奥利根/楢俣川 ヘイズル沢左俣右沢

2025年08月02日(土) 〜 2025年08月03日(日)

• GPS: 13:31
• 距離: 19.1km
• 登り: 1,605m
• 下り: 909m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:30

距離 14.0km 登り 1,059m 下り 337m

7:07 林道ゲート
7:35 林道出合（四差路）
15:37 宿泊地

2日目

• 山行: 4:53
• 休憩: 0:08
• 合計: 5:01

距離 5.1km 登り 546m 下り 572m

5:50 宿泊地
9:21 9:30 小至仏山
9:51 笠ヶ岳分岐
10:12 原見岩
10:51 鳩待峠
10:51 ゴール地点

天候

1日目　晴れ→雨→晴れ
2日目　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

一台を尾瀬第1駐車場にデポ
奈良俣ダムへ移動、下山後車回収
（戸倉から奈良俣ダム間　およそ1時間）
鳩待峠からバス利用

写真

8/2 7:10

h）戸倉の尾瀬第1駐車場に車を一台デポして、奈良俣ダムに移動、林道ゲート前より出発。

※レコ内は「新版　東京起点　沢登りルート100」記載の遡行図に基づいた個人の見解となります。

8/2 7:52

h）長い林道歩き。

8/2 8:44

h）謎ゲート。ここに日米の密約を記した秘密文書が保管されているという…（嘘

8/2 8:49

h）クルマユリが群生していた。

8/2 9:03

h）林道を歩く事およそ2時間。ようやくダムの末端まで辿り着いた。

8/2 9:20

h）いきなり林道が途切れる。この先は踏み跡をたどって、雨量観測小屋のあたりから沢に降りる。

8/2 9:53

h）二俣の橋から入渓。左奥は楢俣川本流かな。この先にある前深沢や狩小屋沢も行ってみたい。だけど、この林道を今年もう1回歩くのは…凄く嫌なので来年あたり…

8/2 9:54

h）入渓してすぐに綺麗な淵。早速来て良かったと思えちゃう。

8/2 9:56

h）へつって進む。

8/2 9:58

h）序盤、遡行図に特に滝の記載は無いがゴルジュに綺麗な滝が沢山掛かっていた。

8/2 9:59

h）エメラルドグリーンの水が綺麗。うっとり〜

8/2 10:02

h）この淵は左岸バンドをたどった。

8/2 10:03

h）ゴルジュ内2段滝。釜がかなり深そうで直登はメンドくさいので右から巻き。

8/2 10:05

h）ゴルジュ内2段滝の上段。

8/2 10:13

h）美渓だなぁ…

8/2 10:14

h）ゴルジュの後のナメ地帯を抜けると

8/2 10:29

h）逆さくの字10m滝。

8/2 10:33

h）逆さくの字10m滝は右壁から取り付いてバンド状を登った。

8/2 10:35

h）続いて3m。右から。

8/2 10:37

h）ヨケド沢出合。右へ。

8/2 10:39

h）3段12mナメ滝。写真だと目にした迫力や美しさやら、感動が伝わらないなぁ…

8/2 10:42

h）3段12mナメ滝を登るbさん。

8/2 10:46

h）3段15mナメ滝。先行PTさんが見えてきました。ここは左岸を小さく巻いて登った。

8/2 11:04

h）2m滝。

8/2 11:06

h）8m滝。先行PTさん達が左壁を登攀中。

8/2 11:10

h）遡行図には左壁を登るとあるが、bさん提案で右壁を登る。ひどい苔とヌメりに気をつける必要はあるがホールドは豊富だった。

ちなみに左岸にトラロープが垂れているとの記載だったが、どこにあるか分からなかった。

8/2 11:15

h）8m滝の先は綺麗な緑色が広がっていた。

8/2 11:19

h）ミニゴルジュに入る。

8/2 11:21

h）ミニゴルジュ出口3m。東京起点沢登りルート100では倒木を利用して上がる、と記載があるが、倒木は流されてしまった模様。

8/2 11:25

h）ミニゴルジュ出口3m。hは泳いで左壁クラックに取り付いて左を登った。水流なかなか強し。

8/2 11:32

h）bさんは右壁薄かぶりのバンドから超えた。

8/2 11:36

h）多分4×6m。

8/2 11:39

h）登るbさん

8/2 11:42

h）ここもミニゴルジュ。

8/2 11:43

h）6m。白と黒の岩盤がストライプ模様を作る印象的な景観。

8/2 11:49

h）ストライプ6mは左壁から登った。出だしのスラブは足ツルツルで良い手も無く、そっと重心移動して右ガバを取りに行く。

8/2 12:02

h）2×3mと2mと記載のある滝か。

8/2 12:23

h）奥にデカいのが見えてきた。

8/2 12:24

h）15m滝。右壁が登れそうな雰囲気ではあったが…写真右手前のルンゼから巻いた。

8/2 12:29

h）ルンゼから巻き中。

8/2 12:37

h）幅広大ナメ滝12x30m。

8/2 12:38

h）大ナメ滝を登るbさん。

8/2 12:45

h）左俣・右俣出合。左俣へ。

8/2 12:45

h）こちらは右俣の4mトイ状。

8/2 12:48

h）左俣出合の9×13mを登るbさん。

8/2 12:54

h）沢床が縞々の地層になっている。

8/2 12:57

h）左俣左沢の15mが見えたら右へ。

8/2 13:11

h）2段12m。

8/2 13:12

h）2段12m下段は左から水線際を登る。

8/2 13:12

h）2段12mを登るh。

8/2 13:15

h）手足があって簡単だが高さがあるので慎重に。

8/2 13:17

h）緑色の回廊ですねぇ…

8/2 13:25

h）7×12m。確か右端から登った。
少し前から雨が降り出し、雨足が強くなった。

8/2 14:10

h）一回ザーッと降って、また晴れてきた。

8/2 14:16

h）2段20m。迫力ある見た目。

8/2 14:24

h）いくつか登路はとれそうだが、我々は左壁中央寄りを登った。

8/2 14:28

h）20mを登るbさん。

8/2 14:32

h）このあたりから岩の見た目が変わってくる。

8/2 14:41

h）第1堰堤。右から超えた。

8/2 15:07

h）トイ状2条5×7mか。また雨が降り出した。

8/2 15:15

h）トイ状5×7mか。確か左壁付近を登った。

8/2 15:19

h）似たようなトイ状が続く。

8/2 15:25

h）遡行図では端折られていて、すぐに第2堰堤まで行けそうな感じに思えるが、実際には第1～第2堰堤間は標高差150mちょっとあり、雨もあって長く感じ（実際1時間くらい歩いた）、前日の寝不足も加わって疲れてきた。

8/2 15:31

h）疲れ切った頃に第2堰堤着。

8/2 15:31

h）第2堰堤も右から巻く。

8/2 15:34

h）第2堰堤を右から登って、踏み跡をたどるとビバーク適地に飛び出た。太い薪残置つき焚き火跡が残されている優良物件。

8/2 16:37

h）寝床を作って、火を起こして酒を冷やして。直前までの雨で薪が全部湿ってて大変でしたが何とか火も確保でき。

8/2 17:42

h）持ち寄った肉を焼いて盛大に喰らう。

8/2 19:11

h）そして暮れゆく楢俣川源流。オヤスミナサイ。

8/3 5:02

h）Day2 ヘイズル沢からオハヨウゴザイマス。

8/3 5:54

h）朝飯食って寝床を撤収して身支度して。
出発です。

8/3 6:05

h）源頭の雰囲気になってきました。

8/3 6:08

h）トイ状3段8m。

8/3 6:16

h）岩の色が作り物みたい。どこかのテーマパークとかにありそう。

8/3 6:18

h）朝からマントリング課題かぁ…とボヤくh。

8/3 6:24

h）第3堰堤

8/3 6:32

h）お、稜線がみえた。

8/3 6:33

h）ゴーロを登る

8/3 6:54

h）分岐。水はこの辺で無くなる。左へ。

8/3 7:17

h）こちらは右へ。

8/3 7:33

h）振り返ると奈良俣ダムと谷川岳方面。

8/3 7:40

h）モウセンゴケ発見。

8/3 8:23

h）基本ハイマツ帯を避けて沢型をのぼって行く。一回ルートミスしたが「戻りましょう」の相方bさんの冷静な一言で無事復帰。ありがとうございます、助かりました。

8/3 8:51

h）笠ヶ岳をバックにツメ最終盤。

8/3 9:05

h）低いハイマツの斜面を乗越すと、小至仏山山頂の約100m手前付近の登山道に飛び出た。

8/3 9:13

h）小至仏山ピーク。

8/3 9:15

h）尾瀬ヶ原と燧ヶ岳が見える。

8/3 10:51

h）登山道を降り鳩待峠へ。

8/3 10:53

h）鳩待峠はリニューアル。星野リゾートだそう。
この施設のお買い物はキャッシュレス。だけど併設されているバスチケットはキャッシュのみ。……うーん

8/3 10:56

h）でも花豆ソフトの誘惑には勝てず。
お疲れ様でした！

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

TG-7 OM Digital Solutions

装備

個人装備

フェルトソール

共同装備

30mロープ（使用せず） ピトン・カム類（使用せず）

感想

hirosio

楢俣川ヘイズル沢。「関東の赤木沢」とも呼ばれる、楢俣川支流イチの美渓。
まぁ赤木沢に行った事ないので関東の赤木沢というワードにピンときてないのですが（笑

さておき、一年ぶりの泊まり沢に行って参りました。久々の重荷を背負っての移動はなかなかに応えましたが…
入渓後すぐのグリーンの水の色、綺麗な色をした岩肌が作り出すスケールの大きな景観、そして詰めた後に見える至仏～尾瀬ヶ原～燧ヶ岳の素晴らしい眺め、振り返ると歩いてきた奈良俣ダムから続く谷筋。感動。いやぁ来れて良かったぁ。

bさん2日間ありがとうございました！また次回も宜しくお願いします！