイキング
大雪山
思いがけず観光に終わった北海道と、山の厳しさを改めて知ったトムラウシ
2025年07月30日(水) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 11:39
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 990m
- 下り
- 988m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 10:25
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 11:34
距離 12.8km
登り 990m
下り 988m
去年から準備して1週間の北海道山登りを企んでいたのですが、雨がひどく、最初の幌尻岳で計画狂いました。
【計画】 【実績】
フェリーで苫小牧へ ←
日高の民泊に宿泊 ←
バスでとよぬか山荘から幌尻山荘へ ⇒富良野のラベンダー園⇒毛ガニ食いに千歳へ
幌尻ピストン ⇒支笏湖樽前山を途中まで冷やかし、札幌でラーメン&ジンギスカン
下山してトムラウシ温泉泊 ⇒トマムでラーメン堪能してトムラウシ温泉泊
トムラウシピストン ⇒トム平で終了
帯広泊 コレは予定通り
小樽で寿司食ってフェリーで帰る ⇒津波で欠航、函館に踵を返し、ホテルでテイクアウト寿司
新潟着、私の宿で休息 ⇒五稜郭と海辺の温泉観光、翌2時までスーパー銭湯、フェリーで3h睡眠
ゆったり高原満喫 ⇒陸路で眠気と格闘して何とか自宅
まあ、こんな感じになってしまいましたが、結果オーライだと思います。
本文に書いてますか、トムラウシはかなり厳しかったのでご注意ください。
足が速ければなんて事無いのかも知れませんが。
では。
【計画】 【実績】
フェリーで苫小牧へ ←
日高の民泊に宿泊 ←
バスでとよぬか山荘から幌尻山荘へ ⇒富良野のラベンダー園⇒毛ガニ食いに千歳へ
幌尻ピストン ⇒支笏湖樽前山を途中まで冷やかし、札幌でラーメン&ジンギスカン
下山してトムラウシ温泉泊 ⇒トマムでラーメン堪能してトムラウシ温泉泊
トムラウシピストン ⇒トム平で終了
帯広泊 コレは予定通り
小樽で寿司食ってフェリーで帰る ⇒津波で欠航、函館に踵を返し、ホテルでテイクアウト寿司
新潟着、私の宿で休息 ⇒五稜郭と海辺の温泉観光、翌2時までスーパー銭湯、フェリーで3h睡眠
ゆったり高原満喫 ⇒陸路で眠気と格闘して何とか自宅
まあ、こんな感じになってしまいましたが、結果オーライだと思います。
本文に書いてますか、トムラウシはかなり厳しかったのでご注意ください。
足が速ければなんて事無いのかも知れませんが。
では。
天候 | だいたいガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
この夏休みは、いつものメンバで去年から計画していた北海道に来ています。
25日(26日未明)のフェリーで苫小牧に入り、2泊で幌尻岳登ってトムラウシという計画でしたが、雨で出鼻をくじかれ、食い倒れツアーに主旨が変わってしまい、やっと登山です。
朝5時、短縮登山口の駐車場。本当は4時に出発したかったので既に1h遅れてます。
金かけて行った以上ピーク踏まなくては、という意識はとうになくなっています。
25日(26日未明)のフェリーで苫小牧に入り、2泊で幌尻岳登ってトムラウシという計画でしたが、雨で出鼻をくじかれ、食い倒れツアーに主旨が変わってしまい、やっと登山です。
朝5時、短縮登山口の駐車場。本当は4時に出発したかったので既に1h遅れてます。
金かけて行った以上ピーク踏まなくては、という意識はとうになくなっています。
緩くてびちゃびちゃの道をひたすら歩きます。
ただ、木道では無いですが木材で整備されているので(「ゲタ」と言うらしい)、歩きにくくは無い。
なんとなくガスが晴れそうな予感もあり、このあたりでは足が出ていた。
ただ、木道では無いですが木材で整備されているので(「ゲタ」と言うらしい)、歩きにくくは無い。
なんとなくガスが晴れそうな予感もあり、このあたりでは足が出ていた。
沢に下ってトイレブースを通過。
携帯トイレ専用なので中はキレイ。駐車場のトイレは我々は入りませんでしたが、鼻が曲がるほどの臭気の模様。携帯トイレなのに何故?という気がしましたが、突っ込まないことにしよう。
この下りは、私の感覚ではたいした事が無く、そういえば登りも、等高線から感じる感触よりだいぶ緩かった。
なんか騙されているか何かに憑かれている気がこの山行中ずっとしていたのですが、今見たら昭文社の地図は1/50,000で、アプリで見る地図も、ルートを画面に入れようと思ったら、多分縮尺がいつもの登山と倍くらい違うのだと思います。
まあ、スケールの大きい山というのは痛いほど分かったし、こんなところでバテたらそれは死人が出るかもとよくよく納得しました。
携帯トイレ専用なので中はキレイ。駐車場のトイレは我々は入りませんでしたが、鼻が曲がるほどの臭気の模様。携帯トイレなのに何故?という気がしましたが、突っ込まないことにしよう。
この下りは、私の感覚ではたいした事が無く、そういえば登りも、等高線から感じる感触よりだいぶ緩かった。
なんか騙されているか何かに憑かれている気がこの山行中ずっとしていたのですが、今見たら昭文社の地図は1/50,000で、アプリで見る地図も、ルートを画面に入れようと思ったら、多分縮尺がいつもの登山と倍くらい違うのだと思います。
まあ、スケールの大きい山というのは痛いほど分かったし、こんなところでバテたらそれは死人が出るかもとよくよく納得しました。
コマドリ沢の分岐(かつては分岐だったかわかりませんが今では曲がり角)。
このあたりでカミさんがギブ宣言。
事前に見ていたサイトの情報に従う限り、この時点で明らかにタイムオーバーなので、比較的元気なOさんにとはここで一旦別れて、我々夫婦は適当に散歩して引き返す事にしました。
このあたりでカミさんがギブ宣言。
事前に見ていたサイトの情報に従う限り、この時点で明らかにタイムオーバーなので、比較的元気なOさんにとはここで一旦別れて、我々夫婦は適当に散歩して引き返す事にしました。
ちょっと休息して登り始めると、下りの登山者とすれ違いました。早いですねと声をかけると、めまいがするので前トムで諦めたとのこと。上はガスだと言ってましたが、ナキウサギを見たというので、そこまでは行ってみることにします。
道標があり、ゴーロが出て来ます。
チングルマの最終形態があったから、雪の残るところなのでしょう。
このあたりで、ナキウサギらしい声を聞きました。
先に進めば姿見られるかもと思って歩きます。
チングルマの最終形態があったから、雪の残るところなのでしょう。
このあたりで、ナキウサギらしい声を聞きました。
先に進めば姿見られるかもと思って歩きます。
メシ食って帰ることにします。
カミさんは、熊が怖いので臭いのするものはやめようと言うので、比較的穏やかなカップ麺を事前にチョイス。
それでも作るのにはカミさんは若干の抵抗を示していました。
しかし、熊スプレー持って歩いている登山者は少なく、心配が過ぎたかなとも後で語ってました。
カミさんは、熊が怖いので臭いのするものはやめようと言うので、比較的穏やかなカップ麺を事前にチョイス。
それでも作るのにはカミさんは若干の抵抗を示していました。
しかし、熊スプレー持って歩いている登山者は少なく、心配が過ぎたかなとも後で語ってました。
上から、いかにもツアーっぽい団体が降りて来ましたが、みんな口数少なく、異常に足が速い。時間的に、ピストンでは無く旭岳方面からの縦走かなと思いました。
そういう硬派なツアーなのか、ツアー中になにかあってダンマリなのかは不明。
先頭のガイドはぶっきらぼうで、前トム通過時には足も止めず、「はいー、前トム、、、コレ、熊の歯形ー、」と、先頭の人にしか聞こえないボリュームで解説して黙々進み、みんな黙ってついて行きました。あのペースだと私もついて行きたくないな。
そういう硬派なツアーなのか、ツアー中になにかあってダンマリなのかは不明。
先頭のガイドはぶっきらぼうで、前トム通過時には足も止めず、「はいー、前トム、、、コレ、熊の歯形ー、」と、先頭の人にしか聞こえないボリュームで解説して黙々進み、みんな黙ってついて行きました。あのペースだと私もついて行きたくないな。
ここが長かった。
我々は抜かれるばかりでしたが、皆一様に、長い、疲れると言っていたように思います。
日帰りでやる山では無い、という声も複数聞きました。
南沼にテン泊する人も多いみたいでした。
私は、こんなルート2回通るのはゴメンで、次は周到に用意して旭岳から縦走だろうなと思って歩いてました。
あと、ここを歩いている人々はみんな足が達者でしたね。登山者を選ぶ山だとつくづく思いました。
我々は抜かれるばかりでしたが、皆一様に、長い、疲れると言っていたように思います。
日帰りでやる山では無い、という声も複数聞きました。
南沼にテン泊する人も多いみたいでした。
私は、こんなルート2回通るのはゴメンで、次は周到に用意して旭岳から縦走だろうなと思って歩いてました。
あと、ここを歩いている人々はみんな足が達者でしたね。登山者を選ぶ山だとつくづく思いました。
ほとんどほうほうの体で駐車場着です。
この後それほど待たずにOさんも降りて来ました。
ちゃんと整理してませんが、我々の感想は、コレまでで一二を争うしんどい登山でした。当分はリベンジする気もないです。
カミさんがリタイヤしたら(最短で13年後ですが)、たっぷり時間かけて天気の良いときにチャレンジしようかな、という感じです。
この後は昨日泊まったトムラウシ温泉(この宿はすごく良かった)で風呂入り、帯広でたらふく飲んで寝ました。
翌日は小樽からフェリーの予定でしたが、向かっている途中で、津波影響で欠航の案内があり、頭抱えながら必死に検索して、函館まで向かって青函フェリー使い、陸路で帰りました。
お疲れさまでした。
この後それほど待たずにOさんも降りて来ました。
ちゃんと整理してませんが、我々の感想は、コレまでで一二を争うしんどい登山でした。当分はリベンジする気もないです。
カミさんがリタイヤしたら(最短で13年後ですが)、たっぷり時間かけて天気の良いときにチャレンジしようかな、という感じです。
この後は昨日泊まったトムラウシ温泉(この宿はすごく良かった)で風呂入り、帯広でたらふく飲んで寝ました。
翌日は小樽からフェリーの予定でしたが、向かっている途中で、津波影響で欠航の案内があり、頭抱えながら必死に検索して、函館まで向かって青函フェリー使い、陸路で帰りました。
お疲れさまでした。
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